●新型コロナワクチン接種後の助け合い。
昨日のニュースで、
新型コロナウイルスワクチン接種回数が、
1日120万回を達成したと言う。
菅総理が目標としていた1日100万回接種を達成した事になる。
今週からは、職場接種と大学生の接種が本格化している。
ところが、ここで思わぬ問題が起き始めている。
それは、今、解熱剤が売り切れる薬局が多いのだという。
これはどういう事かと言うと、
ワクチン接種での、一番の問題は、副反応である。
先週、私は下の2つ記事を書きましたが、
●新型コロナ陽性、自宅待機中に死なない為に
https://ameblo.jp/hirosu/entry-12680844458.html
●新型コロナのワクチン接種で死ぬ人。死なない人
https://ameblo.jp/hirosu/entry-12680053975.html
64歳以下の人達のワクチン接種が始まると、
新たな問題が起き始めています。
それは、ワクチン接種後に起きる発熱である。
実はワクチン接種後の副反応である発熱は、
今まででもあった。
しかし、医療従事者の場合、職場が病院だったりするので、
解熱剤の処方は問題無かった。
また、65歳以上の高齢者の場合、
高齢者は普通の方よりも熱が出にくいという事もあり、
発熱が大きな問題になる事は無かった。
ところが、下のグラフを見ると分かるように、

ワクチン接種後の副反応である発熱は、
年齢が若くなるほど、多くなるのである。
そこで問題になるのが、発熱の対処方法だが、
皆さんは、こんな話を聞いた事ありませんか?
「熱が出ても、すぐに解熱剤を飲まない方がいい。
なぜなら、体はウイルスや細菌から体を守る為に、
体を発熱させています。
体温が高くなると病原菌の増殖能力が低下し、
体の免疫力は一時的に高くなり病原菌をやっつける。
だから、多くの場合、熱は下げないほうが良い。」
そうです。だから、今回の場合も、
熱が出ても我慢したり、解熱剤があっても使わなかったりする人がいるのですが、
専門家いわく、
今回の場合は、ワクチン接種による副反応による発熱なので、
ただちに、解熱剤を服用していいとの事です。
さて、そうなると、今度は、ワクチン接種後に熱が出た時、
どの解熱剤を飲めばいいのか? という問題になります。
そこで、テレビや厚生省のホームページ、海外ニュースを見てみると、
ワクチン接種による副反応による発熱には、
以下の3つの成分のいずれかが入った市販の解熱剤を勧めていました。
①■アセトアミノフェン
②■ロキソプロフェン
③■イブプロフェン
ちなみに、私の母は病院でワクチン接種をおこなったのですが、
その時に「もし、熱が出たらの為に、解熱剤を頂けますか?」と尋ねたら、
「ダメです。あげられません、町の薬屋さんで買ってください。」と言われました。
つまり、解熱剤は自分で買いに行かないといけないのです。
という事で、私は薬局に解熱剤を買いに行きました。
ところが、そこで、私達素人を悩ませる大きな問題が立ちはだかります。
それは、テレビや厚生省が勧めてくれた3つの、
①■アセトアミノフェン
②■ロキソプロフェン
③■イブプロフェン
これって、商品名じゃないんですよね。
薬に含まれている成分の名前なんですよね。
だから、薬局の人に聞くか、1つ1つパッケージの裏などに書いてある
成分表を見ないといけないんです。
テレビや厚生省は、1つ会社の製品を勧める事が出来ないので、
成分の名前しか教えてくれないんですね。
だから、薬局に行って、「これください!」ってすぐ言えないんです。
そして、問題がもう1つありました。
それは、店の人に聞くと、それぞれ3つの商品を見せてくれたのですが、
①■アセトアミノフェン
②■ロキソプロフェン
③■イブプロフェン
3つの内、どの成分が入った商品を買うのが良いのでしょうか?
そこで私は、一旦家に帰って調べる事にしました。
すると、意外な事が分かったのです。
結論から言うと、
上の3つの成分の内、私が一番良いと思ったのは、
①■アセトアミノフェン でした。
なぜなら、
あのWHO(世界保健機構)がアセトアミノフェンが望ましい。と言っているのです。
それプラス、あのCDC(アメリカ疾病予防管理センター)も、
アセトアミノフェンが望ましい。と言っているではありませんか!!!
また、日本の薬剤師の方いわく、
熱を下げるには、ロキソプロフェン・イブプロフェン ・アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬を使用しますが、
熱のみを下げるのが目的であれば、安全性の高いアセトアミノフェンが良いです。
という事で、私の中では、■アセトアミノフェンが入った解熱剤がダントツの一番。
2番は、②■ロキソプロフェン。
3番は、③■イブプロフェン。となりました。
なぜ、■イブプロフェンがラストかと言うと、
先日WHOの報道官が、こんな事を言ったのです。
「家で服用するならアセトアミノフェンを勧める。イブプロフェンではない。」
また、フランスのベラン保健相は14日、
新型ウイルス感染時、イブプロフェンなど抗炎症薬服用は「むしろ悪化させる」と
ツイッターに書き込んだのです。
その後、イブプロフェンが危険性を証明する研究結果はまだない。という事になりましたが、
なんとなく気持ち悪いですよね。
それしか無いのなら、イブプロフェン買いますけど、
■アセトアミノフェンや■ロキソプロフェンがあるのですから、
という事で、私の中では3番は、③■イブプロフェン。となりました。
では、実際に薬局に解熱剤を買いに行くにあたって、
以下の3つの成分が含まれている実際の商品名を調べて見ました。
テレビや厚生省は、縛りがあって具体的な商品名を挙げられませんが、
私は縛りが無いので、どんどん商品名をあげます。
まず、1番のお勧めの①■アセトアミノフェンの商品は、

●タイレノール
熱を下げる・痛みを和らげる アセトアミノフェン 300mg
タイレノールAは、主に脳(中枢神経)に作用し、痛みや熱をおさえます。
胃にはもともと、胃酸から胃壁を守るプロスタグランジン(PG)という物質があります。
タイレノールAは、このPGにほとんど影響を与えないため、
「空腹時」にものめるやさしさで、効くのです。
ただし、かぜによる悪寒・発熱時には、なるべく空腹時をさけて服用してください。

●ノーシン「細粒」
ノーシン「細粒」は、ACE処方の3つの有効成分(アセトアミノフェン300mg、エテンザミド、カフェイン水和物)
が協力的に作用して、頭痛などの痛みや熱によく効きます。

●アラクス ノーシンAC 24錠
7才のお子様から大人まで家族で服用できる解熱鎮痛薬です。
有効成分は、急な発熱や関節・筋肉・のどの痛み、頭痛などにも使われる鎮痛成分のアセトアミノフェン300mgです。
眠くなる成分が含まれておらず、ノンカフェインでもあるので眠りを妨げることもありません。
また、胃を荒らす成分も入っていないという特長も持っています。
小粒な錠剤は崩壊がより速く、急な発熱や痛みに速くよく効きます。

●ラックル 24錠
◇腰痛・神経痛・関節痛・肩こり痛・筋肉痛・頭痛・ねんざ痛・外傷痛・打撲痛・
骨折痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・月経痛(生理痛)の鎮痛
◇悪寒・発熱時の解熱
1錠中 アセトアミノフェン300mg

●ベンザブロックS錠 60錠
黄色のベンザブロック
解熱鎮痛成分アセトアミノフェン100mgなど8種の成分がバランスよくはたらいて、かぜ
のいろいろな症状を緩和します。
●バファリンルナJ 12錠
〔有効成分〕 アセトアミノフェン
〔含 量〕 100mg
〔はたらき〕 痛みをおさえ、熱を下げます。


●新セデス錠(80錠)シオノギ
新セデス錠は、4種類の成分を配合することにより、すぐれた鎮痛効果をあらわします。
アセトアミノフェン 80mg
ちなみに、私はこれを買いました。
ワクチン接種を行った医者の方が、セデスがお勧めですと言ったので。
ただし、効き目は多分アセトアミノフェンの量だと思うので、80mgは最下位です。
2番のお勧めの②■ロキソプロフェン。

●「ナロンLoxy」 「ロキソプロフェンT液」
解熱鎮痛作用に定評のある成分であるロキソプロフェンを配合した解熱鎮痛薬

●ライオン バファリンEX (10錠)
解熱鎮痛成分は、ロキソプロフェンナトリウム水和物です




●その他。
3番目のお勧めは、①■アセトアミノフェンと③■イブプロフェンが含まれているもの

●ライオン バファリン プレミアム (60錠)
「イブプロフェン」と「アセトアミノフェン」を1:1で配合

●ノーシンアイ頭痛薬(48錠)
鎮痛成分のアセトアミノフェンとイブプロフェンを配合し、痛みを伝達する中枢と痛みの原因となる末梢にそれぞれ作用します。

●バファリンルナi 60錠
生理痛・頭痛に速くよく効く 生理痛と頭痛に2つの鎮痛成分「イブプロフェン」と「アセトアミノフェン」のダブル処方
1.次の人は服用しないでください (1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)本剤又は他の解熱鎮痛薬,かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。 (3)15才未満の小児。 (4)出産予定日12週以内の妊婦。
4番目にお勧めは、③■イブプロフェンが含まれているもの

●ノーシンピュア 24錠
鎮痛解熱効果を発揮するイブプロフェンに,その効力を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合した鎮痛解熱剤です。

●[エスエス製薬]イブA錠
イブA錠は、痛み・熱にすばやくすぐれた効き目をあらわすイブプロフェンに、その鎮痛・解熱効果を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素と無水カフェインを配合した製剤です。

●ナロンエースT 84錠
ナロンエースTは、2種類の解熱鎮痛成分を配合した速く良く効く解熱鎮痛薬です。
痛みのもとをブロックするイブプロフェン、痛みの伝わりをブロックするエテンザ
ミドの組み合わせによる相乗的な鎮痛作用が、つらい痛みに効果を発揮します。

●ベンザブロックL錠 45錠
イブプロフェンの解熱鎮痛作用により、のどの痛み・発熱などを緩和します。
●その他。
以上が、私が個人的にお勧めする解熱剤ですが、
日本人は、どうしても1番がお好きなので、
当然、①番は、いずれ近い内に貴方の町の薬局から消えるでしょう。
そこでお願いですが、
もし、貴方が解熱剤を買って、友人や親・職場の同僚が、
解熱剤を買いに行ったけど買えなかったと聞いたら、分けてあげてください。
また、友人がワクチン注射をしたら、解熱剤があるか聞いてみて、
無ければ、私持っているよ。って言って分けてあげてください。
会社に半分置いておくとか、1錠は常に持ち歩くとか。
いざという時、助け合いましょう。
助けられなくても、そういう気持ちでいる貴方の心はきっと綺麗になっています。







