●余命を宣告された方へ。



北海道で育った一人のOLが、


ある日診察を受けると、末期の卵巣ガンの宣告を受けてしまいました。


すぐに抗ガン剤と放射線治療を行いますが、



再発、再発で、とうとう肺に転移して、



医者からは余命3ヵ月を宣言され、治療さえも放棄されてしまいました。



体重も48kgあったのが、38kgになっていました。

 



クスリの副作用でしょうか、味覚障害になっていて、何を食べても余り感じません。



このまま、布団の上で死ぬのか。



いや、車椅子の上で死ぬのか。






嫌だ。


彼女は一大決心をします。

 



残された3ヵ月。好きな事をしよう。

 

 




彼女は目標を作りました。



■最後にお父さんと旅行に行きたい。



■フランスに行きたい。



■画家のモネがよく書いた「ジヴェルニーの庭園」と、



モネが書いた絵画を、実際に自分の目で見てみたい。

 




彼女は、すぐに行動に移します。



父親を説得して、車椅子を使って飛行機でパリへと旅立ったのでした。

 

 




父親とモネの庭園を見た帰りでした。

 



モンマルトルのマルシェ(市場)に立ち寄った時、



最初の奇跡が起きたといいます。



最後だからと、今まで大嫌いだったトマトを食べてみようと思ったのです。



そして、一口買ったトマトをその場で食べてみると、



その瞬間、



乾いていた口内が唾液で潤い、



なんと味覚障害だったはずの舌が甘酸っぱさを感じたのです。



この時、彼女は生まれて初めて、



食べる事は生きる事だと気づいたと言います。

 




それからは、もっと食べ物を研究したい、もっと食を調べてみたい。



という欲求が沸きました。

 



末期ガンを宣告されてから24年。



現在、彼女は生きています。



料理研究家・高遠 智子として。

 

 







■53歳で突然末期がんを宣告された人がいます。



スキルス性胃がんのステージⅤと診断され、



緊急手術の後も、4日間、彼女は意識が戻らず、



医者は家族にもうダメだろうと宣言していました。



ところが、その時でした。

 



彼女は寝言で、



「この川は渡らない!」と寝言を言うと、



奇跡的に目を覚ましたそうです。

 

 



その後、彼女が入院している南三陸町の病院が、



あの東日本大震災の巨大津波が襲います。



津波で街が全壊し、入院中だった彼女は死ぬ寸前の所でを助けられます。



前途ある若者が死んで、こんな余命幾ばくも無い私が生き残るなんて・・・・



申し訳ない。

 

 




こんなすぐ死ぬ命を助けてもらって、何もしない訳にはいかない。



そう思うと、無理な体を動かし、



翌日から自分の家に備蓄していた食材を全部使って、



避難している人達に炊き出しを行い、各地を駈けずり回りました。

 



もう自分が末期ガンである事なんて、忘れて料理を作っていました。


すると、



化学では証明できない奇跡がおきたのです。

 



その後、精密検査をしてみると、全身に転移していたガンが全て消えているのです。



現在、彼女は、



宮城県南三陸町で、農漁家レストラン松野を営んでいる(松野三枝子さん)





■また、小児ガンで入院した子は、



もう余命幾ばくも無いと医者から余命宣告されていました。



そんな時、その子がSF好きだった事を知った一人の医師が、

 



「君はヒーローだよ。
 
 戦闘機に乗って悪い宇宙人と戦う宇宙軍の一員だ。

 ガン細胞は悪い宇宙人の手先なんだ。

 だから君は、宇宙の平和を守るために、悪いガン細胞の宇宙人を倒すんだ。」



と言い、

想像で、自分がヒーローとなって、

ガン細胞の宇宙人を胎児するイメージ
をする様にアドバイスしたのでした。

 



その後、男の子は、毎日、頭の中で癌を退治するヒーローをイメージしたといいます。


すると、



不思議な事にガンが消え話題となりテレビで紹介されたのでした。

 










3つの実話を紹介しましたが、



私がお勧めしたいのは、その中でも、以下の事です。



■まず大切な事は、病気を受け入れる事です。

 なんでガンになっちゃんだと泣くのは、止めて、それも個性だと思いましょう。

 悲観するとマイナスのエネルギーを生んでしまい進行させかねません。

 そして、重い病気だという事を忘れて、何かしましょう。

 松野三枝子さんの様に。


■1つは、寿命を伸ばした時は、

 何か実現可能な目標を作る事です。

 やってみたい事をノートに書きましょう。

 そして、1つ1つ小さいな事でも書いて、実現していくのです。

 高遠智子さんの様に。


■貴方の身体の悪い所を治すイメージを持ちましょう。

 ガンなら、そのガンをやっつけるイメージを持ちましょう。

 末期の小児がんを克服した男の子の様に。






実は、私も、末期ではありませんが、白血病になって突然ブログを休んだ間、

上の方法を実践しました。

今でも、ぬいぐるみの1つを医者にして、

治してもらうイメージトレーニングをして、再発を防いでいます。


(まず、ぬいぐるみに、君は今日から医者だと任命します。
 私の場合、少し前から医者見習いという形で勉強させていましたが。
 それからその任命された医者を悪い所に乗せるか近づけて、治る様にしてね。

 とか、良くなるように治療してね。とお願いします。)


ちなみに、私の場合、看護婦に任命したぬいぐるみもいます。

今まで余り考えてもみませんでしたが、私もガンサバイバーなんですよね。



■あえて追加するとすれば、

私は入院中、笑える番組と、泣ける番組をよく見る様にしました。

後で調べてみると、ガンには良いそうです。



余命を宣告された方でも、

大切な人の為に、生きる希望を持ってくださいね。


END

 


参考:致知出版社    https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2020/04_matsuno/