●give and take(譲り合い)。




アメリカでは 「give and take」 と教わりましたが、

 



日本語に訳すと、「譲り合い(ゆずりあい)」とか、

 



「何かを与えてから、何かをもらう」という意味になります。

 

 

 






よく墓参りとか、亡くなった人の供養とかしても、

 



時間の無駄なんじゃないか。とか、そんなの後回しでいい。

 



と言う方がいらっしゃいます。

 





でも、もし、

 



急にお墓参りがしたくなったとか、

 



急に何か亡くなった人の事が頭に浮かんだという場合、

 



その人の墓参りとか、仏壇での供養とか、写真の前での供養をすると良いです。

 

 

 





なぜなら、それはもしかしたら、



give and take」 かもしれないからです。









具体的な例で、アメリカでの話を取り上げてみましょう。








ある時、

 



霊能者の所に、一人の女性の方がみえました。

 



相談内容は、最近頻繁に、変な夢を繰り返し見る。というのです。

 



聞くと、それは5歳位の男の子が彼女の夢の中に頻繁に出て来ると言うのです。

 

 




しかし、彼女はまだ結婚もしていないので、子供はいません。

 



兄妹や親戚にも、幼い男の子はいないと言います。



最初は気にしなかったのですが、余りにも頻繁に夢に出て来て、

 



ここ何日かは毎日決まって見るようになり、怖くなったそうです。

 

 

 





もしかしたら、子供の霊に恨まれているんじゃないか。とか、

 



子供の霊を、どこかで拾ってきたんじゃないかとか。

 

 

 

 






さっそく霊視が始まりました。

 

 

 

 

 


すると、彼女の後ろに一人の女性が現れたといいます。

 



その女性の霊は、ジェニーと言い、



相談者に聞くと、以前仕事仲間だった女性で、去年事故で亡くなったそうです。

 

 

 




霊能者いわく、そのジェニーという霊は悲しそうな顔をしながら、

 



息子が虐待されているので、助けて欲しいと訴えていると言います。

 

 

 




その事を相談者の女性に言うと、彼女は、



「彼女の結婚式にも出たので、よく覚えています。



 彼女は当時3歳の息子さんを連れて、結婚したんですが、



 多分、今はその息子さんは義理の夫と暮らしているかと思います。



 そんな虐待されているなんて・・・・



 調べてみます。」

 

 

 




霊能者の方いわく、

 



相談者の「調べてみます。」と言う言葉を聞くと、

 



ジェニーという霊は、安心した顔になり消えたそうです。

 

 

 




それと入れ替わる様にして、霊能者の前に、

 



ピンクのネックレスが出てきたそうです。

 

 




そこで、霊能者の方が、相談者の女性に、こう聞きました。

 



「あなた、5日前に、



 ピンクのネックレスを買ったか、もらったか、拾ったかしませんでしたか?」

 

 



すると、

 




「はい、はい、



 5日前に、スーパーの駐車場で、



 ピンクのネックレスを拾いました。」と女性が言いました。

 

 




それを聞いた霊能者の方は、

 



「今すぐ、今日にでも、そのネックレスは、手放した方がいいですよ。



 出来れば、元あった所に戻した方がいいです。



 そうしないと、何かとても悪い事が貴方の身に起きますよ。」と言ったのです。

 

 





その後、5歳の息子さんは、実際に虐待されいた事が分かり保護されたという事です。



(アメリカでは、虐待している可能性があると第三者が学校や当局などに連絡すると、

 すぐに児童相談所に当たる政府機関が介入してくれて、たとえ通報内容が誤解でも、

 問題とされる家まで来た調査員は、出てきた父親の対応だけで、

 「誤報でしたね」と調査を中止する事は無い。

 報告書を書くためにもちゃんと調査しなければ帰らないのだ。)






霊能者いわく、



これは 「give and take」 だったのよ。と言いました。




ジェニーという霊は、息子を助けてくれたお礼に、



ネックレスの事を教えてくれたのよ。


END