●40歳を過ぎたら、食べた方が良い物。
40歳を過ぎたら、食べた方が良い物があると言う。
つまり、40を過ぎて、60・80と長生きしたい方へのお勧めの食べ物がある。
ここで問題です。
それは下の内、どれだと思いますか?
①■海藻類 ②■ナッツ類
③■チョコレート ④■チーズケーキ
⑤■ヨーグルト ⑥■りんご
⑦■お魚 ⑧■バナナ
1つお選びください。
少し考えてみてから、先をお読みください
まず、答えを知る前に、
なぜ、40歳を過ぎたらという年齢制限があるのかと言うと、
人間の体は、40歳を過ぎた頃から、
■動脈硬化、■心筋梗塞、
■脳梗塞、■がん、
■糖尿病、■肺炎、
■アトピー性皮膚炎、
■関節リウマチ、
■白内障■筋力の低下。
■シミ・シワなどの老化現象。
といった疾患のリスクが高まるのである。
ではなぜ、40歳を過ぎた頃から上の様な疾患のリスクが高まるかと言うと、
私たちが毎日吸っている酸素の2%は体の中で活性酸素となり、
ウイルスや細菌を撃退する役目もありますが、
正常な細胞や遺伝子まで攻撃してしまいます。
そして、その活性酸素が上の様々な疾患を起こすのですが、
実は、私たちの体の中では、その活性酸素の働きを抑える酵素を作り出しています。
たとえば、グルタチオンペルオキシダーゼ、カタラーゼやSODです。
しかし、40歳を過ぎると、それらの酵素を作り出す機能が急激に減少するのです。
体の中で活性酸素を抑える酵素が出来なくなると上の様な病気になってしまうので、
もうその活性酸素の働きを抑えるものを口から摂取するしか方法がありません。
では、何を食べれば、体の中で活性酸素を抑えるかと言うと、
それが、チョコレートだと言うのです。
もっと詳しく言うと、チョコレートの中のカカオ成分が良く、
チョコレートに含まれるポリフェノールが抗酸化作用を発揮し、
■血圧を低くし、
■心筋梗塞・がん・脳卒中・糖尿病の発生を抑制し、
長生きさせる効果があるのだといいます。
また、私たちの脳の重量は20代から徐々に減少していき認知機能も低下します。
例えば、60歳になると、20歳の時の脳よりも約5%軽くなります。
認知機能の低下が激しい人は、認知症になってしまうでしょう。
しかし、愛知学院大学と明治が行った研究によると、
チョコレートが脳由来神経栄養因子(BDNF)を増やすことが分かったのです。
脳由来神経栄養因子とは、脳内の海馬に多く存在するタンパク質で、
神経細胞をつくったり、再生したりする役割を持っています。
その大切な脳由来神経栄養因子が、
チョコレートのカカオポリフェノールを摂取する事で増えて、
シナプスの形成が促され、記憶力や認知機能の向上が期待出来るというのです。
つまり、チョコレートを食べる事が、認知症予防や改善が期待できるというのです。
そして、もう1つ。
チョコレートのカカオポリフェノールは、新陳代謝を高める効果も確認されていて、
顔の肌の老化は、お化粧や洗顔など外からのケアだけでは段々隠せなくなりますが、
チョコレートのカカオポリフェノールは、新陳代謝を高めるので、
内面から古い細胞を押し出し、代謝を高めるので、チョコレートを食べる事で、
若々しい顔の肌を保たせる事になります。
では、どのくらい食べれば良いのでしょうか?
研究所が推奨するのは、1日あたり22gだそうです。
22gと言っても分かりずらいでしょうから、
市販されている板チョコが約50gなので、半分といったところですね。
勿論、お好きなチョコレートでいいのですが、
ベストは糖分が少なめのチョコレートで、
カカオ含有率が60%以上が理想だそうです。
最後に、
皆さんは、世界一長生きした人をご存じでしょうか?
それは、フランスのジャンヌ・カルマンという女性です。
彼女は人類で最も長生きした人としてギネスブックに認定されました。
彼女は85歳からフェンシングを初め、100歳になるまで自転車に乗り、
亡くなったのは、122歳でした。
彼女が生前最も愛した食べ物が、チョコレートでした。
死ぬまでチョコレートを愛し、1週間に1kg食べたとも言われています。
また、あと少しで120歳だったアメリカ人女性、サラ・ナウスさんも
チョコレートが大好きで有名でした。
チョコレートの歴史はとても古く、
その起源をさかのぼると紀元前2000~1000年頃になり、
お菓子としてみなされるようになったのは最近のことです。
当時は、不老長寿の薬として皇帝に献上されていました。
夢の不老長寿の薬。
研究が進むにつれて、それもまんざらウソでは無いのかもしれません。
END
参考:Diamond online https://diamond.jp/articles/-/338753