新訳百人一首 第二十七首 みかの原 | 真実の探求

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みかの原

わきて流るる

泉川

いつ見きとてか

恋しかるらむ


中納言兼輔



◯一般的な解釈

みかの原を分けて湧きて流れる泉川の流名のように
いつ見たということで
こんなに恋しいのだろう。


・みかの原

京都府木津川市を流れる木津川の北側一帯。



・わきて流るる

わきは「分き」と「湧き」の掛詞。


・泉川

現在の木津川。

「泉(イヅミ)」と「いつ見」の二つの意味をもつ。


・いつ見きとてか

この語にはいくつかの解釈があります。

①まだ一度も逢ったことがない。

②逢瀬を遂げた後に逢えないでいる。

③逢ったけれどもまた逢いたい。



◯山口志道の解釈

みかの原より
涌きて流れる泉川。
この川の名のように
まだ一度も見たことがないあなたを何時(イツ)見ることができるのだろう。
そんなあなたに恋をするのは何故だろう。


・わきて

水が涌き出ると胸が涌きかへるに掛けている。


・泉川

泉(イヅミ)とは出水(イヅミ)

何日(イツ)に掛けている。



◯一般的な解釈と志道の解釈の違い


あー難しかった爆笑

江戸時代に志道が書いた文章がなかなか理解できませんでした。

何度も何度も読み返し。

少しずつ少しずつ理解できてきました。


志道の解釈を自分なりに理解すると、この歌はまだ一度も逢ったことの無い異性に対する恋心を歌った歌であると思われます。


この解釈は一般的な解釈の①と同じということですねニコニコ




◯中納言兼輔 877〜933


ちゅうなごんかねすけ。

藤原兼輔。

三十六歌仙の一人。

紫式部の曽祖父。




この百人一首シリーズでは江戸時代の国学者、山口志道著「百首正解」を現代人にもわかるようまとめています。

山口志道は言霊や神代学に精通しており、ひふみ神示の岡本天明や合気道開祖の植芝盛平、大本の出口王仁三郎らに多大な影響を与えています。



鷹屋敷洋史



参考図書

・「百首正解」山口志道  


・「原色小倉百人一首」文英堂

     鈴木日出男 山口慎一 依田泰 共著 


・「ちはやと覚える百人一首」講談社

     漫画 末次由紀   あんの秀子


・「千年後の百人一首」リトルモア

     清川あさみ+最果タヒ