全てに悲観的な人。


占いの仕事をしていると、

時々、全てに悲観的な人から電話相談される事があります。

仕事もダメ、恋もダメ、親しき友人もいない。

どうせ私なんか。が口癖。

もう自分はダメだという気持ちがあるので、

こういう方に、これから運気がアップしますよ。とか、

今年は運勢が良いですよ。と言っても、

ああ、そうですか。と一時的に喜びがあっても、

すぐに、いつもの実生活に直面し、元の木阿弥です。

だから、占い師でどんなに元気づけても、もって1日なのです。



だから、こういう方を救うのは、

占い師では無理です。






こういう方を救えるのは、

やはり、その方のご先祖様しか無かったりします。


ご先祖様なら、どんなに出来の悪い子であっても、

自分の子孫ですから、何かしらの助け舟を出してくれたり、

常に見守ってくれる事も可能です。

ただし、こちらも何かしら、ご先祖さまにしてあげる事が大切です。

こちらがご先祖を無視しているのに、

ご先祖には助けてもらおうとするのには無理があります。




そこで、私はまずはご先祖様を供養する事を勧めるのですが、

こういう方々の多くは、

家に仏壇が無く、お線香すらも無かったりします。




ただ、仏壇が無いとご先祖様が守ってくれないという訳ではありません。

仏壇があれば、供養しやすい。というだけで、

仏壇が無くても、大切なのは、本人のご先祖様を思う気持ちです。


そこで、私がアドバイスするのは、

①■まず、ご先祖様を供養する場所を決める。

  どこの家にもテーブルはあるでしょうから

    (無ければ棚でもタンスの上でも良い)

  テーブルの一ヵ所を供養する場所に決めます。

  そこはなるべく変えないようにします。

②■ご先祖様を供養する時に使うコップを決めます。通常はガラスのコップ。

  決めたら、もうそのコップはご先祖様専用にして他の人は使わない事。

③■最初は、朝起きた時や、朝ご飯を食べる前に、

  テーブルの一角のご先祖様の場所と決めた場所に、

  ○○家のご先祖さま。と書いた紙を置き、
その前にコップ一杯の水を置き、


  「ご先祖様、お早うございます。」と手を合わせます。

 最初は、それだけでいいんです。




④■時々、貴方の気が向いたら、朝の他に、

  「ご先祖様、今日一日ありがとうございました。」とか、

  また、何か良い事があったり、助かった事があったら、

  「ご先祖様、今日は守ってくれてどうもありがとうございました。」

 

  とか言ってあげます。

  そして、貴方の気が向いたら、お線香を買って来たり、

  ご飯を炊いた時、少し供えたり、おつまみの枝豆を少し供えたりします。


⑤■きっと段々と、運勢も上向いて行くはずです。


  そんな貴方を、ご先祖様は、決して見捨てたりはしませんよ。

  

END