●18年ぶりの「アレ」。
今日は何を書こうかと、ニュースを見て見ると、
やっぱり、これでしょう。阪神優勝。

私は阪神ファンでは無いのですが、
18年ぶりで多くの阪神ファンの人々が喜んでいる姿を見ると、
なんとなく私も嬉しくなります。
さて、占い師として、今回の阪神優勝を見ていると、
スピリチュアル的に言って、良い方法を行っていました。
それが、「アレ」です。
つまり、優勝と言わずに「アレ」を使っていた事です。

この優勝と言わずに「アレ」を使うのは、
優勝の可能性がみえた頃から使い始めたのではなく、
岡田彰布監督(65)が就任してからすでに使い始めていた言葉だったといいます。
当時、今季のスローガンを「A.R.E.(エーアールイー)」にして、
選手たちが優勝を意識しすぎないように配慮した言葉でした。
つまり、「アレ」とは、「A.R.E.(エーアールイー)」の事でした。
実は、岡田監督が「アレ」を使い始めたのは、今回が最初ではありません。
2010年、岡田監督がオリックス・バファローズの監督だった時、
優勝しそうな勢いの時に、優勝!優勝!と言ってから、
急にチームの調子がおかしくなったそうです。
そこで、その年の交流戦の時期、チーム内で優勝と言う言葉を禁句にして、
言うなら「アレ」にしました。
すると、その効果もあって、オリックスは交流戦で初優勝したのでした。
だから、岡田監督が「アレ」を使って成功したのは、もう実証済だった訳です。
スピリチュアル的・霊的に言っても、
あえて優勝と言う言葉を使わないのは良い事です。
勿論、選手たちにプレッシャーを与えないという意味でも良いのですが、
霊能者の方いわく、
自分が今持っている力以上の事を口にしていると、
それがおごりとなり、運勢が下降する事があるといいます。
そして、優勝と言ってしまうと、
逆に「また出来ないんじゃないか」と思ってしまう
否定的な事も考えてしまう事があります。
また、優勝!優勝!と言って優勝したのと、
淡々とプレーして、結果優勝したのでは、違うといいます。
どういう事かと言うと、
優勝!優勝!と言って優勝した場合、
願いが叶って、そこで運を使い果たすという事があるそうです。
でも、優勝と言わず、淡々とプレーして、結果優勝した場合、
まだ運を使い果たしていない。となるそうです。
優勝と言わずに優勝した阪神。
超順調に勝ちを積み重ね、結果、
阪神は史上最速の優勝となった訳です。
今回の阪神優勝の裏に、もう1つ、
私が個人的に、いいなぁと感じた事があります。
それは、今年の7月18日。
阪神の優勝を願いながら亡くなった横田慎太郎選手の事です。

横田慎太郎選手は6年間阪神でプレーしていましたが、
現役中に脳腫瘍となり、引退病気療養中でした。
一時は脳腫瘍を克服して、奇跡のバックホームを演じるなど、
多くの脳腫瘍患者に勇気と希望を与え、
片目が見えなくなっても、リモートで野球少年たちに講義を行ったといいます。

岡田監督は入院中の横田慎太郎選手をお見舞いし、
「復活」と書いた色紙をあげ、元気になって戻って来いと励ましたといいます。
昨日優勝した阪神の最終回、
阪神の守護神・岩崎優が登場した時、
亡くなった横田慎太郎選手と同期入団だった岩崎優選手は、
かつて横田選手の登場曲であった「栄光の架橋」をかけて入場。
そこにいた多くの阪神ファンは、それを知ってか、
ほぼ全員で一緒に「栄光の架橋」を歌ったのである。
横田さんの母親 まなみさんは、
「曲を聞いたとたんに涙が出ました。
ここまでやってもらえるとは思いもせず、ファンの皆さんも
『栄光の架橋』を歌ってくださり、息子もすごく喜んでいると思います」
そして、優勝・胴上げ投手になった時、
岩崎優選手の手には、なんと同期の横田慎太郎選手の24番のユニホームが・・・

それをテレビで見ていた横田慎太郎選手のお母さんは、
「一瞬、息子がユニフォームを着て舞い上がっているように見え、
うれしかったです。
息子もきっと、甲子園にいるのだろうなと思いました。
選手たちは一番大きな舞台で勝つために一生懸命やってこられた中で、
息子のことも思ってくださり、ユニフォームという形で優勝の瞬間、
輪の中に入らせてもらったことは本当に感謝しかありません。
息子がすばらしい方たちに囲まれて野球をやっていたんだと改めて思いました」
岩崎優投手は優勝後の記者会見で
同期入団の横田慎太郎さんが登場曲として使っていた
ゆずの「栄光の架橋」でマウンドに上がった理由を聞かれ
「亡くなられたあと横田さんの分も背負って戦うと決めていたので、
そういう思いでマウンドに上がりました」
と目に涙を浮かべながら話した。
阪神・優勝おめでとうございます。
END
参考:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASR9F41Y9R9FOXIE008.html
南日本新聞 https://373news.com/_news/photo.php?storyid=161353&mediaid=1&topicid=177&page=2


