●神様仏様は、いるかもしれん の続編。
前回の●神様仏様は、いるかもしれん がとても好評だったので、
続きを書きます。
前回の●神様仏様は、いるかもしれん をまだ見ていないという方は、
続編を見る前に、
前回を必ずお読みください。
●神様仏様は、いるかもしれん
https://ameblo.jp/hirosu/entry-12445591076.html
前回を読みましたら、先をお読みください
その後、三木大雲さんは、
2005年、京都の光照山蓮久寺の第38代住職に就任ました。

第38代住職に就任と聞くと、聞こえは良いが、
実際は、とんでもない寺だった。
なんと廃寺が決まっていたお寺だったのである。
廃寺が決まっていたので、寺を支える檀家さまは、もうほとんどいない。
創建から360年も経っていて、雨漏りはする、壁は壊れ、
震度3の地震が来たら、住んでいても危ない建物に見えた。
そんなボロボロの寺だったので、
誰もそんな寺を引き継ごうとなど思わず、廃寺が決まったのである。

しかし、そんなボロ寺を「蓮久寺は私が一からやります」と、
入らせていただいたのが、三木大雲さんだった。
あんな廃寺の住職になるなんて、
バカなアホ和尚!だと陰口を言う人もいた。
実際、住職になったのはいいが、檀家はほとんどいなく、
そんなボロ寺を訪れる人もいなかった。
人が来なければ、お賽銭もお布施も無い。
じり貧で、やはり廃寺は100%避けられない。
そして三木大雲さんは、ただ一人、寂しく掃除をする毎日。
まだ無名の三木和尚を訪ねて来る人も皆無だった。
そんな時、三木さんはある事に気が付きます。
そうだ!
寺に人が来ないなら、坊さん自ら外に出向いて行けばいいんじゃないか!
しかし、事はそう甘くは無かった。
色々な団体や会社に出向いて、説教を聞きに来てくれないかとお願いしても、
相手にしてくれなかった。
それでも寺の仕事が終わってからウロウロとあてもなく街を歩いたという。
そんな時、ふとある公園を見ると、若い人が集まっているのを目にした。
ふと見ると、なんと背中に「天上天下唯我独尊」と書いてあるではないか。
それも刺繍で。

「天上天下唯我独尊」というのは、お釈迦様がお生まれになって
一番最初に発した言葉なのです。
それは、お釈迦様からの呼び寄せだったのでしょうか。
三木さんは、何も考えずに、その若い集まりの集団に近づいて行きました。
しかし、彼らは暴走族の集まりだったのです。
そんな彼らに「ちょっと仏教の話聞いてくれへんかな。」と言うと、
案の定、「うるさい!!」と言われてしまいました。

とっさに三木さんは、
「お坊さんが怪談話をするんやけど聞かへん?」と言ってしまいました。
すると、
「え! お坊さんがしてくれるんなら聞く聞く!」と言って、
たくさん友達を連れてきてくれたのです。
そこで私が怪談をするようになったのが、後の怪談説法になっていった原点でした。
怪談だったからこそ、若者たちは話を聞いてくれたのかもしれませんね。
みんな怖がっていました。
怖いがゆえに、悪いことをやめようという。
「バチが当たるよ、祟りがあるよ」というようなことを言うと、
若者たちは「あ、そうか僕が今苦しんでいるのは
過去にこんな悪いことをしたからかもしれん」みたいな。
他にも「言葉を綺麗に使いなさい」ということも言いました。
「そうしないと怨霊が来るかもしれん」というような。
まぁ、脅しというとおかしいですけど、そういった方向で彼らを導いた感じです。
説法は聞いてくれないけど、怪談説法をすると聞いてくれる。
それが今のライフワークになっています。と三木住職は語る。
今では、三木さんは怪談和尚と呼ばれている。
ただ、人は集まるようにはなりましたが、
寺の問題は、引き続き問題だらけでした。
何しろ、ボロ寺ですから、トイレは100年位前のもので、男女兼用。
せっかく寺に来てくれた人もトイレを見ると、もう来なくなってしまうありさま。
また、寺には駐車場も無く、遠方から来られる人には不自由な立地でした。
頑張ってみましたけど、やっぱり廃寺にするしかないんでしょうかね。仏様。
そんなある日の事でした。
三木さんは夢を見たと言います。
「おーい、大雲(だいうん)。俺や。バラや。バラ買うてこい」
夢に大黒様が出てきて関西弁で
「バラを欲しい、バラを」って言ったんです。
「バラってなんやろう? 」
周囲の人と相談し、『バラ肉』もしくは『薔薇』ではないかとなり、
大黒様は関西弁だったので、『それは絶対お肉や!』となったんです。
それで精肉屋さんに行って「バラ肉200gください」ってお願いしました。
すると、三木住職がバラ肉を買いに出かけた「スーパーマツモト」の
精肉売場の従業員が、首をかしげてこう返した。
「住職、正月早々お肉ですか?」と言われて、
「いや、私じゃなくて神様が」と話したら、
「それ花じゃないです?」って言われたんですよ。
「あ、薔薇(バラ)?」
夢に出てきたのが本当にベタな関西弁の大黒さんだったので、
「花だったらイントネーションが違うと思う」という話をしていたんです。
「でも大黒様が言うのなら、宝くじのことちゃいますか?」と店員。
不思議な偶然ですが、ちょうどその頃、
その精肉屋さんの向かいに宝くじ屋さんができたところだったので、
その肉屋の店員さんが
「そこに宝くじ屋さんが出来たばかりやから
あそこ行って宝くじのバラ買ったら当たるんちゃいます?」
って言われたんです。
そう言われて、三木住職は導かれるように、宝くじ売場へと向かった。
ただ、宝くじと言っても、ナンバーズとか沢山種類があって、
普通、どれを買ったらいいか分からない。
しかし、三木住職は迷う事はなかった。
なぜなら、
宝くじ屋さんに行くと大黒様(七福神)の絵柄の宝くじがあったのだ。
きっとこれに違いない。
「このバラをください」
こうして、初めて宝くじを買う三木住職は、
七福神のイラスト入りの「初夢宝くじ」を選んだ。
バラを10枚購入して、車のダッシュボードへ入れた。
普段、宝くじなど買わないので、すっかり忘れていました。
すると3か月過ぎた頃でした。
また、大黒さんが夢に出てきて、
「大雲、 “お金の実” を早く取りに行かんと腐るぞ!」と言うんです。
何の話かなと思ったら、
「あ、そうか宝くじ買ってる」と思い出して換金しに行ったんです。
そうしたら窓口の受付の方が手を震わせながら
「15000……」って。
見たら1500万円。「1500万円当たってる」って思ったら、
ゼロの数が違って“1億5000万円当たっていた”という。
初めて買ったたった10枚で1億5000万円が当たるなんて、
奇跡を通り越して、ほぼ不可能だと言う。
下が実際に当選した宝くじ。

だからこれも神仏がこのお寺建て直すの協力してくださったんだと思いますね。
宝くじが当たると、車を買ったり、豪遊したり、自分の家を買うものですが、
三木さんは迷わず全額を寺の為に使いました。
まず家4軒分の土地を買って駐車場にしました。

あとは、トイレを男女別に分けて作り直したり、

最後に、
この話には後日談があるという。
大金が振り込まれた後、
一言、宝くじ売り場へ誘導してくれた精肉売場の従業員さんに、
お礼を言いに行ったという。
なにしろ、あの時、宝くじを買ったら当たるかも。と言ってくれなかったら、
肉だけ買って帰ったかもしれないのだから。
「実はあのときに買った宝くじが当たっていたんですよ。」
すると、精肉売場の従業員の方は、キョトンとして、
「え? 私、そんなことを言いましたっけ?」と語ったのだった。
END
参考:
写真は、みぬ☆のなんだかんだで楽しい日々だょ?ブログより
https://ameblo.jp/ruirui-0624/image-12747174656-15149629636.html
文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/47540
https://bunshun.jp/articles/-/47542
小谷温士さんのHP https://note.com/kotani99/n/nd6c5c78e0803
FLASH SmartFLASHより https://www.msn.com/ja-jp/feed?ocid=msedgntp&pc=LCTS
変形学生服・特攻服通販コーソの店長ブログよりhttps://www.k-koso.com/blog/sishuu/3360/

