●失敗した実家のリフォーム。
両親の死後、
実家を相続した次男の話です。
遺産相続の時、
長男は地方に転勤になっていて、長女は嫁いでいたので、
実家を相続したのは、次男でした。
それまで次男さんは、とても幸運にも恵まれていて、
出世は思うまま、美人で素敵な奥さんを娶り、
一男一女に恵まれ、宝くじにも当たった事があるという恵まれ方でした。
家についても、買おう思って貯金していた所に、
今回の遺産相続の話が舞い込んだという運の恵まれ方です。
実家のリフォームを手動したのは奥さんでした。
夫が仕事に行っている間に、
奥さんは家族4人が快適に過ごせる様にと、
実家の整理整頓をしながら、リフォームを行いました。
風呂場とトイレは思い切って新築同然にリフォーム。
その他の部屋も壁紙を貼ったり、床に絨毯を敷いたりして、
見違える様に改善していきました。
ところが、
次男が家を相続してから約1年が経った頃から、
急に次男の運勢が下降していったといいます。
仕事では失敗が重なるし、
奥さんは、怪我して足を骨折。
自家用車にはイタズラされてされてしまうし、
長男にはぜん息が発症。と良くない事が重なり始めたと言います。
これは何か、実家に住み始めてからなので、
余りにリフォームし過ぎたので、亡き両親が怒っているのか?
と電話相談を頂きました。
そこで、リフォームした所を中心に、
実家の写真を見せてもらいました。
すると、
奥さんは、やってはいけない事を1つしていたのです。
それは、

かつて床の間だった所に、色々な物を置き、
床の間が物置状態になっていたのです。
一例です。
ご先祖様が家にやってくると、
必ず寄るのが、仏壇とかつての自分の部屋と床の間です。
特に生前、床の間を大事にしていたご先祖様であれば、
床の間を雑に使われていると、かなりガッカリして、
今まで守ってくれていたのを止めたりして、
急激に運勢が落ちる事がよくあるのです。
次男さんの床の間は、まさにそれでした。
私のアドバイスとしては、
①■床の間を元に状態に戻して謝り、運を取り戻すか。
②■床の間をいっその事、無くすか。
掛け軸を外して、床板を絨毯など敷いて隠し、
その絨毯の上にタンスなどを置く。
ちなみに、昔は床の間に仏壇が置いてあった時代もあったので、
どうしても、仏壇の置き場所が無いという場合、
床の間に置いても、大丈夫です。
その後、次男夫妻は①■を選択して、
今は床の間に花も飾っているといい、
「今は、床の間の花を見ると、心が清々しい気分になります。」と言う。
きっと、また運勢もよくなるだろう。
END
参考:画像は入政建築さんのHPより https://www.irimasa.net/archives/4009