●子供に恵まれない。産まれない。
占いの仕事をしていると、時々、
子供に恵まれないで困っている。という電話相談を頂きます。
相談された一例をあげると、
結婚6年目の37歳になるという女性の場合、
子供が欲しくて、夫と二人で、
あちこちの子宝に効く神社にお参りに行ったけど、
未だに子供に恵まれないと言います。(今もお参りしてお願いしている)
2年前からは、不妊治療もしているけど、
それも成功していないそうで、
費用の面からも、もう諦めようかと話しているとの事。
ところで、皆さん、
今年、不妊治療に大きな改革があったのをご存知でしょうか?
つい2ヶ月前の事ですが、
2022年4月から、不妊治療が保険適用になったのです。
それも不妊治療代1回30万円の助成金が厚生労働省からでます。
1回30万円ですから、6回やれば180万円貰えるという事です。
ちなみに、男性の不妊治療の場合も原則30万円もらえます。
(精子を体から採取する為の手術で)
不妊治療に余り詳しく無いという方の為に、詳しく説明しますと、
まず、不妊治療は、大きく2つの方法に分かれます。
①■一般不妊治療と、
②■特定不妊治療です。
①■一般不妊治療は、更に、大きく2つの方法に分かれます。
①●タイミング療法(既に保険適用になっている)
②●人工授精 (既に保険適用になっている)
タイミング療法とは、
排卵日を特定してその時に性交渉を行うという計画出産。
人工授精とは、
人為的に精液を生殖器に注入する方法。
②■特定不妊治療も、更に、大きく2つの方法に分かれます。
①●体外受精 (2022年4月から保険適用)
②●顕微授精 (2022年4月から保険適用)
つまり、今まで①■一般不妊治療は前から保険適用でしたが、
②■特定不妊治療は、2022年4月から保険適用になったという訳。
ただし、助成金を受け取るには条件が3つあります。
①■一般不妊治療をやっても、子供が生まれず、医師から
一般不妊治療では妊娠の見込みは極めて少ないと診断された夫婦。
②■年齢制限。
治療の初日が、妻の年齢が43歳未満である事。
つまり、妻が43歳の誕生日を迎えたら、この助成金は受けられない。
③■回数制限。
●初めて助成を受けた際の治療期間初日における妻の年齢が
40歳未満であるときは通算6回まで。
●40歳以上43歳未満であるときは通算3回まで。
すみません、だいぶ余談が長くなってしまいましたので、
話を元に戻しましょう。
結婚6年目の37歳になるという彼女。
子供が欲しいというのだが、
①■子宝に効くという数々の神社にお参りに行ってもダメ。
②■2年不妊治療をやってもダメ。
貴方だったら、彼女になんとアドバイスしますか?
少し考えてみてから、先をお読みください。
①■まず私が考えたのは、物理的な事。
彼女いわく、不妊治療をもう2年間やっているという事は、
病院で夫と彼女それぞれの体を、ちゃんと調べているだろうから、
二人は妊娠するには問題無い体という事だろう。(精子の数とか)
それなのに、妊娠しない。
子宝の神様にお願いしても、妊娠しない。
②■次に聞いたのは、今まで子供を降ろしたり、
流産したり、幼くして亡くしたという子はいますか?
もし、いれば、ちゃんとその子を供養するのが先。
しかし、彼女はそういう子はいない。と言います。
③■私が最後に思ったのが、
何かに彼女の出産が邪魔されている。という可能性。
では、彼女の出産を邪魔する何か。とは
どんな可能性があるかと言うと、
①●彼女が今住んでいる家で、前に住んでいた女性が
妊娠を夢見ながら妊娠せずに亡くなったとか、殺されたとか。
幼くして亡くなった子がいる部屋だったり、
それに近い過去が、その土地で起きている場合。
②●彼女の両親や家系の中で、幼くして亡くなった子がいたり、
この世に生まれて来る直前に亡くなった子がいる場合、
自分が不幸にもこの世で幸せになれなかったのにと、
新しい命の誕生を邪魔する事がたまにあります。
③■ご主人の両親や家系の中で、幼くして亡くなった子がいたり、
この世に生まれて来る直前に亡くなった子がいる場合も、
同じ様に考えらえます。
上の3つの内、どれかに原因がある場合、
どんなに「子供が欲しいと願っても、邪魔されてダメ」という事があります。
ただ、上の3つケースが実際にあったかどうかを調べるのは難しいです。
なぜなら、自分が流産した事など、子孫に伝える事は希だと思いますから。
きっと調べても、記録なども出て来ないでしょう。
そうなると、そういうものがいるとして、対処するしかありません。
そこで、私が彼女にアドバイスしたのは、
①■まず、お水を置ける机か、タンスの上などを決めて、
短冊を2つ作ります。それぞれの短冊に、
子供を産めなかった女性の霊へ。
未だに彷徨っている子供の霊へ。と書き、
それを立てて、その前に毎日お水を一杯とお線香を2本焚き、
これから1ヶ月間供養してあげますから、
どうか成仏なさってください。と手を合わせる。
これを1ヶ月間。その後は短冊を焼き、コップは捨てる。
ただし、実家に住んでいたり、
現在住んでいる住まいに問題が無い場合はここは省いていいです。
②■お水を置ける机か、タンスの上などを決めて、
短冊を2つ作ります。それぞれの短冊に、
○○家で幼くして亡くなったか、生まれて来れなかった霊へ。(奥さんの苗字)
○○家で幼くして亡くなったか、生まれて来れなかった霊へ。(ご主人の苗字)
それらを立てて、その前に毎日お水を一杯とお線香を2本焚き、
どうか成仏なさってください。と手を合わせる。
これを不妊治療を始める時から、その不妊治療が終わるまでやる。
その後は、短冊を焼き、コップは捨てる。
これが良かったのかどうかは、分からないが、
それから約半年後、奥さんは妊娠したという。
お幸せに。
END