●子供に留守番させた悲劇。
日本では、ごく普通に子供に留守番させますが、
アメリカでは、考えられない事です。
なぜなら、アメリカでは中学生の子供を一人で留守番させても、
もし、隣人や知り合いから通報があったら、
警察がかけつけて親を逮捕します。
アメリカでは、留守番させるのも児童虐待とみなされ、
状況によっては、1年未満の禁固刑や10万円以上の罰金となります。
だから、一人親が働く場合、とても大変です。
親や友人に家に来てもらったり、安いベビーシッターを頼んだり、
子供が学校に行っている間だけしか働けなかったり、
ママ友や実家に預けたり、全寮制の学校に入れたりしていました。
それでも悲劇は起きるものです。
ある時、子供をちょっとした時間だけ留守番させた間に、
その子供が漂白剤を飲んで死んだという事件がありました。
現在は、漂白剤を飲んでも重症にはなりますが、
助かるケースがほとんどですが、当時は危険な漂白剤がありました。
子供にはジュースに見えてしまうのかもしれませんね。

事件後、しばらく経ってから、
その子供を亡くしたという若い母親が、霊能者の所に相談に来たのです。
相談内容は、奇妙な話でした。
「子供が私を怨んでいるのでしょうか?
教えてください。
私に何か言いたい事があるのでしょうか?」
それを聞いて、霊能者の方が、
「なぜ、お子さんが貴方を怨んでいると思うんですか?」
と聞くと、奥さんは、
「時々、天井付近でポン。という音がするんです。
長年この家に住んでいますが、今までそんな音がする事はありませんでした。
でも、息子を死なせてしまってから、
私の周りで、まるで私を責めるかの様に、ポン。と音がするんです。」
「先生、
多分、息子は私を今でも責め続けているのだと思います。
私はどうしたらいいのでしょうか?」
彼女いわく、外にいる時は、そういう音はしないといい、
音がする時は、家の中にいる時だけで、
夫や友人が居る時は、そういう音はしないし、
また料理していたり、テレビを見ている時もしないという。
音がする時は、決まって
彼女が何もしていなかったり、考え事をしている時だと言う。
さっそく霊視が始まりました。
さて、ここで問題です。
霊能者の方は、とても衝撃的な事を奥さんに告げたのですが、
それはどんな事だと思いますか?
少し考えてみてから、先をお読みください。
さっそく霊視が始まりました。
しばらくして霊能者の方は、彼女に、
「息子さん、貴方の事を怨んだりしていませんよ。
それよりも、こう言うのね。
ボクが悪いんだよ。
だから、お母さんは悪く無いんだから、自分を責めないで。って。」
実は、お母さんは、
子供が亡くなってから、ずっと自分が留守をした為に、
息子を殺してしまったと、自分を責め続けていたのでした。
だから、一人になると、いつも亡き息子の写真を見ながら、
「ごめんなさい。ごめんなさい。」と謝り続けていたのです。
では、あのポンという音は、何なのでしょうか?
息子さんが母親を怨んでいないというのであれば、
あの音にはどんな意味があるのでしょうか?
霊能者の方がお母さんに、こう言ったのです。
「貴方、念が強い人ですね。
実はね。
自宅でするポンという音、
貴方が作り出している音なの。
貴方の強いネガティブな念が天井などに共鳴してポンという音を立てているんです。
だから外では余りしない。
それに料理をしたり、テレビを見ている時には、
他の事に集中しているので、強い念になっていないので鳴らないのね。」
最後に、霊能者の方は彼女に、
「息子さんは、貴方を責めたりしていないので、
これからは、謝るのではなく、
私の子供に生まれてくれてありがとう。 とか、
今でも愛しているよ。という言葉に変えてみてね。
そうすれば、ポンという音もしなくなりますよ。」
「ママは悪く無いんだよ、自分を責めないでね。」
END