●正月に家庭円満を取り戻す技。


もう今日から12月ですね。

お正月まで1ヶ月を切りました。


本来、正月の事を書くには、まだ早いのかもしれませんが、

今、書いて置かないと、早めに用意する人もいるかと思い今日書くことにしました。






一年の計は元旦にあり。という諺(ことわざ)もあるように、

正月はとても大事な時です。

だから、正月から夫婦仲が悪かったり、兄弟仲が悪かったりすると、

1年の運に影響してしまいます。

 

 



正月前に仲が悪いという場合、

お正月中に、良い仲に戻しましょう。

そこで、家庭円満にする為に正月に出来る3つの技を紹介いたします。






①■まず、正月と言えば、御餅(おもち)でしょうか。

スーパーでよく売っているものは、下の様な四角い切り餅ですね。

 

生産もしやすいので、一番安いお餅でしょう。




ただ、家族の仲で仲が悪いという人がいたら、

正月には、四角い餅ではなく、丸いお餅を食べると良いです。



正月の丸いお餅は、家庭円満という願いがあります。

既に家庭円満な場合は、四角いお餅でいいです

だから、喧嘩しているとか、仲が悪いという場合、家族で丸いお餅を食べると良いのです。

丸いお餅が、近くのスーパーに売っていないという場合は、

鏡餅を買って、それを使ってもいいです。


 

 

 

 


②■干支の置物

その年の干支にあたる動物の置物を置くのは、時の運を引き寄せとても縁起が良いです。 

来年の干支は、牛(うし)ですね。

そこで、牛の置物を買って、下の様に家に飾る方もいらっしゃるでしょう。

 

(現在、家庭円満な家なら、これで良いです)




ただ、もし、喧嘩しているとか、仲が悪いという場合、

干支の置物も、仲が良い物を買った方が良いです。


例えば、夫婦仲が悪いという場合には、

夫婦牛の置物にすると良いです。

 



夫婦の仲が良くなります様にと、願いを込めて置きます。






親子の仲が悪いという場合には、

親子牛の置物にすると良いです。

 



親子の仲が良くなります様にと、願いを込めて置きます。



ただ、これは正月だけに使える技ではありません。

例えば、夫婦仲を良くしたい。とか、ずっと仲良く暮らしたいという場合、

寝室やリビングなどに、夫婦が今までで一番仲が良かった時期の写真を飾る事です。



同じように、もし兄弟の仲が悪いのであれば、

今までに兄弟が仲が良かった時期の写真をリビングなどに飾ると良いです。




また、兄弟の仲が良い写真が無くて貼れないという場合、

動物の仲が良い写真を子供部屋やリビングに貼ってもいいです。

 








③■箸(はし)

最後に、箸(はし)についてお話しましょう。

箸(はし)なんて、どの家にもあるでしょうが、

出来れば、お正月には、祝箸(祝い箸)を使って欲しいです。

祝い箸とは、

箸が角ばっていなくて、丸みをおびた形になっていて、

下の様に、両端とも細くなっていて、どちらからも食べられる箸です。


さて、ここで問題です。


普通、使い捨ての木の箸と言えば、片方だけが細くなっていて、

 

手で二つに割って使うものですよね。

なぜ祝い箸は、下の様に、既に2つに分かれていて、

両端とも細くなって使える様になっていると思いますか?



少し考えてみてから、先をお読みください。











































答えは、

まず、なぜ既に二つに分かれているかと言うと、

祝いの席(正月)なのに、手で割りばしを二つに分ける時に、

万が一、箸が折れたら、正月から縁起が悪いですよね。

だから、最初からもう割らなくていいように、二つに分かれているのです。

そして、なぜ、箸の両側とも細くなって、使える様になっているかと言うと、


お正月に食べるおせちには、年神様へのお供えものを分かちあっていただくという意味があり、

それを頂く事によって、新年を祝い幸せを授かるという意味が含まれています。

もっと言えば、年神様の食事をわけて頂くという事です。


そして、それが、祝い箸の両側とも細くなっている意味なのです。

つまり、片方は貴方が使い、もう片方は年神様用となっているのです。

だから、たまに見るのですが、

祝い箸の片方を自分で使い、もう片方を取り分けたり、

大皿から取る時に使う人がいますが間違いです。

下手すると、新年の願い事が無視されます。





さて、そんな祝い箸を使って、家庭円満に導く使い方があります。

それは祝い箸を、ちゃんと正式な方法にのっとって使用するのです。

①■まず、祝い箸を、大晦日(おおみそか)までに用意する事。

②■次に、祝い箸の箸袋に、使う人の名前を書く事。

 名前を書くのは、一家の主人(家長)です。

 

(箸袋に寿と書いてありますから、その下に書きます)

③■まず、ご主人(家長)は自分が使う箸に、「主人」と書きます。

 あとは、奥さんも子供達も祖父母も、「下の名前を書きます。」

 お客様が来た時には、「上」と書いたものを渡します。

 また、全員が使える取り箸には「海山」と書きます。

④■全部書き終わりましたら、その祝い箸を全部神棚にお供えします。

 神棚が無い家は、買ってきた鏡餅の前に置いて置きます。

⑤■年が明け、元旦の朝に家長が、神棚から箸を取って来ます。

⑥■皆さんは、正月くらいはいつも台所で働いているお母さんを休ませてあげたいから、

 その為にもおせち料理がある。と聞いた事があるでしょう。

 実は祝い箸にも、その意味があり、
 
 自分が使った祝い箸は、自分で洗って、正月の7日まで使います。(少なくても3日までは)

⑦■使い終わった祝い箸は、ゴミとして捨ててはいけません。

 なぜなら、それは年神様の箸でもあるからです。

 では、どうしたらいいかと言うと、

 多くの神社では、毎年1月15日に

 

 「とんど焼き」とよばれる正月飾りを集めて焼くという行事があります。

 その時に祝い箸も一緒に燃やすのです。

 

 とんど焼きが無ければ、普通に、お焚き上げという形で、年神様にお返しします。





以上の祝箸の使い方をすると、

 

夫もあらためて自分が家の家長であるという事を認識して、

家庭円満の願いが叶うとされます。

 




最後の祝い箸のやり方は、少し面倒ですが、

面倒なだけに、効き目はあるのかもしれません。


家庭円満な、良いお年をお迎えください。

END