●ぽっこりお腹の原因。新発見。


先日、名古屋大学大学院の小田裕昭准教授らの研究が

イギリスの科学雑誌に掲載されました。

その研究とは、

今まで、ぽっこりお腹の原因は、

食べすぎとか、油のとり過ぎと考えられていましたが、

新しい研究によると、ぽっこりお腹の原因が、

朝食抜きなどによる

 

体内時計の乱れに原因があるという事が分かったと言う。


また、よく体内時計を正常にするには、

 

太陽の光を浴びると良いと言われていましたが、

朝日を浴びてリセットされるのは脳の時計であって、

首から下の時計は食事によって初めてリセットされるので、

やはり朝食を食べないと脳が起きても、体が起きていないという状況になるそうです


そして、体内時計の乱れが、

脂肪をどんどん蓄積させ、ぽっこりお腹の原因になる
そうです。



では、朝食はどのように取ればいいかと言うと、

よく急いでいる人が、朝食として、

 

コーヒー一杯とか、牛乳一杯で済ましている人もいますが、

それではダメで、はやり朝食として体内時計をリセットする意味合いでは

炭水化物(ごはん・パン・イモ・シリアル)をとる必要があるといいます。

ご飯やパンなどに多く含まれる糖質がインスリンを上昇させるとともに、

体内時計のリセットをしてくれます。

ちなみに、「朝食を食べない生活」に加え、

 

「あまり動かない生活」を送り続けると、

よりぽっこりお腹の原因になるといいます。




また夜9時以降の夜食は、体内時計を狂わせる要因となるのでよくない。

実は、人間の体は、夜の9時以降になると休息モードに切り替わり、

エネルギー源である脂肪を蓄えようとします。

そのため、深夜の食事で糖質を摂りすぎるのは、

内臓脂肪がつく
最も大きな原因になってしまうそうです。


他にも体内時計を狂わせる要因としては、

夜更かし夜勤
■長時間のスマートフォンやパソコンの使用によるブルーライトの影響、
 寝る2時間以上前からはスマートフォンなどの画面を見ないように
■長距離移動や、海外旅行などのでの時差ぼけ
寝る前の飲酒やタバコ


があります。






ここまで、体内時計の狂いは、ぽっこりお腹の原因になるといいましたが、

他にも、体内時計の狂いによって、引き起こされるものには、

■高血圧
■糖尿病
■脂質異常症
■脂肪肝
自律神経失調症
■睡眠障害
うつ病
■集中力や意欲の低下、
肌荒れ


があるそうです。


ちなみに、体内時計を正常に戻すのに有効な方法は、

■寝る2時間前までに食事を済ませる。
■忙しくてもシャワーではなく、湯船に遣ってから寝る。
 (40度〜41度くらいの少し温めのお湯にゆっくりと入るのがお勧め)
■朝起きたらコップ1杯の水を飲む(白湯ならなお良い)
■平日も休日もなるべく同じ時間に寝起きする。
■コロラド・ボーダー大学の研究(cell.com)によれば、
 週末1日だけでも屋外キャンプで寝起きすると、
 体内時計のひずみの69%は元の通りに改善するといいます。



なので、皆さん、2つの事から始めましょう。

①■朝食は必ず食べる。

  炭水化物(ごはん・パン・イモ・シリアル)

②■夜9時以降は夜食は食べない。


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参考:画像は、https://www.cmmedia.com.tw/home/articles/20283