●亡きお祖父さんが残したお宝の価値


これは、霊能者の宜保愛子さんが本を出版された時、

出版社経由で手紙による霊視相談を受けた時の話です。

相談内容は、概ねこんなものでした。




拝啓、宜保愛子先生、

私の父が経営する
会社が今、倒産の危機に面しています。

会社は、
お祖父さんが一代で築いたもので、お祖父さんの死後、

父が社長となったのですが、最初の1年は順調だったものの、

2年目から、当て逃げの交通事故や、信頼していた社員が持ち逃げ・詐欺など

どう考えても不思議な偶然などが重なって、負債ばかりが増え続けて、

借金の担保で
家も失ってしまいました。

これからも私達家族に不幸な事が起きるのではと、不安でしかたありません。

どんな事が考えられるか、どうか教えてください。





この相談に対しての、

宜保愛子さんの霊視結果は、こういうものでした。


「貴方ね、

 御祖父さんが亡くなられた後、

 御祖父さんが大切に集めていた趣味の壺を全部処分したでしょ?」


「はい。

 祖父の死後、遺品整理した時、

 母が無駄に邪魔だからと、お祖父ちゃんの壺を全部売ってしまいました。

 


ちなみに、200万円くらいにはなったと言う。


それを聞いた宜保愛子さんは、

「そう、

 でも、それが原因ね。」


実は、それらの壺は、お祖父さんが苦労して今の会社を築くまで、

唯一楽しみにして1つ1つ手に入れ、毎日眺めていた壺たちだったという。




宜保愛子さんいわく、

生きている人間ほどではないが、

亡くなった人にも、多少の物欲は残っていると言う。

亡くなった霊の性格にもよるが、生前、自分が大切にしていた物を、

勝手に処分されると、怒って、

そんなに俺の物を処分したいのなら、勝手にしろ!

その代わり、俺が残したものも全部お前らにはやらん!

という霊障が起きる事があると言う。

つまり、今回の場合で言うと、

勝手に総額200万の壺を処分されたので、

その代わり、お祖父ちゃんが建てた家も取り上げ、

お祖父ちゃんが築いた会社も取り上げられる事になる
と、

宜保さんは言う。


つまり、お祖父ちゃんが残した壺の価値は、200万円ではなく、

お祖父ちゃんが建てた家もお祖父ちゃんが築いた会社も含まれる価値だった
のだ。



それを防ぐには、

①■まず壺を売る1週間前から、仏壇などで、

「〇〇という理由で、壺を売りたいのですが、お許しください。」とお願いして、

②■お祖父ちゃんが一番大切にしていた壺など2つ位は残してあげる。

③■もしくは、美術館などに寄付して、

「今、お祖父ちゃんの壺は、〇〇美術館にありますよ。」と言ってあげる。



そして、今回の様に、

全て売ってしまった場合、

①■まず、仏壇などに生前お祖父ちゃんが好きだった物を供えて、

②■とにかく、家族全員でお祖父ちゃんに謝る事。(少なくとも1年)

③■出来れば、1つでも2つでも買い戻す。

④■買い戻せなければ、その写真が残っていれば、仏壇に飾る。


それをやらないと、間違いなく会社も無くす事になるだろうという。


END