●愛したペットへの最後のプレゼント。
占いの電話相談をしていた頃、
相談が多かったのは、やはり夜でした。
闇夜は、寂しさを呼びます。
特に仲が良かった人を亡くした時など、
どうしても、誰かに話を聞いて欲しくなったり、
誰かに相談したくなるのかもしれません。
そして、それは人ではなく
愛犬や愛猫などのペットを亡くされた時も同じでしょう。
ある時、電話相談で、
つい2時間前に、
愛するペットを亡くしたという方から相談を受けた事があります。
「どうしたらいいでしょうか?
なるべくルルが喜んでくれる方法で見送ってあげたいです。」といいます。
私がアドバイスしたのは、
①■まず、今までのお礼を言って、抱いてあげましょう。
例えば、
「ルル、私の元に来てくれてありがとね。
早く生まれ変わって、幸せになってね。」など。
②■亡くなったペットの長さより5cmは余裕をもって、
段ボールを用意する。
③■首輪を外してあげる。(服を着ていたら脱がしてあげる)
生まれたままの姿の方が成仏しやすいので。
④■食事などは、入れなくてもいいです。
⑤■用意した段ボールに入れてあげ、
ペットの顔の近くに、感謝の言葉などを書いてあげる。
「ありがとう。ルル」とか。
段ボールに絵を描いたりして手作り感をだしてもいい。
ここからは、自分で燃やしてもいいし、そのまま埋葬でもいいし、
私の場合は、愛犬を亡くした時は、ペット専用の葬儀屋さんにお願いして、
ペット用のペット火葬炉で火葬にしてもらい、遺灰だけをもらいうけました。
1万5千円でした。
さて、ここで問題です。
霊能者の方いわく、
愛したペットへの最後のプレゼントをあげると良いと言います。
それは何だと思いますか?
日本の霊能者・宜保愛子さんも、
アメリカの霊能者の方も、同じ事を言っていましたので、
間違いなくペットは喜んでくれると思います。
さて、愛するペットが亡くなった時、
ペットが喜ぶだろう、
貴方からペットへ贈ると良い、最後のプレゼントは、何だと思いますか?
分かる方、いらっしゃいますか?
少し考えてみてから、先をお読みください。
日本の霊能者・宜保愛子さんも、
アメリカの霊能者の方も、共通して勧めている、
愛するペットが亡くなった時、
貴方からペットへ贈ると良い、最後のプレゼントは、
生花。だと言います。
生花を買って来るか、庭や窓から見える外に生えている花を、
段ボールのペットの顔を囲んで入れてあげます。
顔が隠れなければ、多くてもいいです。
出来れば、花を入れる時に、
家族一人一人が1本以上の花を入れてあげてください。
つまり、家族が3人なら、3人がそれぞれ1本以上の花を入れてあげる。
どんな花がいいでしょうか?と聞かれる事もありますが、
基本、花屋の前に行って、貴方がペットを思い浮かべて、
似合うと思う花を選んでください。他の人の分も聞いて。
もしくは、花言葉から選んでもいいです。
ちなみに、ペットが2匹いる場合、(ここは省いてもいいですが)
例えば、友達の猫がいるなら、その猫の手に花を触れさせてから、
「この花は、ミミからだよ。」って、
その花を貴方が代わりに段ボールに入れてあげまます。
これを「花入れの儀」といい、「別れ花」と呼ばれますが、
人間が亡くなった時も、棺の顔の側に花を入れてあげますよね。
旅立ちの時に、花を贈ると良いとされるからですね。
これは亡くなった時だけじゃなく、
皆さんもテレビで、よくこんなシーンを見た事はありませんか?
番組のアナウンサーが3月いっぱいで番組を辞めるという時にも、
残されたスタッフから、花束が贈られる事がありますね。
そんな時の花には、
「今までありがとう。」という気持ちと、
「次のステージでも、頑張ってね。」という両方が気持ちが籠っています。
「ルルちゃん、今までありがとう。
来世でも幸せになるのよ。」
END