●家を買ってから、夫にだけ不幸の連続。
ある時、
アメリカの霊能者の所に、一人のご婦人が相談に来られ、
「家を買ってから、なぜか夫にだけ不幸が度重なり起きる。」
のだと言い、
「是非、先生に買った家を診てもらいたい。」と依頼された。
そこで行く前に、とりあえず事情を聞くと、
家を買ったのは、今から2年前、
夫と結婚して1年半後で、子供が妊娠したのを機に、
思い切って、シアトルに家を買ったのだと言う。
ところが、その家に移り住んで3ヵ月が経った頃から、
夫に災難が起き始めたのだという。
最初に起きたのは、夫が階段から落ちて足を怪我した事だった。
足が良くなってきたとき、今度は庭で芝刈りをしている時に、
器械に巻き込まれて怪我し、キッチンでは、果物を切る時に、
ご主人が包丁で手を切ってしまうという事故も。
そして、その翌週には、病院からの途中で交通事故を起こした。
その間、会社をだいぶ休んだのもあって、
大事なプロジェクトから外されたのもあり給料はかなり減額され、
夫は気落ちしたのもあり、大きなミスをしてしまったという。
その上、先週、また夫が交通事故を起こし、車を大破させてしまった。
夫だけに起きる、災難の数々。
それらは全て、今の家を買ってから起きているという。
「何か、この家に夫を呪う悪霊が住み着いているのでは?」
と彼女は霊能者に訴えた。
相談者の方の家が、霊能者の方の家から車で30分位の所だったので、
さっそくその日の内に、霊能者の方は、依頼者の家を訪ねた。
そして、家に着くと、
霊能者の方は、家の周りを3分位じっと見てから、
相談者の方に勧められて家に上がった。
玄関から入って、最初に霊能者が興味を引かれたのは、
最初にご主人が怪我したという階段だった。
霊能者の方は、何も言わずじっと階段を眺めてから、
次に庭に案内され、ご主人が怪我をしたという芝刈り機を診た。
そして、最後にご主人の現在の車を見て、乗ってみて意外な事を言った。
「この車では、何も起きていないでしょ?」
「はい。新しく買ったこの車では、まだ何も起きていません。」
霊能者の方には、もう何か見えているものがある様だった。
そして、真相は、とても意外なものだったのである。
この時点で、真相が予想できる方は、霊能者級の才能の持ち主かも。
少し予想してみてから先をお読みください
一応家の中と外を見回った後、
一同はリビングに。
そして、霊能者の方の霊視の結果を待った。
私を含め、この家に問題があると思っていた私達にとって、
霊能者の最初の一言は、とても意外なものだった。
「この家には、問題はありませんよ。」
その意外な霊能者の一言を聞いたご婦人が、
「では、なぜ、
この家に住み始めてから災難が起きるのでしょうか?」
すると、霊能者の方は、こう言ったのである。
「失礼ですが、
ご主人、再婚ですよね。」
「はい。」
「実は、前の奥さんの生霊が、
この家に渦巻いています。」
なんと、霊能者の方いわく、前の奥さんの生霊が、
度重なるご主人の災難の元凶になっているのだと言うのだ。
「前の奥さん、とても感情の起伏が激しい人じゃなかったですか?」
「はい。そう聞いています。
でも、離婚して1年半も経っているのに、なぜ今頃になって?」
「多分、離婚後、前の奥さんはうまく行っていないのでしょう。
それに対して、貴方がたは、新築の家を買い、子供も生まれる。
自分を捨てた夫に、幸せになって欲しく無いのです。」
霊能者の方いわく、
もし、奥さんがご主人を奪い取ったのであれば、
奥さんにも災難が起きた事でしょう。
最後に、霊能者の方は
彼女に下の4つの事をアドバイスをしていた。
①■少しでも生霊のパワーが弱まる様に、
ご主人に、常に鏡のペンダントを付けさせる。
玄関に鏡を置く(入って来た人が映る様にして)
②■以前、元妻と暮らしていた時に使っていた物は、
なるべく買い替える。
特に身の危険がありそうな物。例えば、
●包丁。ナイフ・フォーク・アイスピック。
●マッチ、ライター。ドライヤー・ストーブ。
●車・バイク。
文字通り、元妻とよくドライブした車で、2回事故を起こした。
そして、離婚後買った新車では何も起きていない。
③■元妻と一緒に暮らしていた時に家にあった
●人形・ぬいぐるみを処分する。
●生きている物も処分する。観葉植物など。
●元妻が作った物や書いた絵などがあれば処分する。
●元妻の写真を処分する。
④■教会に行って、少なくとも3ヵ月は毎回、元妻の
幸せを願う祈りを捧げる。家でも気がついたら毎回祈る。
END