●家の中には、傷をつけたり落書きしてはいけない柱がある。


家を建てる時、

2階や屋根を支える為に、沢山の柱を立てます。

しかし、その多くの柱の中でも、1つだけ、

異例の柱があります。その柱は、

■家の中心になっている柱だったり、

■家の大切な部分に、やや大きい柱が使われていたり、

■土間と座敷の境目の中央に立つ太い柱だったり、

他の柱よりも太かったり、

 



■他の柱と色や形が違ったり、



■他の柱よりも立派な素材の柱が使われていたりします。



それが、大黒柱です。

大黒柱は、大抵は家の中心に近い所にあったりします。

例えば、漢字のの字の部分の真中にあったりします。

ちなみにウチでは、家の中心ではありませんが、

仏壇の間にあり、地震の調査の時に分かったのですが、

地震に耐えられる場所の中央にあたる所にありました。


この大黒柱は、一家の大黒様とも言われ、一家の福の神とされ、

その一家の繁栄をつかさどっています。

霊能者の宜保愛子さんも、家の中の柱の中でも、

大黒柱は大切にしなさいね。と言っていて、

■子供が大黒柱に落書きをしないようにする事。

■雑に扱わない事。

■故意に大黒柱に傷をつけない事。


そうしないと、その家が衰退したり、離散する事があります。







ある時、子供が事故に遭ったという事で、

家相を相談された事がありました。

ネットではありますが、家の写真を沢山撮ってもらい

家相を鑑定しました。

その時、その家の大黒柱と思える柱に、

2人の子供の身長が刻まれていたんですね。



よくテレビドラマなどで、こういうシーンを見かけますが、

大黒柱にそれをしてはいけません。

多分他の柱よりも太くて書きやすかったのかもしれませんが、

一気に家相を悪くする事があります。

子供が事故がそれと関係しているかは分かりませんが、

お母さんには、すぐに柱の数字を消して、

なるべく傷を修復して、大黒柱に謝りながら磨いてください。

とアドバイスしました。

ちなみに、傷をつけなくても、

床を掃除する時など、掃除機を大黒柱にぶつけたりしない様にしてください。

そのくらい大黒柱には感謝して、時々磨いてあげるくらいにする事で、

長くその家に平和に暮らす事が出来ます。


END
 

 

 

参考:写真は古民家探訪HPより https://kominkai.net/daikokubasira-kijun/
大黒柱 | nate-hospital.com
清水健太郎建築設計事務所HPより https://www.shimizukentaro.jp/2020/05/24/%E6%9F%B1%E3%81%AE%E5%82%B7/