●占い師のちっと変わった仕事を紹介しましょう。



占い師の仕事をしていると、色々な場面に出くわします。

例えば、皆さんは、競売物件というのを聞いた事があるでしょう。

競売物件とは、税金が払えなくなり、家や土地・車などを本人に代わり、

裁判所が売りに出す物件の事です。

例えば、現在、

千葉県で売りに出されている競売物件を見ますと、こんな家があります。

千葉県船橋市にある一戸建ての住宅ですね。

1185万円からの入札で、(土地と建物)

入札するには保証金237万円が必要という物件です。

保証金は、落札後に1185万円の一部になりますが、

落札したのに、やっぱりいらない。という場合は

 

保証金が没収となって戻ってきません。




じゃあ、占い師の仕事は、どんなものかと言うと、

依頼主の方からは、こういう依頼が来ます。

今千葉の裁判所から競売物件として出ている

千葉地方裁判所本庁 令和06年(ケ)第212号」の一軒家を診て欲しい。

という依頼です。

つまり、占い師から診てこの家は買った方が良いのか、

悪いのかを入札する前に鑑定して欲しい
という依頼です。


そんな依頼を受けると、まずネットでその物件を調べます。

https://www.bit.courts.go.jp/app/area/pk001/h01

上の場合は、関東をクリック、千葉県をクリックして、船橋市をクリック、

そして、「千葉地方裁判所本庁 令和06年(ケ)第212号」をクリックして、

3点セットをダウンロードして詳しい情報を見る訳です。







今は、この様にネットで情報を入手して診ますが、

 

昔は裁判所まで出向いて調べたものです。

基本は、ネットで競売物件の写真、間取り、見取り図、

 

グーグルマップでの周辺の環境。


などを総合的に判断して、依頼主に注意事項があれば言うし、

 

欠点があれば指摘します。


上で紹介した競売物件は、まだ空き家なので良いですが、

中には、まだ人が住んでいるのに競売に出される家もあります。

その場合、落札した人が住人を追い出すか、

 

家賃を払わさないといけないので、大変です。

最悪な場合は、ヤクザがその家を占有している場合がありました。

 

ヤクザが立ち退き料を請求してきたのです。

また、写真を見る限り、家の中には、特に何もありませんが、

家具などがある場合、落札した人が勝手にその家具を始末すると、

前の持ち主に、訴えられることがあるので、契約書をよく見ないといけません。


その点、土地だけとか、車などの物品は楽です。



では、私の判定は、どうだったかと言うと、



上の住宅は、

①■2階のトイレがキッチンの真上にある事。
②■玄関を入って目の前に階段がある事。
③■2階の洋室Aが増築されたものである事。

を主な理由として、嫌な予感がしたので、

 

相談者の方には、購入反対を言いました。


END