●不思議と亡くなった霊が分かる事。


今日は何を書こうかと、ニュースを見て見ると、

東京2020オリンピック空手の男子形で、

金メダルを獲った喜友名(きゆな)諒(32)さんが現役引退を表明した。

 

彼の活躍はオリンピックだけでなく、

日本選手権10連覇、世界選手権も4連覇している。

そしてなにより、沖縄に初の金メダル届けた功績は大きい。


彼のオリンピックでの金メダルを獲得したシーンで、

私が特に印象に残っているシーンがある。

それは、金メダルの授賞式



彼は勝ち取った金メダルよりも高く天に掲げた物がある。





亡き母親の写真だ。



どんなにか、亡き母親は喜んだだろうか。

私はテレビを見ながら、そんな事を思わずにはいられなかった。


霊能者の方は言う。

なぜか、自分の写真を持っているのが、

不思議と亡くなった霊は分かる
のよね。


そして、勿論、

自分の写真を持っている息子を、応援している。

金メダルの授賞式で写真を持っているという事は、

当然、試合中の会場にも持ち込んでいた事だろう。

私は、それが金メダル獲得に大きく力になったと思う。



今日、私が皆さんに言いたい事。

それは、貴方にとって大事な時、大切な日に、

亡き祖父母や両親など、貴方にゆかりのある人で

亡くなった人の写真を、カバンなどに入れて持って行く事で、

貴方を守ってくれたり、応援してくれますよ。

例えば、これからシーズンを迎える。

卒業式・入学式 を始め、他にも、

入社式
■引っ越し
旅行(海外・国内)
■留学
■家探し
結婚式
入院

亡き人の写真がカバンの中にあるだけで、

 

(ちなみに、携帯の中に入っている写真であれば、

 トップ画面にしておけばokです。)

亡き人は、貴方が自分の写真を持って来てくれたと喜び、

貴方を守ってくれたり、応援してくれますよ。


はっきり言って、

最上のお守りと言えます。








最後に、

喜友名 諒さんは、5歳の頃、

幼稚園で一番仲が良かった友達が空手をやっていたので、

両親に「自分もやりたい。」と言うと、

両親は、「やるんだったら、最後までやりなさい。」と言われて始めた。

ちなみに、沖縄は空手発祥の地とされる。

その後は空手漬けの日々。

中学3年生からは、365日休まず練習した。

そんな諒の空手漬けの毎日を支えたのが、母親の紀江さんだった。

高校の部活が終わった後、道場がある恩納村まで片道1時間ほどの道のりを

365日送り迎えし、車の中で食べる弁当を365日用意してくれた。

そんな母に、乳がんが見つかった。

それでも母は、大会などがあると、病身を引きづってでも応援に来たくれた。

 

16年に空手が五輪競技に採用されると、

五輪まで頑張ろう」が、勇さんと紀江さんの合言葉になった。

しかし、病状は徐々に悪化。家族が見守る中、息を引き取った。57歳


息子・諒への最後の言葉は、

金メダル、頑張ってね」。だったという。


2019年3月、沖縄市での告別式。

いつも感情を表に出さない男が、声を詰まらせて弔辞を読んでいた。

お母さん、愛しているよ」。




東京五輪で躍動する姿を母に見せることはできなかった。

それでも、諒は母との誓いを実現するべく、練習に励んだという。


「自分の形を思い切りやれば、母もきっと喜んでくれる」
 
東京五輪で恩返しをしたい。その一心だった。



そして、とうとう金メダルを手にしたのである。

実は、沖縄を除く全ての都道府県では金メダルを輩出していた。

つまり、この喜友名 諒さんの快挙により、

日本の全都道府県が金メダルを輩出した事になったのである。





優勝後、彼は畳の中心へ戻り、

その場で正座をして深々と一礼して、大粒の涙を流した。





母さん、約束守ったよ。


END 









写真:西村尚己(2021年8月6日 東京オリンピック)