●AI予想 99% 対 1%。 絶望からの大逆転。
いきなり問題です。
タイトルでAI予想と書きましたが、
さて、「AI」ってなんの意味でしょうか?
そして、「AI」ってなんの略でしょうか?
これからの社会、沢山出てきますよ。
きっと、知らないと恥ずかしい場面、あるかもしれませんよ。
知らない人は、子供にバカにされない様に、今知っておいてください。
少し考えてみてから、先をお読みください。
AIとは、人工知能(じんこうちのう)の事ですね。
そして、AIの略は、
artificial intelligence、頭の頭文字を取ってAI(エーアイ)ですね。
つまり、コンピューターが人間が考える様に答えをはじき出すというもの。
今日は何を書こうかと、ニュースを見てみると、
「1%-99%からの大逆転。藤井二冠が渡辺名人を破る。」
というニュースが飛び込んできました。

藤井二冠と言えば、将棋の棋士ですね。
その藤井二冠が将棋早指しの
朝日杯準決勝での藤井二冠と渡辺名人の対局で、
終盤にまさかの大逆転。藤井二冠が勝利しました。
ちなみに、藤井二冠はその勢いのまま、決勝でも逆転で優勝。
このニュース。一番の話題は、「まさかの大逆転」という部分です。
どのくらいの大逆転かと言うと、
その対局の様子をAIが予想していて、
もう完全に渡辺名人が勝つと予想。
その確率は、なんと99%!!
つまり、藤井二冠が勝つ確率は、わずか1%だと決めつけたのです。
その場面が下。

下の渡辺名人が、香車(赤○)を打ち、王手とした場面で、
上の藤井二冠が、歩(⇒)を打って、受けた場面です。
さて、もし貴方が将棋が多少出来るなら、次の一手。
下の渡辺名人は、どうしたらいいでしょうか?
少し考えてみてから、先をお読みください。
この場面、下の渡辺名人が普通に歩(⇒)を取って王手すれば勝ちでした。
ところが、下の手を打ってしまい、それが大悪手となり、
上の藤井二冠が、勝つ確率、わずか1%からのまさかに大逆転勝ちとなったのでした。
続きが気になる方は、
https://digitalista51.com/shogi/fujii2kan03 を見てみてください。
さて、上のニュースを見て、ある事を思い出しました。
占いの仕事をしていると、電話してくださる相談者の方の中には、
極度の心配性の方がいらっしゃいます。
心配で心配で、つい占いに頼ってしまう。
それも分からないではありません。
私もお人よしだから、そのままガバガバその人から毎日お金を取ればいいのでしょうが、
可哀想で出来ない。
その心配性をなおして欲しいと思ってしまう方が先に立ってしまう。
そんな時、まずその方に言うのが、
貴方が、どんなに努力しても、どんなに頑張っても、
最後の場面で、「もしかしたら、失敗するかも・・・」
「もしかしたら、またダメかも・・・・」と心配した瞬間、
その通りの結果を引き寄せてしまうのですよ。
だから、心配性の人は、その通りの心配した事を呼び寄せてしまい、
心配した通りになるのですよ。
心配性の1つに、苦手意識というものがあります。
今日冒頭で紹介したニュース。
負けた渡辺名人。 実は藤井二冠に対して、これで1勝6敗です。
苦手意識があると言えない事もないでしょう。
苦手意識=心配性ですから、「もしかしたら、逆転されるかも。」
「ここで失敗したら、あっという間に逆転されるかも。」と考えてしまうと、
それが現実のものとなるのです。例え99%対1%でもです。
こういう事は、誰にもある事です。
誰にでもです。
心配し過ぎると、それがネガティブな念となり、
そのネガティブな念が、その心配している結果を呼び寄せてしまうのです。
こんな事を言うと、
「そんな誰にでも当てはまるものじゃないだろ。」と言うかもしれませんが、
誰でもです。
例えば、上のニュースで大逆転した藤井二冠。
藤井二冠は最強だから、そうい事は無いだろうと思われるでしょ。
でも、誰でもですから。藤井二冠もです。
藤井二冠も人間ですから、心配性になれば、その通りの心配事を引き寄せてしまうのです。
去年(2020年)の10月5日。
当時、藤井聡太さんは、王位と棋聖を奪取して、その勢いで、
王将をも手にするのではないかと、第70期王将戦に挑戦していました。
つまり、まさに藤井二冠(18)が史上最強の時期です。
この日も絶好調で、豊島将之竜王(30)に対して、有利に戦い、
勝ち寸前。AIの予想は藤井二冠が勝つ確率99%。
豊島将之竜王が勝つ確率は、わずか1%と判定しました。
冒頭の渡辺名人戦とは、まったく逆の場面ですね。
ところが、藤井二冠には苦手意識があったのです。
「もしかしたら、また負けるのではないか。」
心配性が出たのかもしれません。
実は、藤井二冠。今までこれだけ話題をかっさらい、強い棋士なのに、
豊島将之竜王だけには、勝った事が無かったのです。
その勝敗、5連敗中。
でも、将棋界で一番寄せ(終盤に強い)が上手い棋士です。
もう詰みは確定。あとは寄せが上手い藤井二冠の事ですから、
もう負けるハズはありません。
普通に指せば、素人でも勝てる。それが99%勝ちという判断です。
しかし、5連敗中の苦手意識。心配性が、悪い結果を呼び寄せます。
まさかの大ポカ。勝つ目前での大失敗を引き寄せ、大逆転負け。
これよって、藤井二冠の王将奪取での三冠は無くなったのでした。
豊島将之竜王に6連敗。
失敗した藤井二冠by スポニチ
心配した結果を自分で呼び寄せたのでした。
さて、電話相談してきた女性の方も、
彼女の極度の心配性が、悪い結果を呼び寄せているふしがありました。
そこで、
まず貴方の極度の心配性を治した方がいいですよ。とアドバイスしました。
かと言って、極度の心配性は、そんなに簡単にすぐ治せるものでは無いでしょう。
一番良いのは、自分に自信を持つ事ですが、
極度に心配性の人に、自分に自信を持ちなさい。と言っても難しいでしょう。
そこで、
彼女が電話口で、
「私、心配性だからダメなんです。」という言葉が気になったので、
①■まず、心配性な自分がダメ。という気持ちを改めさせました。
「心配性でもいいです。
でも、そんな自分はダメ。とは思わないでください。
まず、そこからです。
常に、自分はダメじゃない。
心配するのが普通だ。と思ってください。」
②■次に、心配になったら、信じようとしてみてください。
神様を信じる。自分を信じる。
娘を信じる。子供を信じる。夫を信じる。
信じて任せましょう。
娘なら大丈夫。夫なら大丈夫。と信じて見ましょう。
③■それでも心配事が頭から離れない場合は、
その心配事を全部紙に書いてみましょう。
そして、その内、自分にはどうしようもできない事は線を引いて消してみてください。
例えば、旅行に行けば、途中で飛行機が墜落するかもしれない。と心配したなら、
飛行機が墜落するかしないかは、貴方にはどうする事も出来ませんから、消します。
④■日々色々なものに興味を持ってみましょう。
人間だれでも、初めて知るもの、初めて行く所など、
初めてのものは不安や心配がつきまとうものです。
だから、時間がある時にスマホで見たり勉強して、目で慣れる事です。
慣れる事で、恐怖心や心配心は和らぐものなのです。
⑤■良い結果をイメージしましょう。
成功する自分をイメージ。
勝つイメージ。
無事帰ってくるイメージなど。
良いイメージを浮かべる事で、ネガティブな念を打ち消すのです。
⑥■占いに頼らず、自分のバイオリズムを調べて、
自分の良い日、悪い日を自分で判断しましょう。
貴方のバイオリズム↓
https://ao-system.net/biorhythm/
上をコピーしてクリックして開いたら、
今日の日付と、貴方の誕生日を入れるだけで分かります。
良い日は自信を持つ事。
悪い日は、心配性の今の貴方でいいのですよ。
貴方はダメじゃない。
END
