●体のリズムを壊す、居間の家相。
私たちの体と心は、とても繊細で微妙です。
中には、図太い性格の方もいるでしょうが、
ちょっとした事で、体のバランスやリズムを狂わしてしまう人もいます。
その1つが、居間の家相です。
居間というのは、家族が一家団欒くつろぐ場所です。
と同時に、家族が食後にテレビを見たり話したりする場所です。
横文字で言うところの、リビングルームという事になります。
ワンルームで暮らしている方は、そのワンルームが居間という事になります。
普通はテレビなどがあり、家族がリラックス出来る部屋となります。
実は、そんな居間で注意する事があります。
電話相談をしていると、
時々家相の相談を受ける事があります。
そんな時に、家の中の写真も見せてもらう時があるのですが、
居間の写真を見せてもらった時に、その写真で家相を見るのですが、
そんな時に、居間の違和感を感じる時があります。
例えをあげましょう。
今日、電話相談を受けたとします。
相談者の方の居間の写真を見せてもらいました。
それが下の写真だとしましょう。

貴方は、何か気が付いた事はありませんか?
少し考えてみてから、先をお読みください。
そうですね。
現在、冬なのに、居間に扇風機があります。
また、冬なのに、夏服が飾ってあります。
こういう季節とは真逆な物があるのが、居間の季節感の逸脱です。
扇風機や夏服を指摘された方は、観察力が優れた方です。
冬に扇風機を使う事も稀にあります。
例えば、暖房の熱が天井付近にたまってしまうのを扇風機で循環させる為に使うとか。
でも、相談者の写真の場合、エアコンや天井に向いておらず、
多分、相談者の方は、冬になったのに、扇風機を片付けるのがおっくうで、
そのままになっているのでしょう。
これは扇風機に限りません。
■例えば、3月なのに、まだ正月の飾りやクリスマスの飾りが居間に置いてある。
■冬なのに、誰も使わない団扇(うちわ)が居間の目につく所にある。
■夏なのに、使わない暖房器具が居間に置いてある。
ちなみに、季節じゃない物が置いてあっても、居間じゃなければまだいいです。
でも、そこで長い時間過ごす事があるなら、
その部屋は、あなたにとって居間かもしれませんので、やはり気をつけた方がいいでしょう。
では、居間に、季節感を無視した物があると、どうなるのでしょうか?
風水では、居間の季節感の逸脱は、
その家に住む人の体と心のバランスやリズムが狂ってくるといいます。
例えば、上の写真の場合、
扇風機を使わない時期に入ってから、
少しづつ、少しづつ、
その家に住む人の体と心のバランスやリズムを狂わせていき、
その冬に風邪をひきやすくなったり、
体の調子がおかしくなったり、
酷い場合には、病気になったり、鬱(うつ)になったりする事さえあるとされます。
熱帯地方など、季節があっても一年中熱いとか、一年中寒いという地域の場合、
こういう事は起きにくいのですが、
(ただし、春になってもまだクリスマスの飾りがあるとかの居間の違和感は起こります)
日本の場合、冬は寒く、夏は暑いとはっきり分かれるので、居間の季節感によって、
体のバランスやリズムが壊れやすい環境だと言えます。
だから、写真で家相を見て、
もし、居間に冬なのに扇風機がまだあるという場合には、
小さい事ですが、これも家相の内に入りますので、
相談者の方に、居間の扇風機は片付けた方がいいですよ。と注意します。
すると、扇風機を片付けたら、
娘の風邪が治ったとか、夫があまり怒らなくなった。
などと言われる事もあります。
みなさんも、
■居間に、季節じゃない物がないか?
■居間に、シーズン外れの飾りがないか?
注意してみてください。
病気が治ったとか、仕事がはかどるようになったとか、
なんか調子が良くなったなど、思わぬ良い結果に結ぶつく事がありますよ。
END