●怖い銀行。




さて、今日は何を書こうかとニュースを見ていると、

元AKB48の高橋みなみさんが、

自身のTwitterで、夫がクレジットカードの不正利用被害にあったことを明かしています。

そういえば、先週掃除機のダイソンの詐欺にあったというニュースもやってましたね。

つまり、ダイソンの掃除機をネットで買うと、お金を振り込んでも、掃除機は送って来ないという詐欺。



このクレジットカードの不正利用と、ダイソン詐欺は、違う様でつながっていたります。



どういう事かと言うと、こんなケースです。

■まず、ダイソン詐欺でお金を騙し取る訳ですが、

 実は同時に、貴方のクレジット番号を取っている事になります。

 なにしろ、クレジットカードで買う時に、番号を打ち込みますから。相手には番号がダダ漏れです。

■そして、その貴方のクレジットカード番号を使って、悪人が他の品物を買ってしまうという訳。



つまり、


ネットで詐欺に遭い、続いて、その時に取られたクレジット番号で買い物され損をするという

ダブルで詐欺に遭う人が多発しているのです。





では、私達は、どうしたら詐欺に遭わない様に出来るのでしょうか?





新型コロナウイルスが流行っている現在、

私達の生活は、今よりももっとネット社会になっていくでしょう。

つまり、私達はネットでの買い物で、詐欺に遭わない様にしなければなりません。


それにはどうしたらいいか?


今回、ダイソン詐欺に遭った人は、ホームページを開いた時に、

まったくいつも見るダイソンのホームページと同じだったと言います。


まあ、当たり前の事ですよね。

本物のホームページをコピーして貼り付けるだけですから、私にも出来ます。

だから、いくらそのホームページの会社概要とか開いてみても、

当然同じように作られているますからチェックする意味がありません。


しいて違う所があるとすれば、見るとすぐ、他よりも随分安いなと目を引くようになっています。

何故かと言うと、詐欺師たちは、3週間くらいで稼いで撤退を考えていますから、

なるべく早く罠にかかって欲しいから、見た瞬間に安いなぁと思わせる値段にする必要があるのです。




だから、「おっ、凄く安いなぁ。」と思ったら、詐欺かもしれません。




でも、決定的なのは、やはり詐欺師が作ったホームページからでは判断が難しいので、

犯人たちが自分達では作れない、一番上に表示されるURLをチェックする事です。


今回、ダイソン詐欺に使われた1つのホームページのURLは、こんなものでした。

http://www.yodyson.com 

これに対して、本物のダイソンのURLは、

https://www.dyson.co.jp


この違いは、最初の http と、https の違いです。

があるか無いかですが、

この「」は、セキュリティがしっかりしているという「」です。

つまり、個人情報を扱うページ(例えば、カード番号を入力するページとか)なのに、

http となってて「」が無いなら、そのページは詐欺師のページか、

セキュリティが無いド素人がお客の秘密などまったく考えずに作ったページですから、

そこで買わない方が安全です。

大体これを知っているだけで、半分の詐欺サイトは判別出来ます。



ただ、プロの詐欺師は、「」のある


https://www.yodyson.com 

という偽サイトを作っている所があります。

こうなると、今度は、http:の前にあるカギマークをクリックします。

例えば、メルカリのホームページが本物かどうか確認するには、

https://www.dyson.co.jpの前にあるカギのマークをクリックします。

 


 

このカギマークをクリックすると、

 

下の様な小さいページが出てきますので、さらにそこの証明書とクリック(赤丸してある場所)します。

 

 

すると、下の様に、メルカリに正式アドレスが出て来るので、あっていれば本物です。












さて、銀行が怖いという話ですが、

皆さんは、銀行にお金を預けていると思いますが、


10年預けっぱなしにしていると、全額失う事があるって知っていましたか?


例えば、銀行に100万円預けていたとします。

そのまま10年、何も取引しないと

 

いつのまにか国に使われているという事があるという事。


実は私も、それで銀行預金、取られてしまいました。

昔、六本木で働いていた事があったんですが、

その時に現地の銀行に口座を作っていたのですが、10年使わなかったので、

その口座にあったお金は、全額国に行ってしまいました。

まぁ、4000円位だったんですけど、

銀行に勤める友人の話によると、1万円以下の預金は、クズ預金者という事で、

預金者に何も言わないで、口座のお金を没収出来るそうです。

ちなみに、口座に1万円以上ある預金者が、10年そのままほっらかしにしておくと、

その場合には、口座を封鎖する前に、ちゃんと貴方に手紙をくれるそうです。

ただ、もし、貴方がその10年間に引っ越していて、

 

その引っ越し先を銀行に伝えていないと、

その段階で、貴方の口座の中のお金は全額没収されて、国が使ってしまいます。


よくある悲惨なケースは、

親父が亡くなった時、残された親族が親父の銀行を全部知らなくて、

かつ、その親父が通帳を作る時に、住所を会社や愛人宅などにしていると、

10年経った時に、銀行からの連絡が受け取れなくて、全額没収されて、国に使われてしまうケース。



ただ、10年って結構あるから、大丈夫だと思うでしょうが、

もっと怖い話もあります。

それは定期預金です。

定期預金って、知ってますよね。

定期預金とは銀行などの金融機関が扱う預金のひとつで、

一定期間引き出せないことを条件に高い金利が提供されています。


つまり、金利が高くなるけど、5年間は引き出せませんよ。という貯金とか、


普通口座に入れているよりも、1年定期にすれば、金利は倍ですよ。とか勧められる貯金ですよ。

 

 

これも時効があるんですよ。 それも短い。

預ける時、時効があるなんて、絶対言ってくれません。でもあるのです。

 

 

例えば、貴方が、良い金利だと思って3年間の定期預金を100万円銀行に預けたとします。

ところが、3年経って、100万円に高い金利がついて満期になったとしますよね。

でも、いそがしくて、そのまま引き出さずにほっときます。


すると、

満期になってから、5年間何もしないと、

その定期預金、貴方の権利が失われるのです。


普通預金なら、そこから電気代やガス代などが引き下ろされたりしますから、



何もしなくても、結構取引されているので、安全なのですが、



定期預金にすると、そこからは何も引き落とされませんよね。



だから、5年経ったら、貴方の権利が失われているって事あるんです。

 

 

 

ちなみに、銀行以外の、信用金庫、労働金庫、信用協同組合などで作った定期預金は、

10年以上そのままお金を預けっぱなしにすると、

時効になり、貴方が受け取れる権利は消滅します。




まさか! 銀行の貯金や定期預金が、

100%元本保証じゃなかったなんて、知ってましたか?






最後に、

銀行について、余り知られていない

ちょっと怖い話をして終わりにします。


皆さんは、銀行からお金を引き出す時、

4桁の暗唱番号を、入力しますよね。

その時、どんな暗証番号を決めていますか?


ある人は、自分の誕生日の数字を利用したり、

ある人は、自分の住所の数字を利用したり、

ある人は、自分の電話番号の数字を利用したりすると、


とっさの時にも忘れないで、便利ですよね。


でもね。


なるべく、暗証番号は、

自分の誕生日の数字や、自分の住所の数字や、

自分の電話番号の数字は、利用しない方がいいですよ。



なぜなら、理由は2つ。

■まず1つは、悪い人に利用される事があるからです。

例えば、詐欺師や空き巣などは、カードを奪ったら、貴方の誕生日が暗証番号じゃないかと考えます。

つまり、暗証番号が誕生日や電話番号だったら、カードからも現金が抜かれてしまうという訳。


■そして、もう1つの理由が、ちょっと驚きです。

それは、貴方が実際に詐欺に遭った時に分かるのですが、


普通は、悪い人や詐欺に遭ったお金は、貴方に過失が無い限り、

銀行は弁償してくれます。


ところが、実際に貴方が詐欺に遭うと、

なんと、銀行側は、保証する前に、まず貴方の暗証番号を調べるのです。


そして、貴方が決めた暗証番号が、もし、

自分の誕生日の数字や、自分の住所の数字や、子供の誕生日の数字とか、

自分の電話番号の数字は、利用して出来ているものなら、


貴方にも詐欺に遭った過失があったとして、25%の責任を負ってもらうのです。

つまり、100万円の詐欺にあったら、

普通なら、100万円戻ってくるのですが、

もし、貴方が暗証番号に貴方の誕生日の数字を使っていたら、

貴方にも、お金を盗まれた過失があるとして、

75万円しか戻って来ないという。


END