●飢餓者を救う奇手


今日は何を書こうかと、ニュースを見て見ると、

イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘が始まってから

明日の7日で半年となる。

すでにガザの犠牲者は3万3000人を超えた。

ガザ保健当局によると、5日時点で死者は3万3091人、

負傷者は7万5750人に上る。人道状況も深刻である。

ガザの全人口の75%に相当する約170万人が避難民となっていて、

世界食糧計画によると、人口の半分程度の約110万人が、

飢餓深刻度を示す5段階の指標で最悪の壊滅的飢餓に陥っているという。




本来、飢餓者を救うには、他の地域へ非難する手があるのだが、

ガザ地区の人達を受け入れる国は現在無いので、

今は飢餓者を救う手は、支援物資を贈るしか方法が無い。


しかし、食料支援物資を送ったとしても、

本当に飢餓で苦しんでいる人に届く事は無い。


なぜなら、支援物資を配る人や飢餓者がいる場所にいる元気な人が、

まず自分の分を確保して食べてしまうからだ、

なんなら、お腹一杯でも、お腹が減った時の為に貯めこんだり、

誰かに売る為に多く取ったり、隠したり、

家族の為に余分に取ったりするから、

本当に困っている一文無しの飢餓者には、一つも回って来ない。

2・3日食べなくても大丈夫な人が、食べしまうからだ。

勿論、ガザ地区の全員に食料を配りたのは山々ですが、

死者を出さない為には、今は飢餓者をまず救いたい所です。




さて、ここで問題です。

現在、ガザの飢餓者を救うには、食料支援物資を送るしか無いのですが、

1つだけ、飢餓者だけを救う奇手があります。
奇手とは、ふつうと変わったやり方。 珍しい技。 奇抜な手。)

それは何だと思いますか?

つまり、上の人達の中で、

本当の飢餓者だけを救う手です。
少し考えてみてから、先をお読みください


































現在、ガザの飢餓者を救うには、食料支援物資を送るしか無いのですが、

1つだけ、飢餓者だけを救う奇手があります。

それは、

普通の健康な人にはマズい食料を支援物資として送る。です。

つまり、普通に美味しいパンを送れば、

きっと健康な人が全部食べてしまうでしょう。

なんなら、一個食べて美味しいと思えば、

明日の分もときっと隠して持って行ってしまう人もいるでしょうし、

家族に分けてあげようと自分の分以上に持ち去る人もいるでしょう。

 

美味しいケーキやステーキなど配れば、ほとんど飢餓者の元には届かないでしょう。



でも、

 

こんなマズいパンは食べられないと思えばどうでしょう。

きっと健康な人は、食べないでしょう。

食べても余分には取らないかもしれませんし、

誰かに売る為に取らないでしょうし、

 

恋人や家族の分にと余計に取らないかもしれません。


飢餓者を救う手は、こんな奇手が功をなすかもしれません。




実は、この奇手、私は実際に使って成功しています。

使っていると言っても、猫たちにですが、

私の家の周りには、お腹が減った野良猫が沢山います。

冬は寒いので、それに加えて飢餓では可愛そうなので、

私は野良ネコちゃんたちに餌をあげています。

ところが、美味しい餌を置いておくと、

太って力の強い猫が、全部食べしまう
のです。

だから、力の弱い飢餓状態の猫には、1つも残っていません。


そこで私は上の方法を使ってみました。

つまりマズい餌と美味しい餌を置いたのです。

(一番高い餌と一番安い餌を置く)

当然、美味しい餌だけ力の強い猫が食べましたが、

マズい餌は残していました。

しかし、翌朝見ると、そのマズい餌も1つも残っていませんでした。

飢餓状態の猫ちゃんが食べたのです。



当然、支援物資としてマズい食料を贈るのは、失礼な事でしょうが、

もっと失礼なのは、飢餓者を救えない方法しか出来ない事です。

食料を送っても、力のある軍関係者や、

健康な大人が全部食べしまうのであれば、飢餓者を救う手にはなりません。


多少の批判を受けても、

食料支援物資の半分はマズい食料にするのも、

飢餓者を救う為には、必要な奇手かもしれませんよ。


1つの方法として、国連が参考にしていただければ幸いです。


END