新訳百人一首 第四十三首 逢見ての | 真実の探求

真実の探求

特技はヒーリングとパワースポットの探知。

言霊やヒーリング、健康、パワースポット等、そのときそのときに気になったことを書いています^ ^


逢見ての

後の心に

くらぶれば

昔は物を

思はざりけり


権中納言敦忠

◯一般的な解釈

一夜を過ごした後の恋しい心に比べたら、
以前は何も思っていなかったのと同じであったなあ。


・逢見 あひみ

一夜を過ごす、逢瀬を遂げる、契りを結ぶこと。


・のちの心

逢瀬の後で相手を思う気持ち。


・昔

逢瀬を遂げる以前を指す。


・ものを思はざりけり

ものを思うは恋ゆえにもの思いをすること。

逢瀬の後につのる恋しさや切なさにくらべると、逢瀬の前は何も思ってなかったのと同じようなものであった。

けりは今初めてきづいたの意。


◯山口志道の解釈

恋しきと思う人に逢わざる前には、逢って欲しいと思う心の切なるに、今またようようと逢って見れば、逢わぬ昔よりいやまして、恋しくて、今の心にくらべて見れば、逢わぬ昔の恋しさはものの数にはあらぬ。
逢ってみたら、明けても暮れても、恋しさのやるかたなし。


◯一般的な解釈と志道の解釈の違い

ほぼ同じですねニコニコ


◎「拾遺抄」に
この歌は初めて夜を共にした女性に送った歌と書いてあるそうです。

ああ、なんとなく敦忠の気持ちがわかるかもおねがい

男って一度やっちゃうとこの女性はもう俺の女って思っちゃうことがあるみたいですね。

僕?

さあどうでしょう口笛


◯権中納言敦忠 ごんちゅうなごんあつただ

906〜943
藤原敦忠。
左大臣時平の子。
三十六歌仙の一人。
右近をふった人。





この百人一首シリーズでは江戸時代の国学者、山口志道著「百首正解」を現代人にもわかるようまとめています。

山口志道は言霊や神代学に精通しており、ひふみ神示の岡本天明や合気道開祖の植芝盛平、大本の出口王仁三郎らに多大な影響を与えています。



鷹屋敷洋史



参考図書

・「百首正解」山口志道  


・「言霊秘書 山口志道言霊霊学全集」八幡書店


・「原色小倉百人一首」文英堂

     鈴木日出男 山口慎一 依田泰 共著 


・「ちはやと覚える百人一首」講談社

     漫画 末次由紀   あんの秀子


・「千年後の百人一首」リトルモア

     清川あさみ+最果タヒ