●食べ物に取りつかれた女。

 

 

 

アメリカの霊能者の家に近所に住む主婦の方が相談に来た事があります。

 

近所の親しい人の相談は、無料で行っていました。

 

その主婦の方は、最近とても困っている事があると言います。

 

それは、どうしてもメキシコに行きたい。

という願望が込み上げて来て困っているというのです。

 

もちろん、家族は夫も子供も大反対です。

 

なぜなら、メキシコに行きたいというのも、どこかの遺跡を見たいとか、

どこかの美術館を巡りたいとか、誰かに会いに行くという目的ではなく、

 

ただメキシコのタコスが食べたいというだけの理由なのだ。

 

アメリカにもタコスは沢山あるのだが、彼女が食べたいのは、

 

メキシコ中央付近にあるハリスコ州にあるCarne Asada Tacosいうタコスだという。

 

ハリスコ州の地図

 

彼女自身も、なぜそのタコスを食べたいのか分からないという。

 

今までメキシコに行った事も無く、ましてやそのタコスを食べた事も無いのである。

 

ただ、無性にCarne Asada Tacosを食べたい。

 

それだけの為にメキシコに行きたいというのだ。

 

ちなみに、Carne Asada Tacosとは、焼いた牛肉とトルティーヤ。玉ねぎのみじん切りや刻んだ香菜、オプションとしてアボカドを入れるとまろやかさが加わって美味しいという。

Carne Asada Tacos メキシコ料理

 

困った事に、彼女のメキシコに行きたいという気持ちはすごく、

働いてる時でも、Carne Asada Tacosを食べたいという気持ちが沸き上がって来て、

仕事も手に着かず、気が狂いそうになる時もあるという。

 

 

 

 

さっそく霊能者による霊視が始まった。

 

すると、霊能者の方が彼女に、

 

「貴方を見ていると、貴方の後ろに、

 長い白髪の口ひげをはやした老人が見えるんだけど、

 多分、メキシコ人だけど、見覚えある?

 

「はい、多分それは、マヌエル (Manuel)さんだと思うわ。」と奥さん。

 

 

「そう、

 そのお爺さんが、貴方を頼っているのね。」

 

 

 

彼女がそのメキシコ人の老人と知り合ったのは、

 

Outreach volunteer(アウトリーチボランティア)

というボランティア活動をしている時だという。

 

Outreach volunteer とは、主に路上生活者などを支援する団体で、

マヌエルさんというメキシコ人老人とは2年も世話をしてあげたという。

 

ただ、去年病気亡くなった。

マヌエルさんは、メキシコから来た不法移民だったという。

故郷は、メキシコのハリスコ州だったが、

余りの貧しさにアメリカに不法入国したのだった。

 

今であれば、メキシコとアメリカの国境はトランプさんによって、だいぶ不法入国しにくくなっているが、私が居た頃は、ほぼザル状態だった。

 

ある程度お金を払えば、パスポートが無くても

地下通路を通ってアメリカに入国できた。

 

 

霊能者の方いわく、

マヌエルさんは、亡くなる直前まで、またメキシコに行きたい。

メキシコに行って昔食べていた大好きなメキシコのタコスを食べたい。

と願いながら、亡くなったという。

 

その思いが、ボランティアの彼女に乗り移ったのだと言う。

 

 

 

 

霊能者の方は彼女に、

 

「メキシコに行くのは大変ね。

 Carne Asada Tacosの作り方を調べて、2つ作ってみてください。

 1つは貴方が食べて、もう1つは、どこかテーブルの端に置き、

 マヌエルさん、どうかこれを食べたら、光の方に歩いて行ってね。と何回か言ってください。」とアドバイスしていた。

 

 

 

こういう事は、日本でも起きる事があるかもしれない。

 

例えば、

■どうしても札幌ラーメンが食べたい。と、

それだけの為に飛行機に乗って食べに行ったとか。

■すぐにでも韓国に行きたい。サムギョプサルを食べる為だけでいいから行きたい。

 

そんな時、もしかしたら、

誰かに頼られているのかもしれませんよ。

 

END