●夫婦喧嘩・家族内争いが多くなった家。


千葉県に一軒家を建てて、

15年間仲良く暮らしてきた夫婦が、

ここ2年前位から、急に夫婦喧嘩が多くなったという相談を受けた事がある。


それも、浮気とか金銭とか、二人の間に特に喧嘩する理由は無いのに、

なぜか口論になってしまい、最後は口をきかなくなったり、

寝る距離を離したりと、彼女は最近離婚を予感する様な夢をみるほどだという。


相談の中で、家相も診て欲しいという事で、

一応彼女には、家を建ててから15年間仲良く暮らしていたのであれば、

家相には問題無い気がします。と言ったのだが、

一応用意したし、まだ時間もあるので是非診て欲しいという事で、

家相も診る事になった。


まぁ、案の定、家相には特に問題は無かった。

しかし、見取り図には決して現れない悪い家相が関係していたのである。

この時は、まだ分からなかったのだが、

私の次の質問で、それが分かったのである。

「約2年前頃から、急に夫婦喧嘩が多くなったという事ですが、

 その2年前頃に、何か変わった出来事か、家もしくは、

 身の回りで変わった事
はありませんでしたか?」


すると、彼女は、

「2年前?

 そう言えば、2年前に家の前に高い建物が建ったんです。

 そのお蔭で、我が家はすっかり太陽が刺す時間が減ってしまいました。」と言う。


つまり、今から2年前に、彼女の家の前に高い建物が建ち、

それ以来、彼女の家に余り太陽がささなくなったというのである。

そして、それと同時に夫婦喧嘩も多くなったと言う。
■15年前

■2年前に、




実は、風水では、

家が前の建物の陰になり、日が余りささなくなると、

夫婦喧嘩や家庭内口論、家庭内での争いごとやもめ事が多くなる
のである。

そうなると、彼女の家の様に、

特に二人の間に問題が無くても、夫婦喧嘩や家庭内口論や争いが増えるのである。


これは、彼女の家の様に、前に大きな建物が建った場合以外でも、

■今まで日光が当たる家に住んでいた家族が、日当たりが悪い家に引っ越した途端に、

 夫婦喧嘩や家庭内口論、家庭内での争いごとやもめ事が多くなったりもする。




ここまま行くと、彼女が予想する様に離婚へ発展してしまう事もあり得る。

ただ、彼女いわく、引っ越すお金の余裕は無いと言うので、

現在の家に住みながら、なんとか対処する方法は無いかという相談だった。


私が彼女にアドバイスしたのは、下の4つです。

①■建物が建つ前の光の状態に戻すか近づける事。

 例えば、本来日差しが差していた部屋の明かりを強くするか

 明かりを増やして、昼間でも日曜日とか夫婦が一緒の時は、

 部屋を明るくして、日差しが差していた時の様に明るくする事。

②■日陰になってしまった部屋のカーテンを明るい色のものに変える。

③■夫婦喧嘩や恋人との喧嘩が増えたという場合は、

 ピンク色のものを増やす。カーペットや絨毯やクッション、テーブルクロスなど。

④■日陰になってしまった部屋に、花の写真や絵を飾るか、生きた花を飾る。


その後、離婚の話は出ていない。

END