●普段一番貴方の力になってくれるのは、


多くの方は、願い事があると、よく、

神様にお願いしますが、




実は、普段一番貴方の力になってくれるのは、

貴方の御先祖様や亡き親族、そして貴方の守護霊様
です。


そこで私達は、家に仏壇などを置いて、供養したりします。

仏壇が無いという方は、

亡きご先祖や親族の写真を座った時に目線より高い所に置き仏壇の代わりにします。

写真も無いという方は、短冊に○○家のご先祖様と書き、それを仏壇代わりにします。



その時に、より貴方の力になってくれる様に、

お線香やお花、そしてお供え物を供えるのですが、



今日は、そのお供え物について、詳しく書きたいと思います。



①■まず、お供え物の代表的な物が、お水です。

ただ、亡くなり方が、寒さの中で亡くなったとか、凍死したという場合は、

お茶が良いです。

また、火事で亡くなったとか、熱さの中で亡くなったという方には、

時々お水の中に氷を1つ入れてあげると良いです。


そして、お水は一番手軽なお供え物なので、

ここを工夫すると、より良いです。

例えば、私の家の場合、

仏壇でご先祖様と亡き父親を供養しているのですが、

お水のコップは2つ用意しています。

1つは、小さめのコップに水を注ぎ、ご先祖様に供え、

2つ目は、普通の大きさのコップに水を注ぎ、亡き父親に供えています。

(供養用のコップもしくは、生前使っていたコップが良いです。

 普通のコップを使う場合は、毎回変えずに、それを使いましょう。)

つまり、一番自分に近く、一番力になってくれそうな親族には、

特別に分けてお水を供える訳です。

貴方だけ用のお水ですよ。という特別感で、より力になってくれます。



②■次にお供えする物の代表が、ご飯(ゴハン)です。

ご飯は、新しく炊いた時だけ、小さなお椀によそって、一番先に仏壇に供えます。

ちなみに、うちでは、「ご先祖様とお父さんに」と言ってご飯は1つだけ供えています。

2つに分けてもいいです。

お水は基本、夜閉める時まで供えますが、

ご飯の場合、15分位でお櫃に戻してもいいです。



③■お水とご飯以外のお供え物。

基本、お肉と魚などの生き物の料理は供えません。

タバコやお酒など、故人が好きだった嗜好品を供えると喜びますが、

タバコは点けっぱなしにして供えると、火事の危険があるので、

タバコを1本、少し箱から飛び出した状態で供えて、ライターと一緒に供えます。

お酒やビールの場合、故人の月命日には、コップに注いで供えますが、

普段は、開けずに、瓶や缶のままただ供えているだけでいいです。

ただ、故人の死因がタバコやお酒が関係している病気だったなら、

よっぽど夢で、故人が嗜む所を見たという時以外は、供えない様にします。

うちでは、ご飯以外のお供えは、月命日に供えています。

例えば、今日は父親の月命日なので、好きだったタケノコの惣菜を買って供えるとか。

好きだったチーズケーキを買って供えるとか。

15分位供えてから、自分たちが食べていいです。(宜保愛子さん推奨)


④■お土産や、いただき物。

貴方や家族が買って来たお土産は、とりあえず仏壇の前に供えて置くと良いです。

箱のまま開けずに供えてもいいのですが、中が小分けされている物なら、

一番良いのは、箱から出して、開ければすぐ食べられるという状態で供えます。

また、数が多いなら、より良いのは、

「これはお父さんに。」

「これはお祖父ちゃんに。」「これはお祖母ちゃんに。」と、

名前を言って、特別感を出して供えるのが良いです。



⑤■食べ物以外。

食べ物以外の物を供えると、とても喜ばれる事があります。

 

まず、死因によって、喜ばれる物があります。

 

例えば、火事などの火で亡くなられた場合、火傷の塗り薬を供えると良いですし、

 

凍死したというご先祖様には、ホッカイロを供えるとか。

次に、故人が生前、大事にしていた物や、コレクションしていた物。

趣味で持っていた物などを、故人の月命日に供えると喜ばれます。

例えば、故人が生前、ミニカーを集めていたなら、

多くのミニカーの内、一番大切にしたいただろうミニカーを月命日に供えます。

だから、故人が集めたいたミニカーは全部処分せずに、

大切にしていたミニカーを3点くらい残しておきましょう。

また、故人が生前大切にしていた物が、仏壇には入りきれない物もあるでしょう。

たとえば、着物や帽子、靴や楽器や絵画など。

そういう場合は、月命日に仏壇の正面に置き、仏壇からよく見える様に置けば良いです。





普段一番貴方の力になってくれるご先祖や親族を大切にする事で、


きっと、貴方の人生を幸福に導いてくれる事でしょう。


END