●子供を亡くされた親からの電話相談。
1年前に小学生の息子さんを亡くされた奥さんからの電話相談でした。
事故だったので、彼女に責任はありませんが、
それは傍からみた考えで、
実際の彼女は、自分に責任があるかのように悩んでいました。
もっと私が注意してあげていれば・・・・
1年経った今でも、時々死にたくなると言います。
子供を亡くすのは、親にとって一番の悲劇です。
そんな親に、
■貴方の性格は、こうでこうで、とか、
■貴方の過去は、こうでこうで、とか、
■貴方の将来は、こうなって明るいでしょう。
という占いをしても、役に立つ事が無い事が多いです。
まず私が言ったのは、
ざっと事情を聞いてから、
①■お母さんには、責任が無い事。
分かり切った事ですが、第三者であるそれも占い師から、
はっきり断言して言ってあげる事は良い事です。
②■それは亡くなった子供も分かっている事。
③■短い命であっても、不幸とは限らない事。
④■短い命であっても、
それが生まれて来た時に既に決まっていた運命である事が多い事。
④■きっと、貴方に感謝して天国に行っている事。
を言いました。
次に、
息子さんが生前使っていた部屋やランドセルなどの事を聞くと、
まだ息子さんの部屋もあるし、ランドセルも大切に持っているとの事。
ランドセルだけではなく、玄関には息子が使っていた傘や靴も、
出したままだと言います。
親としては、大切な息子が生前使っていた物だけに、
捨てられませんよね。
しかし、占い的、スピリチュアル的に言って、
見ると辛くなる物は、処分した方がいいです。
①■ランドセル・傘・靴・お弁当箱など、見ると辛くなる物は、
天国の息子に持って行ってもらう意味でも、
自分で燃やすか神社でお焚き上げしてもらうのが良いですが、
誰かの為になればと売れる物は売ってもいいです。
見ると辛くなってしまう物があると、
それを見るたびに寂しさと辛さを増大させてしまうんです。
そして、辛い思いをしている貴方を見る事で、亡くなった人も辛くなり、
いつまでも現世に引っ張られて成仏しにくくなるという悪循環になります。
処分する3日前に、仏壇の前や写真の前に置いて、
ランドセルは貴方が持っていてね。3日後にお焚き上げしますからね。
とか言って伝えます。
②■生前息子が書いた絵や写真も、見ると辛くなる物は、
天国の息子に持って行ってもらう意味でも、
自分で燃やすか神社でお焚き上げしてもらうのが良いですが、
時間が経てば、良い思い出になる可能性があるなら、箱に入れて、
見えない所に仕舞うか実家に送っておいてもいいです。
③■同じ様に、生前使っていた息子さんの部屋も処分した方がいいです。
夫の書斎にしてもいいし、奥さんの趣味の部屋にしてもいいです。
部屋を処分する時は、
処分する3日前に、仏壇の前や写真の前で、
3日後に部屋を処分しますから成仏する事に専念してね。と伝えます。
そして、処分後、その部屋に写真を置き、その前に花を生けます。
花が枯れたら、それも終わらせ、新しい使い道の部屋にします。
ちなみに、将来それを見ても辛くならなくなったり、
良き思い出に出来るなら、処分する前に写真に撮っておいてもいいです。
良い趣味でも見つけて、
明るく楽しく笑顔でいるお母さんを見る事が、
息子さんを霊的に成長させ、生まれ変わる為に成仏させてあげる事になりますよ
息子さんは、貴方が悲しんでいると、
それを見て、自分のせいでお母さんを悲しませていると悲しくなります。
逆に貴方が笑顔を取り戻せば、息子さんも安心して未来に行けるし、
成仏の道を歩みながら貴方を助ける力が授かるでしょう。
処分する事は、息子さんの為でもあるのですよ。
END