●一匹でも多く捨て猫・捨て犬がいなくなります様に・・・・。
ここ3年のコロナ過で、家に居る事が多くなったのも影響して、
家で犬や猫を飼う方が多くなったといいます。
ただ、困った事に、
下の様に、ペットを捨てる人も増えたそうです。


上のケースは、佐賀県佐賀市にあるペットショップの前に、
オス2歳位の猫を置き去りにして去っていった飼い主ですが、
見ると結構大きな白のバンを乗っていますよね。貧乏とは思えません。
いつも思うのですが、
せめて猫と一緒に「この猫をよろしくお願いいたします。」と、
10万円くらい置いて行って欲しいものです。
そうすれば、猫カフェの方も、
飼い主の愛情を感じて警察に被害届を出さなかったかもしれません。
そう言えば、アメリカでも、
ハリケーン(大雨)が襲って来た時、
愛犬を電柱に縛り付けて置き去りにした事があって批判が起きた事がありました。

そこで、今、話題になっているのが、
今月の6月1日から始まっている、
犬や猫へのマイクロチップ装着の義務化です。
繁殖を行うブリーダーやペットショップなどの業者には、
販売用の犬や猫にマイクロチップを装着し、
①■犬や猫の名前
②■性別、
③■品種、
④■毛の色のほか、
⑤■業者名
を国のデータベースに登録することが義務づけられます。
そして、貴方が店でペットを購入する時は、
①■氏名
②■住所、
③■電話番号
などを30日以内に登録することが義務づけられます。
登録方法は、2通りあり、
①■紙で申請する。
②■ネットで申請する。
ネットで行う場合、下ウェブサイトで行います。
https://reg.mc.env.go.jp/

何歳からマイクロチップを装着出来るかと言うと、
例えば犬の場合、
犬種にもよりますが、犬は生後2週齢から装着可能。だそうです。
ただ、まだ、すでに飼っている人や譲り受ける人、
保護団体などの装着は努力義務となっています。
ペットに埋め込むマイクロチップは、
太さが2ミリ、長さが約9ミリ~12ミリ位の縦長のもので、

マイクロチップ内部には15桁の数字が記録されています。
マイクロチップを打つ場所は、
だいたい
犬や猫の首から肩甲骨のあたりに注射器を使って装着します。

獣医師の方いわく、
「背骨の左側ですね。
このあたりが、皮膚が軽くつまめるような形でいちばん入れやすいので、
このあたりに入れるようにしています。」
さて、問題は、こんな大きなマイクロチップを打ち込んで、ペットは痛くないのか?
という疑問が浮かびますよね。 大切なペットですから。

獣医師の方いわく、
「どうしても針を刺すので無痛とはいかないのですが、
人の予防接種くらいの痛みと考えていただければといいかなと思います。」
「多くが麻酔せずマイクロチップを装着しますが、
痛がりの犬や暴れる犬には麻酔してから装着する犬もいるようです。
麻酔が必要な場合、別途に麻酔費用が追加されます。」
また、マイクロチップ装着による、その後の犬の体への負担はほぼ無いそうです。
さて、この記事をみて、一番気になるのは、
もう家で飼われていて、努力義務となっている方が、
自費でマイクロチップを装着する時の値段だと思います。
一度家から脱走した子がいるとか、
もし脱走したり、旅行先でいなくなったりしたらと心配する方は、
努力義務でもマイクロチップを装着したいと考えますよね。
当然、地域や動物病院によって、違いが出るでしょうが、
現在(3000円~15000円)の範囲だと言います。
ただ私の感じでは、多かったのは、
埋め込む料金は3000円(税抜き)+登録料1000円の合計4000円でした。
福岡県に住んでいる方は、4500円だったそうです。
ちなみに、麻酔が必要な場合、追加で8000円かかったという声もありました。
貴方の町に、複数の動物病院があるなら、
まずは電話した、それぞれの動物病院の値段を聞いて比べてみましょうね。
ただ、ある市では、マイクロチップを装着に補助金が出る所があり、
飼主さんの負担がわずか500円で済んだという方もいました。
安い!どこの市だ?
そういう市や県が増えるといいですね。
また、ある方は、三匹飼っているので12000円かかったと言いますが、
2匹・3匹になる場合、割引にしてあげて欲しいですよね。
まだ始まったばかりですから、値段はこれからもっとリーズナブルになるかと思います。
この取り組みで、捨て猫ちゃんや捨て犬ちゃんが
一匹でも少なくなります様に・・・・

END
参考:NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220527/k10013646741000.html
NHK 首都圏ナビ https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20220530a.html


