●夫婦の危機を救ったもの。


今のままだと、離婚するかも。

という方からの電話相談です。



彼女は28歳、ご主人は32歳、結婚2年目。子供なし。

ご主人は営業職という事もあり、付き合いで夜遅く帰って来る事も多く、

最近は1日中会話する事無く翌日を迎える事さえあるそうで、

ご主人が休日の日さえ、ゴルフ接待などで出かけてしまい、

会話をするとすれば、朝食の時のみなのですが、

そんな朝も、ご主人は新聞とにらめっこで、

夫婦の会話は極わずかだそうです。

ご主人いわく、その日のニュースは把握していないと、

仕事に影響すると言い、朝食を食べながら新聞を読むそうです。

まぁ、そう言われてしまうと、

彼女も何も言えなくなってしまうそうで、

彼女が夢見た結婚生活とは違うものだったと言います。

今のままだと、離婚するかも。」と彼女は先行きを心配して、

電話相談してきたと言う訳です。



さっそく占ってみると、

二人の相性は、悪くありませんでした。


結果から言ってしまうと、

占いから5ヶ月後には、二人の会話はすごく増え、

仲も良くなり、朝食の時も新聞とにらっめこではなく、

会話がとても増えたと言います。

彼女も「今のままだと、離婚するかも。」

という不安が無くなったそうです。



さて、ここで問題です。

私は彼女に、なんとアドバイスしたと思いますか?

ヒントは、

丁度、彼女の誕生日が1ヶ月後だったので、

ご主人に、あるプレゼントをしてもらう様にお願いする事でした。


私はなんとアドバイスしたと思いますか?


少し考えてみてから、先をお読みください











































私が彼女のアドバイスしたのは、

ペットを飼う事でした。



彼女が生き物が好きというのもあり、

幸い彼女が住んでいるのがペット可のマンションだったのも良かったのですが、

あとは問題はご主人。という事になりますが、

「誕生日にペットが欲しい」と直訴したら、

「分かった」と言ってくれたので、第一関門は突破しました。

第二関門は、ご主人と一緒に買いに行く事です。

最初ご主人は、買って来ていいよ。と言ったそうですが、

私のアドバイスは、あくまでご主人と一緒に買いに行くでした。

そこで誕生日というのが好都合だったのです。

ご主人の「買って来ていいよ。」に対して、

こう言う様にアドバイスしておきました。

「ダメよ。

 誕生日プレゼントを自分で買うなんて。

 1年に一度だから、せめて一緒に行って。お願い。」

その結果、渋々ではありますが、行ってくれる事になったそうです。

1年に一回ですからね。普通は断れないでしょう。



ただ、まだ最後の第三関門があります。

値段です。

きっとご主人は、ペット(犬猫)が、

こんなにも高いものだとは知らないかもしれません。

きっとビックリして引いてしまうでしょう。

なにしろ一ヶ月分の給料以上のワンちゃん猫ちゃんはざらですから。


しかし、そこは私の想定内です。

実は、その日は買わないでいいのです。

私が彼女にアドバイスしたのは、

よくご主人を観察する事。が目的でした。

①■ご主人は、犬が好きなのか、猫が好きなのか。を見る。
②■ご主人は、大型が好きなのか、小型が好きなのかを見る。
③■ご主人が、興味をもったペットがいるか見る。
④■ご主人に、なついたペットがいるか見る。
⑤■ご主人が、笑顔になったペットがいるか見る。
⑥■ご主人が近づいたペットの写真を撮っておく。(ご主人は映っていなくていい)

そして、帰宅したら、

ご主人が興味をもったペットの中から、貴方も好きなものを選び、

あとは保護犬、保護猫から似た子を探します。


その後、彼女は色々考えてミニチュアダックスを家族にお迎えしたそうです。

今では、ご主人が帰宅するとまっさきに玄関に出迎えに行って、

夫婦の会話も増えただけじゃく、

お土産に、愛犬用の高級缶詰を飼って来たり、

夜の帰宅も早い時間に帰って来る日がとても増えたそうです。


お幸せに。

END