●呪いの行方(ゆくえ)。
これはある女子高生からの電話相談でした。
彼女は陸上部の選手でしたが、
クラブには一人、A子という有力なライバルがいました。
いくら頑張っても、いつもA子が彼女よりも早かったので、
いつも学校の代表はA子でした。
そんなある日、彼女が密かに憧れていたコーチとA子が街中で、
とても親しく話しているのを目撃したのでした。
その光景を見てしまった彼女は、頭に血が上ってしまったと言います。
陸上も彼氏も、何もかも自分を上回るA子が許せないと思ったそうです。
家に帰ると、先月陸上の大会でA子と一緒に撮った写真を取り出すと、
A子の部分だけを切り離し、それを壁に貼り、
買ってきた五寸釘を、写真のA子の右足の部分に打ち付けました。
A子の足が少しでも怪我でもすれば、コーチの心も離れるかもしれない。
と思ったそうです。
ここで問題です。
その結果、どうなったと思いますか?
少し考えてから、先をお読みください。
彼女は五寸釘を、A子の写真の右足の部分に打ち付けました。
その結果は、意外なものでした。
翌日学校に行ってみても、A子の身には、何も起こらなかったのです。
しかし、その日家に帰ると、
彼女の大好きな母親が、買い物から帰って来たのですが、
右足を引きづっています。
どうしたのか?と理由を聞くと、
自転車で転倒して、右足を怪我したと言います。
そうです。彼女がかけた呪いが戻って来たのです。
そして、その呪いは、大好きなお母さんに戻って来てしまったのでした。
彼女も右足と聞いて、それが分かったのでしょう。
結局、呪いをかけて困ったのは、彼女自身でした。
当分の間、お母さんの代わりに買い物に行くはめになったそうです。
どうしたらいいですか? と電話相談を受けました。
まず、私が彼女に言ったのは、
呪いというものは、
■面白半分にやると、自分もしくは、自分の大切な人にその呪いが返って来る。
■あと、自分も悪い部分があった。という場合も自分もしくは、自分の大切な人にその呪いが返って来やすい。
あなたの場合、100%あなたが悪いので、当然自分もしくは、自分の大切な人にその呪いが返って来る。という事で、あなたのお母さんに帰ってきたのですよ。
これからどうしたらいいかと言うと、
まず、
① ■当然ですが、呪いを止める。
② ■呪いをかけた相手に謝る。(直接じゃなくてもいいから)
③ ■もうしないと反省して、自分が悪かったと心から反省すれば、
徐々にお母さんは良くなりますよ。と言いました。
END