●日本一の霊能者。
先に言っておきますが、
今日のブログには、ちょっと怖い部分が含まれています。
怖がりな人は、昼間見るか、友達に読んでもらった方がいいいかも。

私個人の意見として、
私が知っている限り、日本で一番の霊能者は、
江原啓之(えはらひろゆき)さんである。

https://m.ehara-hiroyuki.com/y/?yclid=YSS.1000139656.EAIaIQobChMI4PGc_ffA7QIVEFdgCh0HywhoEAAYASAAEgKcU_D_BwE
現在でもラジオや出版・SNSでご活躍されている様ですが、
今から約19年前、彼がまだ世に余り出ていない頃で、
一人でスピリチュアリズム研究会を主宰され、たしか1回五千円位で講演されていた頃。
まだ怖い物知らず?で、どんな事も見えた事なら話してくれていた時期がとにかく凄かった。
今も時々ラジオを聞いてみる事はあるのだが、見えた事も全部話さないのか、かなり抑えた感じで喋っていらっしゃる。
だから現在の実力は分からないが、当時の能力を失っていなければ、彼が日本一だと思う。
まぁ、こんな事を一介の占い師が言っても、信用されないと思うので、
ここからは、中立的立場に立って、
実際に最初に私が彼を凄いと思った事実だけを紹介したいと思う。
私も外国の霊能者を知っているだけに、そう簡単に人を信用はしないたちだった。
そんな今から約19年前、
皆さんは、柳美里さんという小説家をご存知だろうか。

彼女は1994年に小説家デビューすると、その3年後の1997年に芥川賞を受賞した小説家である。
芥川龍之介賞を受賞した『家族シネマ』は、その後映画化されている。
その後、彼女の原作で「雨と夢のあとに」というテレビドラマがテレビ朝日で放送された。
(主演者は、黒川智花さん、速水もこみちさん、沢村一樹さん、美保純さんなど。)
(ここからは、新潮社発行の新潮45、2006年別冊より)
そんな彼女は、2000年1月に長男を出産されるが、
15年間伴侶を共にしてきた人(東由多加氏)を亡くし、1周忌を迎えていた。
それを機に、東氏と最後の時を過ごした渋谷のマンションを離れ、
息子と二人で鎌倉に引っ越す事にした。
しかし、引っ越しの日が近づくにつれ、
東氏の死に背を向け、遠ざかろうとしているのではないかという罪悪感におしつぶされてそうになっていた。
そこで彼女は、当時の新潮45の編集長・中瀬ゆかりさんに相談すると、

中瀬ゆかり編集長は、作家の佐藤愛子さんが信用している霊能者を紹介した。

その霊能者こそ、江原啓之さんだったのである。
実は以前、佐藤愛子さんが北海道に別荘を買った時、酷い霊現象に遭い、
それを江原啓之さんが解決していたのである。
その後、その時起きた怪奇現象の数々は、「あの世の話」という本で佐藤愛子さんが詳しく書いている。
私も一度その事を(●消えた指輪https://ameblo.jp/hirosu/entry-12320765537.html)書いています。
こうして柳美里さんも、作家の大御所・佐藤愛子さんが押す霊能者なら信用できると思い、
佐藤愛子さんに紹介してもらい、江原啓之さんに鑑定してもらう事になった。
ただ、柳美里さんは一人で霊能者に会うのも不安だったので、
一緒に編集長・中瀬ゆかりさんと、編集員の小浦郁さんの合計3人で鑑定に向かった。
つまり、これから話す霊視には、少なくとも合計4人の大人が関係しているのである。
■ウソがつけない大御所の作家。佐藤愛子氏。
■芥川賞作家の柳美里氏。
■新潮社の編集長・中瀬ゆかり氏。
彼女はこの場に同席し、事実と認め新潮45に載せた。
■この中では唯一男性の新潮社の編集員・小浦郁氏。
下の話がウソなら、上の4人も怪しいという事になるが、
少なくとも私はこの時、江原啓之さんを一流の霊能者と認めた。
その後のテレビでの彼の活躍は、皆さんの知る所である。
さて、さっそく柳美里さんの霊視が始まりました。
すると、江原啓之さんは、
亡き東氏の霊の言葉として、
「新しい家にはついて行く。
絶対居なくならない。と約束したから、約束は守る。」と言ってくれた。
まぁ、ここまでは、
本当だとしても、インチキ霊能者でも言える言葉です。
中立的な立場としては、もっと確信に触れる言葉が欲しいところ。
柳美里さんは、とりあえず引っ越すという問題は、一応安心したので、
今度は、引っ越す先、鎌倉の家について江原啓之さんに尋ねました。
すると、江原啓之さんは、
「隣人A氏に注意した方がいい。」と霊視。
(実際は隣人Aの特定もしていましたが、公に公表出来ないので、Aとている)
後日、柳美里さんいわく、
「江原啓之さんに指摘された通り、隣人Aは、さまざまな事を仕掛けて来た。」と言います。
でも、江原啓之さんに忠告されていたので、
隣人のAさんにはなるべく関わらない様に関わらない様にしたといいます。
その他にも、
江原啓之さんは、柳美里さんの引っ越し先の鎌倉の土地を霊視すると、
「土地の裏山の後ろにお墓があって、
そのままにしておくと、息子さんが呼ばれて、
山に入ったり、洞窟に入ったりするので、
柵をして、立ち入り禁止にした方がいいですよ。」と言ったのである。
これを聞いた時、柳美里さんは疑心暗鬼だったという。
なぜなら、柳美里さんもとても慎重な性格だったので、
簡単に引っ越し先の土地を買ったのではなく、
何度も何度も下見をして、安心して購入を決めた経緯があったからだ。
だから、下見をした時点で、近くに墓地やお墓は無かったと記憶していた。
そこで、江原啓之さんに鑑定された数日後、
改めて鎌倉の地に行き、裏山を散策して調べてみたという。
すると、なんと霊視のとおり、岩壁に3つの洞窟があった。
そして、雑草だらけの私道を踏み行った行き止まりに、
なんと墓標も読み取れないほどの朽ちた3つのお墓があったという。
しかし、彼女がもっとも驚いたのは、
江原啓之さんが最後に言った息子についての事だったと言う。
それは、
「変な話ですが、息子さん、
霊能力者になる事が出来るくらいの力がありますよ。
もし、何か見える。と語り出しても、
否定したり、怒ったりしないでくださいね。」と言ったという。
柳美里さんは、それを聞いて、
当時はまだ、言葉も話せない赤ちゃんだったので、
「へぇ~。 そうなんだ。」と、
一緒に聞いていた編集長・中瀬ゆかりさんと見合わせ、
ただ頭の隅にしまっておいた。と言います。
やがて、赤ちゃんが歩き回る様になり、
言葉を話す様になると、
段々と不思議な事を、話す様になったのです。
「ママ、
階段の上に髪の長い女の人が立っているけど、
あれは誰?
凄い怖い顔してる。」
「ここから先は行けない。
行くと、
怖い人がいるから。」
「逗子のトンネルから、
男の人が来た。」
「このお家の下には、
古いお墓があるんだよ。
お墓の上に、お家なんか建てちゃダメなのにね。」
「ほら、見て!
白い人がいっぱい!
どんどんお山を登って行く。
きっと、お山の上にお墓があるんだよ。」
息子さんは、歳とともに段々と不思議な事を言わなくなって言ったそうですが、
もうじき7歳になる今でも(2006年)、時々、
誰もいないはずの一点を見つめて話し出す事があるという。
END
参考:柳美里さんの写真は、産経フォトより https://www.sankei.com/photo/story/news/161129/sty1611290013-n1.html