●幽霊花。
みなさん、幽霊花と呼ばれる花があるのをご存知でしょうか?
多分、ほとんどの人は聞いた事がある花だと思いますが、
どんな花だと思いますか?
少し考えてみてから、先をお読みください。

彼岸花が、なぜ幽霊花と呼ばれるかと言うと、2つ理由があるとされます。
①■9月のお彼岸は、先祖の霊を偲ぶ行事ですが、
なぜか丁度そのお彼岸の季節に咲く花が、彼岸花なのです。
それも血が飛び散った様に咲く花から、幽霊花と呼ばれる様になりました。
②■彼岸花(ひがんばな)が咲くのは、墓地の近くが多いので、
それも幽霊花と呼ばれる所以となりました。
しかし、彼岸花が墓地の近くでよく咲いているのには理由があります。
実は、彼岸花には毒があるのです。(球根に)
今でこそ、日本では人が亡くなると火葬にされますが、
むかしは、みんな土葬でした。
そこで死んだ遺体を、ネズミやモグラに荒らされないように、
お墓の近くに、球根に毒がある彼岸花を植えたのです。
毒がある彼岸花を植えると、まずミミズが墓に近寄れなくなり、
そのミミズを食べるモグラ、そしてネズミが近寄りがたくなるという訳です。
そんな利用法があるので、稲を守る為に田んぼの周りに植える農家もあります。

最後に、
占いの世界では、
彼岸花を、仏壇に供えてはいけないとされます。
それどころか、家に彼岸花を持ってきてはいけないとされます。
家に彼岸花を持ってくると、
その家が火事になったり、放火されたりすると伝えられているからです。
END
参考:
彼岸花の写真は、秋田県で暮らす日記より https://akitaodatelifejp.hatenablog.com/entry/2017/09/25/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A%E3%81%8C%E5%92%B2%E3%81%8F
ウィキペディアより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A
