●新型コロナワクチン注射が怖い!


私が契約している会社の社員の奥さんからの電話相談です。

奥さんは都内のスーパーで働いている方です。

皆さんもご存知の通り、現在医療従事者の方から順に、

新型コロナワクチンの接種が始まっております。



新型コロナワクチンの注射は、基本無料です。

基本というのは、

現在のファイザー社の新型コロナワクチン接種については、

満16歳以上の人のワクチン接種は無料という事です。

つまり、15歳以下の人は今回は打てないという事です。

理由は、

ファイザー社の新型コロナワクチンの開発では、

16歳以上に対しての臨床試験だけが行われており、

15歳以下の有効性が証明されていないからです。




さて、私が受けた電話相談は、

「新型コロナワクチンの注射が怖い!」というもの。



原因は、まず、韓国のニュース。

新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後に合計で15人が死亡した。

そして、日本でも、

米ファイザー製の新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた60代女性が

3日後にくも膜下出血で死亡したというニュース。


他にも、


ノルウェーでは、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを接種した後で、

75歳以上の高齢者33名が亡くなった。

イギリスでは、ファイザー/ビオンテック、またはアストラゼネカの新型コロナワクチンを

接種してまもなく、143名が死亡した。

アメリカでは、なんとワクチン接種を受けた人の内、1170人が死んでいる。

加えて副作用を発症させた例が13000件だという。


この経過だけを見ると、「新型コロナワクチンの注射は怖い!」となるが、

死亡数が多いアメリカを例にとっても、

接種数が非常に多いだけに、死亡者の割合は、0.003%になるという。


余り知られていませんが、

私達やお年寄りが毎年打っているインフルエンザのワクチン注射でさえ、

実は、インフルエンザワクチンの注射を打った後、

95人が重篤となり入院、その内3人が亡くなっています。(平成27年)

ワクチン注射はどんなものでも、ある程度の危険はあるという事です。


結果から言うと、

新型コロナワクチンを打って亡くなる可能性は、0.003%。

でも、私達が1年間の間に交通事故に遭う可能性は、0.9%と言われていますし、

ワクチン注射を打たないで、新型コロナにかかって死ぬ可能性から比べると、

はやり怖くても、新型コロナワクチンを打って予防した方がいいでしょう。

なにしろ、アメリカでは新型コロナで500000人が死んでいるのですから。

(日本も8790人が亡くなっているので、)




もう1つ、彼女が心配していたのが、

新型コロナワクチンを打って副反応が出るのは、主に女性だという不安。



実は、日本人で新型コロナワクチンを打って、その後、

副反応の一種であるアナフィラキシーショックが報告されたのは37人でしたが、

問題は、その37人の内、なんと35人が女性だった事。

つまり、副反応を起こした95%が女性だったというのです。

そういえば、くも膜下出血で死亡した方も女性でした。



実はアメリカでも新型コロナワクチンを打って、接種後に副反応を訴えた人の内、

なんと78%が女性だったのです。

製薬メーカーによると、ファイザー製のワクチンでアナフィラキシーが出た47人のうち、

44人が女性だったという。

また、モデルナ製のワクチンでアナフィラキシーが出た19人は全員が女性だったのだ。


つまり、

新型コロナワクチンを打った時に起きる副反応は、女性に起きやすいという事実。



そもそも、注射を打った時に起きる副反応のアナフィラキシーとは何でしょうか?

アナフィラキシーとは、

急激なアレルギー反応が起こり、命の危険が生じる状態で、

最悪の場合、数分でショック死する。

■喉の奥の粘膜が腫れて、呼吸困難になって死ぬ場合や、

■血圧が急激に下がり、全身に十分な血液を供給出来なくなり、

アナフィラキシーショックを起こし、呼吸停止となり死ぬ場合がある。


アナフィラキシーの症状としては、

■全身に蕁麻疹(じんましん)が出たり、皮膚が赤く腫れたりする。

■目が異常に充血する。

■冷や汗や動悸(どうき)、目眩(めまい)が起きる。

血圧が下がり始める。

頭痛、腹痛が起きる。

■嘔吐や下痢を起こす。


そこで、国では、新型コロナワクチンを打ったら直ぐ帰るのではなく、

15分は別室で待機してもらうようにしています。

と言うのは、

アメリカでは、新型コロナワクチンを打って何らかのアレルギー反応(副反応)

を起こした人の約74%が、接種後15分以内に起きているからです。

ただし、心配な人やアレルギーがある人などは、接種会場に30分は居る事を勧めています。

と言うのは、アレルギー反応(副反応)を起こした人の約90%が、

接種後30分以内に起きているからです。


女性の方が副反応が出やすいとなると、女性は会場に30分は留まった方が安全でしょう。




では、なぜ新型コロナワクチン注射によるアナフィラキシーの副反応は、


女性に起きやすいく、男性は少ないのでしょうか?


考えられるのが、女性ホルモンの影響です。



実は、日本で接種される米ファイザー製や米モデルナ製は、

mRNAワクチン」というワクチンです。

これは注射器でウイルスの遺伝子情報を貴方の体に入れ、

それによって貴方の免疫反応を活性化させるというワクチンです。


エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンは、

強い免疫反応を引き起こす事がありますから、ワクチンの作用と重なり、

過剰な免疫反応が発生して、自分の体を攻撃してしまうアナフィラキシーの副反応が

起きやすいと考えられるのです。



そう考えると、逆にこういう事も言えそうです。

①■それは、新型コロナワクチン注射をするなら、

エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)

などの女性ホルモンが少ない時期がお勧め。

女性ホルモンが少ない時期とは、

つまり、約28日間の周期で訪れる女性ホルモンが多い時をなるべく避けるという事ですね。

 

 

 




他にも、アナフィラキシーを起こさない為には、

②■注射を打った後は、2・3日は、激しい運動をしない事。

 激しい運動をすると、運動誘発アナフィラキシーを起こす事があります。

③■接種会場では、お風呂に入ってでも大丈夫だと言われるでしょうが、

 お勧めは、その日はお風呂も全身運動になるので、入らない。

④■ワクチン注射を打つ前後3日間(合計6日間)は、厚化粧しない方が良いかもしれない。

また、ハンドクリームも使用しない。

と言うのは、新型コロナワクチンには、ポリエチレングリコールという物質が入っていますが、

これは化粧品やハンドクリームにも含まれている事が多いので、皮膚から体に入る事によって、

過剰な反応状態が作られる可能性があるとの事。

基本、化粧やハンドクリームは長年の積み重ねが影響するが、それでも、

1つの可能性として、前後3日間を控えた方が良い可能性もある。

⑤■新型コロナワクチン接種後、くも膜下出血で亡くなった女性の場合、

 もともとくも膜下出血が起きやすい状況だったとも言われています。

 もし、貴方にお金の余裕があるなら、新型コロナワクチン接種前に、

 脳ドックを受診しておく事をお勧めします。料金は4万2千円位かと思います。 

 

⑥■過労や寝不足は、アナフィラキシーを起こす要因になる事があるので、

 前日はよく睡眠をとっておく。そして、打った当日は早く寝る。

⑦■ストレスは、アナフィラキシーを引き起こす要因になる事があるので、

 注射を打った日は、怒らない。怒鳴らない。ストレスを溜めない。

⑧■注射を打つ前日と注射を打ってから2日間はアルコールを取らない。

(ロシアでは、新型コロナワクチン注射をする人は前後合計80日間のアルコール禁止推奨)




女性の方々が、

安全に新型コロナワクチン接種が出来ます様に。お祈りしています。


END 

参考:月経周期のメカニズムの図は、ホルモンケアさんのHPより。
http://hormonecare-pj.net/study/bbt