●今年の夏場に注意が必要な寄生虫。
今日は何を書こうかと、ニュースを見て見ると、
今、アニサキスの被害が増えていると言う。
アニサキスとは、魚に寄生する寄生虫で、
アニサキスがいる刺身を食べた人が、
食後数時間後から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐を生じます。
アニサキス幼虫に対する効果的な治療薬はありません。
食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。
治療法に関しては、
胃アニサキス症では胃内視鏡検査で胃粘膜に穿入する虫体を摘出します。
場合によっては外科的処置が施されます。
例えば、芸人のNONSTYLE井上さんは、先月の5月、
アニサキスが小腸まで行ってしまい、3日間絶食しか方法が無く、
5日間も腹痛に悩まされたといいます。
それは、お腹の中から外側にクギが出て行く様な痛みだったと言います。
●腹痛で苦しんでいた5日間の話
https://ameblo.jp/inouenonstyle/entry-12853915087.html
他にも、
■2日前には、石川県七尾市藤橋町のスーパーどんたくアスティ店の海産ブースで
ヒラメの刺身買って食べた女性が、アニサキスの食中毒症状を訴え
県はこの店の魚介販売部門を営業停止処分としました。
■5月29日には、福井県の福井市保健所は同市内の飲食店で購入した
サバずしを食べた市内の30代が腹痛や吐き気を訴え、食中毒と断定。
胃から魚介類に寄生するアニサキスが見つかった。
市保健所は同店を営業停止処分とした。
また、アニサキスアレルギーに対しては、
アレルギーに関する対処療法を行いますが、アナフィラキシーの場合、
緊急に医療処置を行う必要があります。
サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、イカなどの魚介類の主に内臓表面に寄生しています。
マグロなどの大きな魚は安全という間違った噂もありますが、
マグロが食べる餌となる小魚にアニサキスがいた場合、
マグロにも生きたアニサキスが入り込みます。
アニサキスは内臓にいるので、釣った魚はすぐに内臓を取り除く事が基本ですが、
時間が経過すると内臓から筋肉に移動するので、釣った日の夜でも危ないです。
Hapyson公式チャンネル https://www.youtube.com/watch?v=_kgYRirSfBQ
基本、アニサキスを防ぐ方法は、調理をする時に、
①■60℃以上で1分加熱。もしくは、
②■-20℃で24時間以上冷凍する。になります。
そうは言っても、生で刺身や海鮮丼を食べたいですよね。
そんな貴方に私がお勧めするのは、
①■アニサキスは基本2cmと目で確認できる大きさなので、
お刺身など薄いものは、よく見てから食べる。
②■ブラックライトを使って、アニサキスを取り除く。
普通に見たら、どこにアニサキスがいるか分からない場合も、
ブラックライトで照らすと、アニサキスが白く現れます。
ブラックライトを当てると、
上の白く丸まっているのがアニサキス。
一見何もいない様だが、ブラックライトを当てると、
だだし、ブラックライトでも性能が悪いと見つからないので、
私がお勧めするのは、アマゾンで売られている下のブラックライトです。
このブラックライトがあれば外で海鮮丼や刺身を食べる前に調べれば安全ですね
③■スーパーで魚の切り身を買う時に、不自然な窪みや凹みが無いか見る。
例えば、下の様な切り身が売っているとします。
アニサキスが居るもしくは、居た切り身には、
下の様に不自然な窪みや凹みがありますから、注意です。
④■刺身や寿司を食べたくなったら、大手の回転すし店や高級すし店で食べる。
大手の回転すし店場合、
営業停止処分になったら全国的に大変な打撃になりますから、
アニサキスには充分に注意をはらっているからです。
皆さんも、特に今年夏はアニサキスが多いので注意してくださいね。
END
参考:Clean checker HPより https://www.cleanchecker.pro/?gad_source=2&gclid=Cj0KCQjwsaqzBhDdARIsAK2gqneKdGYqEAVrN3uCemmTzUlKaD3VxO4UiurpTMfFvwiLYlTSZ3weZ20aAh2UEALw_wcB