●お盆の食卓。


さて、今日はお盆の最終日なので、

お盆にちなんだお話をしましょうね。



お盆は、ご先祖様が貴方の家に来てくれるという事で、

普段の時よりも、豪華な花や、豪華な食べ物を仏壇に供えたり、

 

お墓に供えたりしますよね。


ただ、

一言で、ご先祖様と言っても、

中には、ご先祖様の中でも、

今の自分達に近い存在のご先祖様
がいるかと思います。

例えば、

①■1年以内に亡くなったばかりの家族がいる。父母や子供など。

②■生前、この家で一緒に暮らしていた家族や親族がいる。祖父母など。

③■生前、よく今の家に来てくれたご先祖様がいる。祖父母や伯父伯母など。


つまり、ご先祖様の中でも、

最も現在の家族や貴方の思い出に近い存在です。


亡くなったとはいえ、生前、

貴方や貴方の家族に近い存在だっただけに、

他の遠いご先祖様よりも、貴方や貴方の家族の力になってくれます。


さて、もし、貴方の御先祖様の中に、

上の①■~③■までのご先祖様がいる場合、

仏壇に、豪華な花や、豪華な食べ物を供える以上に、

ご先祖様が喜ぶ良い供養の仕方があるのですが、

それはどんな方法だと思いますか?

少し考えてみてから、先をお読みください。








































もし、貴方の御先祖様の中に、

上の①■~③■までのご先祖様がいる場合、

仏壇に、豪華な花や、豪華な食べ物を供える以上に、

ご先祖様が喜ぶ良い供養の仕方とは、




①■1年以内に亡くなったばかりの家族がいる。

例えば、半年前に父親が亡くなったという場合、

生前、お父さんが食べていた食卓の場所ってありますよね。

一番テレビが見やすい場所だったり、

一番高価な椅子があった席だったり。

多分、父親が亡くなった今、その場所は長男が座っていたり、

今は荷物が置いてあったり、椅子が変えてあったりするかもしれませんね。


でも、あえて、生前、父親が生きていた頃のままに戻すのです。

つまり、もし今は長男が座っていたら、

お盆のこの時期だけは、父親が戻って来るとして、

その席を空席にして、父親が戻って来た時に座れる様に空けてあげます。


出来れば、食卓では、お水とお茶碗、お箸などを置いてあげます。

一口だけご飯やおかずをよそってあげてもいいです。

その場合、15分位したら、元に戻して、他の人が食べていいです。

(お父さん、頂きますね。と言って)


■亡くなった今も、家族は私の事を、忘れないでいてくれる。

■亡くなった今も、自分を家族の一員として扱ってくれる。


きっと、貴方に近いご先祖様は、そう感じてくれて、

貴方と貴方の家族を守ってくれる存在になってくれると思いますよ。










ちなみに、お盆の時の食卓に良いとしてお話しましたが、

他にも、

①■お彼岸。正月。

②■故人を偲んだり、お祝いする時(誕生日・記念日など)

③■故人にお願いする時。

などの時にも、上の様な食卓の配慮をしてあげると良いですよ。


きっと、貴方の力になってくれるでしょう。


END