痛いです
今日のソウルは、寒いのを通り越して、ほっぺとか、耳とか、出てるところが痛いんです。
私のダウンジャケットぉ~
早く海を渡ってくれ~~~
さてさて、今夜のコネクト は先週の続き、
お客様のわがままをなんでも聞いてくれる「ハイコリア 」さんにお世話になった
「レディオベリー K-ONECT×ハイコリア わがままツアー ~公州&扶余の旅~」
後編を放送させて頂きました
今週もコネクトの作家をつとめてくださっている、
栃木県出身の文筆家、写真家の泉美咲月さん の写真で
ブログを綴らせて頂きます
公州にあるJYJのジェジュンの実家を丸ごと堪能しきった私は、
その後に行く泉美さんのリクエスト「百済文化に触れまくる扶余の旅」は、
正直、どうでもいいと思っていました
と、ところが
扶余ってすごくすごく、いいところだったんです
ジェジュンの実家を出て、私たちが向かったのは、扶余の百済文化団地。
歴史跡が慶州に色濃く残る新羅とは違って、
その文化が破壊され尽くした百済では、文化財はほとんど残っていません。
だからこそ、100万坪の広大な敷地に6100億ウォンと、12年の歳月をかけて、
この歴史テーマパークが作られたのです。
おお~!百済の都じゃ~!!
タイムマシンに乗って来ちゃった~!
そんな錯覚を覚えるほど、映画のセットのような素晴らしい建物は、
悠久の時を感じさせてくれます。
百済時代の王宮や古墳、貴族の邸宅、庶民の家など、
百済が繁栄していた時代の都を再現しています
百済文化団地の天政殿前 MBCドラマ「ケベク」の収録中です
そして、ここで、なんとなんと11月末まで韓国で放送されていた
「ケベック」というドラマの撮影が行われていたのです
王宮で一人物思いにふける王様、ウィジャ王役のチョジェヒョンさん。
王冠を冠り、キンキラの衣装に身を包んだ姿はどこから見ても百済の王様。
すごくかっこよかったです
そして、一旦「カット」の声が轟くやいなや、
下を向いて、すかさず、何かを熟読されている様子…
さすが、スターは常に台本を読んで役作りに励むものなのね、と感心していたら…
なんと、台本ではなく、携帯
誰からのメールなんでしょうねぇ~ふふ
時代劇の衣装と携帯電話がそぐわなくて、なんか面白かったです
そのあと、国立扶余博物館に行き、「百済金銅大香炉」を見ました。
ガラスケースの中におさめられていた華やかな大香炉は、
何百年も前からずっとこの日を待っていたかのような、
深い輝きがありました
そして、白馬江という川を遊覧船で下ったんですよ~。
ハイコリアのホン社長の解説を聞きながら、
静かにゆったりと流れる川を下っていると、
百済の歴史の悲しい場面が目に浮かぶようでした。
特に落花岩という岩を仰ぐ事ができるのですが、
百済が新羅に攻められ、滅びる日、
百済の女官3000人がこの岩から白馬江にみを投げたと言われているんです。
3000人がチマを頭にかぶり、次々に川に落ちる様子はまるで花のようだったと…
だから、落花岩…切ない歴史です。
白馬江の美しい夕日
遠い昔に思いを馳せながら、船の上から見た扶余の夕陽。
大河に沈み行くまん丸の真っ赤な夕陽
百済の人たちは、どんな思いでこの夕陽を眺めたのでしょうか。
扶余への旅は、私に歴史心を植え付けてくれました。
しっかり、歴史を勉強して、またこの地を訪れよう
沈む夕陽に誓いました。
しか~し
凛々しかった()のもその場限り。
その誓いも、グ~っとなるお腹の虫には勝てませんでした
夕陽の写真を撮っている泉美さんの隣で「お腹すいた~」と大騒ぎ!
で、私たちの最後のわがまま「おいしい名物料理が食べたい!」を
叶えてくれたハイコリア。
名物・蓮の葉ご飯
連れて行ってくれたのは、「百済の家」というレストランです。
蓮の葉に包まれ蒸したご飯がおいしいとおいしいこと…
そして、栗のマッコリも絶品!
香りがいいんです。
かくして、扶余の名物を肴にいい感じに出来上がった
酔っぱらいどもを乗せた車は一路ソウルへ!
この日の旅のいい夢を見ているうちに到着です。
本当にごめんなさい!
運転して下さったハイコリアのソンさん!!
最後の最後まで「わがままツアー」をサポートして下さいました。
ハイコリアさん、本当にありがとうございました。
宮南池のブランコで童心に戻った一瞬。まぁ、いつも童心だけどさ
みなさんも、韓国にいらして、時間があったらソウルだけではなく
いろんな地方にも足を伸ばしてみて下さいね。
新しい自分とも出逢えるかもしれません。
この、レディオベリー K-ONECT×ハイコリア わがままツアー
~公州&扶余の旅~の模様は、
ハイコリアのホームページでもご覧頂けます。
泉美さんの文と写真でお楽しみ下さい~。
本当に素敵な写真盛りだくさんです^^