●猫の鳴き声がする家。


これはアメリカでの話ですが、

日本でもあった出来事でもあります。


アメリカの霊能者の所に、

わざわざカルフォルニア州から相談にやってきたというご婦人がいました。

カルフォルニア州と言えば、今話題の大谷翔平さんが所属する

 

ロサンゼルス・ドジャーズの本拠地がある州ですね。

 

 

ただ、今回相談に来られた奥さんは、

ドジャーズの上部にあるジャイアンツの本拠地がある

サンフランシスコから来たと言います。


事の発端は、彼女たち家族がサンフランシスコに、

中古の家を買った時から始まりました。

気になったのは、中古の家とは言っても、

まだまだ新しく、まるで建ててまだ2年も経っていない様な、

綺麗な家だったのに、前の住人は逃げる様に出て行ったそうで、

相場よりも2割も安く手に入ったそうです。


引っ越してまだ2日目の夜でした。

5歳になる娘さんが、怖い。と言い出したといいます。

猫が鳴いていると言うのです。

しかし、お母さんがどんなに耳をこらして聞いていても、

猫の鳴き声など聞こえません。

それでも娘さんは猫が鳴いていて怖いと言います。

ただ、モスキート音の様に、大人には聞こえないけど、

子供には聞こえる
という音もありますので、

お父さんが念の為に、外に出て家の周りを見てみましたが、

やはり、猫は見当たりませんでした。


でも、翌日の夜も娘さんは、

猫が鳴いているので怖いと言うのです。

勿論ご両親は耳を凝らしてみましたが、猫の鳴き声は聞こえません。

結局、こう考える事にしました。

きっと娘は耳が異常に良いのだろう。

離れた場所で鳴く猫の声さえも拾っているのかもしれない。








しかし、事態は3日後に急変します。


娘さんが、今度は「ワンワンが鳴いている。」と言い出したのです。

そしてその夜、奥さんは夢の中で、

犬や猫に囲まれて吠えられているという夢を見たそうです。

翌朝、その事を夫に話すと、御主人は、

実は、ボクも同じ夢を見たよ。」と言うではないですか。

しかも、その翌日の夜も、二人は同じ夢を見たのです。


これは、どういう事だ!

娘だけが聞こえるという猫の鳴き声に関係があるのか?



ご主人が友人に相談すると、

その友人は、「もしかしたら、

君の引っ越した家は、動物を虐待した現場だったんじゃないか」と言い、

それを聞いた奥さんは不安になって、

仲介に入ってくれた不動産屋さんに電話したそうですが、

「そういう話は聞いていませんよ。」と言われた。





その後も、娘さんは、

毎日のように、

猫の鳴き声が聞こえる。

 この家怖いよ。
」と言うので、

とうとう奥さんは、霊能者に相談する事を決めてやってきたという訳です。




さっそく家の写真を手にした霊能者の方の霊視が始まりました。


2分位経ったでしょうか。

霊能者の方が奥さんに、


この家が建つ前、

 この場所に、何があったか聞きましたか?
」と聞くと、奥さんが、


「いえ、聞いてません。」



すると、霊能者の方が、

「実はね。

 貴方の家が建つ前は、

 この場所にペット霊園があったはずよ。

 帰ったら調べて見て。」


霊能者の方いわく、

彼女が住んでいる場所は、ペット霊園の中でも、

ペットの遺骨がまとめて埋められているお墓の場所だと言う。

これが人間の墓地であれば、こんな形で売られる事は無いのだが、

ペットの墓地となると、宅地にして売って逃げる人がいるという。



奥さんが戻って調べて見ると、

確かに15年ほど前に、この地にペット霊園があったという。

結局、相場よりも3割も安くして、他の地へ引っ越しって行った。


END