●価値観の違い。
同じ物でも、人によってその価値観が違います。
もっと言えば、人は育った環境によって、価値観が違ってきます。
ただ、この価値観、離婚原因の大きな理由の1つにもなっています。
特に問題なのは、お金の使い方で、結婚後にもめる事が多いので、
結婚前に、彼氏彼女のお金の使い方は少なくても把握してから結婚する事です。
例えば、今月の給料の使い道をよく見る事です。
彼氏が給料の半分以上をギャンブルに使っているのに、
結婚したらギャンブルしなくなるだろうと考えるのは楽観すぎます。
結婚後もそれが続いても、許せるか自分に聞いてみてから結婚するか、
給料の10分の1になるか、ギャンブルを止めるまで結婚しないかです。
ちなみに、7つの質問に答えるだけで、貴方や彼の価値観が分かるという
無料で出来る価値観占いというものもあります。
興味がある方は試してみてください。
https://uranailady.com/fortune/check12.html
私が以前書いたもので、日本の1人の偉人は、
亡くなった時、一文無しでしたが、
大切そうに3つのみすぼらしい石を、大切そうに持っていたという。
人にとっては、ただのみすぼらしい石も、
命より大切で価値のある物と思える事があります。
歴史が好きな人は、ぜひ読んでみてください。
●渡良瀬川に消えた村 https://ameblo.jp/hirosu/entry-12311080822.html
価値観は、それぞれ違うのが当たり前です。
やみくもに相手の価値観を批判しない様にしましょう。
最後に、
こんなお金の価値観の話をして、今日は終わりにいたします。
ある夫婦に、待望の男の子が産まれました。
しかし、医師からは知恵遅れという診断を受けていました。
幼稚園では、近所の子供達と一緒に通っていましたが、
小学校に上がると、段々と学校に行きたくないと言うようになり、
1年生の終わり頃には、全く学校に通えなくなりました。
2年生、3年生は、ほぼ自宅に引きこもって、学校へは行けませんでした。
両親は話し合って、息子を家から離れた養護学校に預ける事にしました。
その養護学校は、寮があって、息子さんはその寮に住み、養護学校に通う事になりました。
息子さんは、4年生でしたが、学力を調べると、
小学校1年生レベルもおぼつかない程度でした。
そこで養護学校では、1年生の学習から始める事になりました。
専門の先生がつき、息子さんに合わせて主要な教科をマンツーマンで丁寧に教えました。
少しづつではありますが、息子さんは1年間で沢山の事を学んでいきました。
お母さんが大好きだった息子さんは、学校が終わると、
毎日、毎日お母さんに電話して、
今日はこんな事があったよ。今日はこんな物を食べたよと嬉しそうに報告しました。
彼にとって、お母さんと話すのが唯一の楽しみだったのです。
そんなある日、
算数の時間で、先生がお金の問題を出しました。
「ここに、5百円玉と、
百円玉と、10円玉の3つのお金があります。
では、この3つのお金の内、
どのお金が、一番大きくて価値があるお金でしょうか?」
と、質問しました。
すると、息子さんは、迷わず、
「10円玉。」と答えました。
それを聞いた先生は、
「違うのよ。
5百円玉なのよ。」と教えました。
そして、もう一度、改めて聞くのですが、
息子さんは、再び「10円玉。」と答えてしまいます。
近くで聞いていたお友達が笑います。
「バカだな。
オレだって分かるよ。
5百円玉の方が、価値があるに決まってるじゃん。」
先生は、息子さんに噛み砕いて説明しました。
「5百円玉は、10円玉なんかよりも、
沢山の物が買えるのよ。
だから、5百円玉が一番価値があるのよ。」
と、説明するのですが、
彼はどうしても違う。10円玉が一番と言うのです。
先生は仕方なく、息子さんに聞きました。
「それじゃ、
どうして10円玉の方が5百円玉よりも価値があるのか、
その理由を言ってみなさい。」
すると、息子さんは先生に、こう言ったと言います。
「だって、10円玉はね、
電話が出来るお金でしょ。
電話をすると、ママの声が聞こえるの。」
END。
参考 hidepon777さん が書いた感動する話。https://matome.naver.jp/odai/2138874060812457601