●願いが叶いやすい日。


きっと、皆さんも一度くらいは、

願いを叶えたい為に、神社などに参拝や願掛けにいかれた事があると思います。


■入学祈願。

■子授け
安産祈願。

■健康長寿
や、無病息災

■家内安全
や、交通安全

■病気平癒
手術成功




でも、

せっかく祈願しに行ったのに、叶わなかった。という声も聞きます。




実は、神社などで祈願する場合、

願いが叶いやすい日というのがあります。

つまり、どの日にお参りに行っても効果は同じじゃないのです。


そこで、問題です。




神社などで祈願する場合、

願いが叶いやすい日とは、いつでしょうか?


少し考えてみてから、先をお読みください。

































神社などで祈願する場合、

願いが叶いやすい日とは、


縁日です。

よく縁日(えんにち)と聞くと、

屋台を思い浮かべて、縁日は楽しいね。とかいう人がいますが、違います。


縁日とは、

仏教用語で、特定の仏様と縁を結ぶ日という意味です。

つまり、一番願いが叶いやすい日なのです。


ちなみに、神社によって縁日は違います。



例えば、

去年の初詣参拝者数ランキングの

■2位の成田山新勝寺(千葉県)298万人 は、

 毎月28日が縁日です。

■3位の川崎大師(神奈川県)296万人 は、

 毎月20日と21日が縁日です。


つまり、成田山新勝寺の初詣に298万人の人が行きましたが、

願いが叶いやすい日なのは、初詣では無く、28日なのです。


えっ!! 初詣の方が、願いが叶いやすいんじゃないの???

って思う方もいると思いますが、違います。


実は、日本人は、初詣に参拝に行く習慣など無かったのです。

多くの人が、初詣に行く様になったのは、大正時代からです。

長い歴史から考えたら、つい最近ですね。

では、なぜ、

大正時代から急に多くの人が、初詣に行く様になったのでしょうか?

 



それは、大正時代から普及し始めた鉄道と関係があります。

元々は、みんな願いが叶いやすい縁日に参拝に行っていたのですが、

そうなると、鉄道会社にとって、

それぞれの神社の縁日が違うので、どの日に増便するかとか面倒な問題でした。

そこで、なんとか国民を騙せないかと知恵を巡らせます。

思いついたのが、参拝する人を1月の1日2日3日の三が日に集めてしまう

初詣という取り組みでした。これなら増便も増員もこの3日に集中でき楽です。

鉄道会社は、CMでこぞって初詣に行こうと宣伝しまくります。


やがて、新年は初詣。という事が根付く様になっていきました。

つまり、鉄道会社の利益の為に作られた初詣よりも

 

縁日の方が願いが叶いやすい。と言うの分かるかと思います。



ちなみに、初詣参拝者数ランキングの1位の、

明治神宮(東京都)319万人や、伊勢神宮など、神宮と名のつく所は、

もともと願掛けをするような場所ではありませんので、

縁日もありませんし、お告げの様な、おみくじもありませんから、

今回の話題からは、除外します。









最後に、


皆さんも、もし有名な神社などに旅行やバス旅行に行く時は、

その神社の縁日を調べてから予約日を決めると良いですよ。


つまり、絶対叶えた事があるなら、

行く神社の縁日を調べてから行きましょうね。





ちなみに、私事ではありますが、

私が白血病になってしまった時、

病気を治す仏様として知られる薬師如来に祈願に行ったのですが、

薬師如来は8日と12日が縁日なので、8日に行きました。

お蔭様で、治ったのかもしれません。


みなさんも、どうせ行くなら、縁日に。

と覚えておいて損は無いですよ。


END