●全てに悲観的な人。
占いの仕事をしていると、
時々、全てに悲観的な人から電話相談される事があります。
仕事もダメ、恋もダメ、親しき友人もいない。
どうせ私なんか。が口癖。
もう自分はダメだという気持ちがあるので、
こういう方に、これから運気がアップしますよ。とか、
今年は運勢が良いですよ。と言っても、
ああ、そうですか。と一時的に喜びがあっても、
すぐに、いつもの実生活に直面し、元の木阿弥です。
だから、占い師でどんなに元気づけても、もって1日なのです。
だから、こういう方を救うのは、
占い師では無理です。
こういう方を救えるのは、
やはり、その方のご先祖様しか無かったりします。
ご先祖様なら、どんなに出来の悪い子であっても、
自分の子孫ですから、何かしらの助け舟を出してくれたり、
常に見守ってくれる事も可能です。
ただし、こちらも何かしら、ご先祖さまにしてあげる事が大切です。
こちらがご先祖を無視しているのに、
ご先祖には助けてもらおうとするのには無理があります。
そこで、私はまずはご先祖様を供養する事を勧めるのですが、
こういう方々の多くは、
家に仏壇が無く、お線香すらも無かったりします。
ただ、仏壇が無いとご先祖様が守ってくれないという訳ではありません。
仏壇があれば、供養しやすい。というだけで、
仏壇が無くても、大切なのは、本人のご先祖様を思う気持ちです。
そこで、私がアドバイスするのは、
①■まず、ご先祖様を供養する場所を決める。
どこの家にもテーブルはあるでしょうから
(無ければ棚でもタンスの上でも良い)
テーブルの一ヵ所を供養する場所に決めます。
そこはなるべく変えないようにします。
②■ご先祖様を供養する時に使うコップを決めます。通常はガラスのコップ。
決めたら、もうそのコップはご先祖様専用にして他の人は使わない事。
③■最初は、朝起きた時や、朝ご飯を食べる前に、
テーブルの一角のご先祖様の場所と決めた場所に、
○○家のご先祖さま。と書いた紙を置き、その前にコップ一杯の水を置き、
「ご先祖様、お早うございます。」と手を合わせます。
最初は、それだけでいいんです。
④■時々、貴方の気が向いたら、朝の他に、
「ご先祖様、今日一日ありがとうございました。」とか、
また、何か良い事があったり、助かった事があったら、
「ご先祖様、今日は守ってくれてどうもありがとうございました。」
とか言ってあげます。
そして、貴方の気が向いたら、お線香を買って来たり、
ご飯を炊いた時、少し供えたり、おつまみの枝豆を少し供えたりします。
⑤■きっと段々と、運勢も上向いて行くはずです。
そんな貴方を、ご先祖様は、決して見捨てたりはしませんよ。
END