●ホクロと長生きな体。



いきなり問題です。


ホクロが多い人と、ホクロが無い人。

どちらが長生きな体を持つと思いますか?


①■ホクロが多い人。
②■ホクロが無い人。




少し考えてみてから、先をお読みください












































ある時、電話相談で、こんな相談をした人がいました。

「わたし、ホクロが多いのが悩みなんです。

 化粧してもなかなか消せないし、ホクロが無い人が羨ましいです。」




その時、私が彼女に言ったのは、

 
ホクロが多い人と、ホクロが無い人。

どちらが長生きな体を持つかと言うと、

①■ホクロが多い人。なんですよ。

ホクロ(母斑)が多い人は「細胞の老化の指標であるテロメアが長い傾向がある」

 

とする研究報告があり、それをもって

 

長生きと関連する可能性」があると指摘されています。


研究結果では、ホクロが多い人ほどテロメアが長い傾向が観察され、

 

テロメアの長さは細胞の老化速度や一部の加齢関連指標と関連するとされます。

テロメアとは染色体の末端にある「保護キャップ」のような短いDNA配列で、

 

テロメアが長いほど細胞分裂の余力が残りやすく、

 

短いほど細胞の老化や機能低下と関係しやすいと考えられています。

テロメアは靴ひもの先端についた「プラスチックのキャップ」のようなものです。

 

このキャップがあることで靴ひも(=染色体や遺伝情報)が擦り切れずに済みます。

細胞が分裂するたびにこのキャップは少しずつ短くなっていき、

 

ある程度短くなるとその細胞はもう分裂できなくなったり機能が落ちたりします。

細胞分裂の回数に余裕があるため、細胞の若々しさや修復能力が保たれやすいという事になります。

また、テロメアが長いと細胞の老化が遅く、骨密度が高い傾向があるとも言われています。

つまり、ホクロが多い人は、細胞の若々しさを保ちやすく

長生きに通じるという訳です。







ただし、これは、ホクロが多い人は単に長生きしやすい体を授かったという事で、

その後、不摂生や薬物、事故や怪我や病気などで命を縮めてしまっては、

 

宝の持ち腐れで意味がありませんよ。

また、ホクロ(母斑)が多い人は、紫外線によって新しいホクロが増えたりします。

なぜなら、紫外線は細胞に刺激を与えて増殖シグナルを活性化するため、

既存の母斑細胞が大きくなったり新しい母斑が形成されやすくなる訳です。


つまり、ホクロが多い体質は紫外線や皮膚の変化に敏感で、

悪性黒色腫など皮膚がんリスクが高まる場合があるので、観察が必要という事。

だから、ホクロが無い人が日中紫外線をガンガン浴びてるからといっても、

 

ホクロが多い人は、ちゃんと傘をさしたりなどの紫外線対策(日焼け止め・帽子など)が奨励されます。






ホクロが無いからと言って、短い命という意味ではありません。

食事や生活習慣によって、ホクロが多い人よりも長生きだったりしますし、

ホクロがガンに変化する事も無いわけです。

 

 

もし、貴方の周りにもホクロが多くて悩んでいる方がいたら、

 

そんな風に元気づけてあげてね。


END


参考:画像は、

健康長寿の鍵はテロメア|福岡市天神の産婦人科|野崎ウイメンズクリニックより
nozakiwomens.com