●生前、墓地を買っても大丈夫ですか?
生前に墓地を買っても大丈夫ですか? という電話相談です。
つまり、まだ生きているのに、
その人の墓地を用意しても大丈夫か? という質問です。
元々彼女とご主人は九州の出だそうで、
ご主人の転職を期に、東京に出て来て、
その後、3人の子供を育て、現在孫もいるという方でした。
つまり、彼女もご主人も九州には実家があり、実家には先祖のお墓があるのですが、
もし、彼女やご主人が亡くなった時に、お墓が九州だと、
残された家族が九州まで行くのは大変だという事で、
ここ東京にお墓を作ろうと決心したと言います。
ただ、気になるのは、
まだ生きているのに、墓地を用意しても大丈夫か? と娘に言われ、
そう言えば、ちょっと不安かも。と思って電話したと言います。
①■まだ生きている生前、墓地を用意してもいいのか?
②■まだ生きているなら、墓地は買わない方が良いのか?
さて、貴方なら、なんと答えますか?
少し考えてみてから、先をお読みください。
私が彼女に答えたのは、
■生前、墓地を買っても大丈夫ですよ。
ただし、1つだけ条件があります。
それは、墓地を買う人の年齢に、0が付かない事。
つまり、今回の場合で言えば、
奥さんとご主人の年齢が、
30歳、40歳、50歳、60歳、70歳など、
区切りが良い0が付く年齢じゃない事が条件です。
霊能者の方いわく、
人は、区切りの良い年齢まで頑張り、区切りの年代になるとホット一息つくといいます。
例えば、貴方が38歳だとします。
40歳までは結婚しようと頑張り、40歳になると、
「ああ、もう40歳。」と一息つくそうです。
それと同時に、今まで頑張ってきた分、「ああ、もう40」という残念な気持ち、
「もう30代じゃないんだ」という気落ちが、
体の調子を崩す事が多いと言います。
つまり、0が付く歳は、新たな人生の始まりなのです。
そんな新たな人生の区切りの最初の歳に、
死ぬ前提のお墓を買うと、呼ばれてしまう事があります。
例えば、お墓を買ってから3年以内に死ぬとか。
電話して来た方は、幸い夫婦ともに年齢に0が付かなかったので、大丈夫でしたが、
年齢に0が付く人は、生前墓地を買わない方がいいです。
ちなみ、年齢に0が付く人以外でも、
今年が厄年という方は、墓地を買わない方がいいです。
男性の厄年は、25歳と、42歳と、61歳。
女性の厄年は、19歳と、33歳と、61歳。
最後に、
ついでなので付け加えておくと、
他にも年齢に0が付く人がしない方がいい事があります。
①■墓地を買う。
②■墓石を買う。
③■墓地を近くに移転させる。
④■遺書を書く。
⑤■生前贈与を行う。
⑥■形見分けを行う。
つまり、死ぬ事を前提とした行為はしない方がいいです。
「そんな縁起でも無い。」が3年以内に本当になってしまう事がありますよ。
END