●天使と悪魔。

 

 

よく、漫画やテレビなどで、

 

 

人の心の中には、天使と悪魔がいて、

 

 

例えば、道に1000円札が落ちていて、それを拾った時、

 

 


貴方の中の悪魔がささやきます。

 

 

「誰も見てないぞ、もらってしまえ!」

 

 

そうだな。貰ってしまおう。

 

 

と、その時、貴方の中の天使が現れて、こうささやきます。

 

 

「落ちているお金は、警察に届けないとダメだよ。」

 

 

 

 


ただ、実際に起きると、理想と現実は違うものです。

 

 

実は、昔、私がアルバイトをしている時、

 

 

地下駐車場で、実際に1万円札を拾った事があるんです。

 

 

それで、近くの交番に届けに行ったら、

 

 

けっこう大変で、

 

 

警官の人は、なんか面倒くさそうに大きな帳面を出すと、

 

 

どこで拾ったのか、何時に拾ったのか、

 

 

落ちていた住所やその状況を詳しくその帳面に書き始めたんですよね。

 

 

そして、私の名前を住所、連絡先を書き、

 

 

最後に拇印とサインかなにかしたかな。

 

 

結局30分以上かける事になり、昼めしは食べられなくなるわ。

 

 

かと言って、警官の人もなんか迷惑そうだったし、

 

 

財布ならともかく、現金1万円札を落としたと言ってくる人は少ないでしょう。

 

 

それも、持ち主は落としたという証明をしないといけない。

 

 

きっと、警官も、こんなの貰っておけばいいのに。

 

 

わざわざ届けて、余計な仕事が増えたと思ったのかもしれません。

 

 


日常的な事では、こんな例があるかもしれません。

 

 

冷蔵庫を開けると、美味しそうなプリンがありました。

 

 

貴方の中の悪魔がささやきます。

 

 

「冷蔵庫に入っているものは、早い者勝ち、食べてしまえ」

 

 

しかし、いざそのプリンを手にした時、

 

 

貴方の中の天使が現れて、こうささやきます。

 

 

「これはお姉ちゃんが、楽しみにしているプリンだから、食べちゃダメだよ。」

 

 

 

 


この様に、人の心の中には、天使と悪魔がいるものです。

 

 

 


特に、疲れている時や、イライラしている時、

 

 

私達は、心に余裕が無くなり、つい相手の一言や態度にカチンときて、

 

 

悪魔の言葉や態度をとってしまいがちです。

 

 

 


そんな時でも、

 

 

貴方の中の天使を目覚めさせる魔法の言葉があります。

 

 

「神様にお任せします。」

 

 

そう心の中で思うだけで、貴方の中の天使が現れてきますから、

 

 

あとは、「なんとかなるさ」と気楽に思いましょう。

 

 

 


それでも、世の中には、理不尽な人がいるものです。

 

 


昨日、ベイシアに買い物に行ったら、

 

 

少し離れた所から、大きな声で苦情を言っている声が聞こえてきました。

 

 

私はセルフレジで会計を済ますと、

 

 

怒鳴り声がしてくる方に行ってみると、

 

 

65歳位の杖をついた男の人が、45歳位のレジのおばさんに向かって、

 

 

大きな声で怒鳴っているのです。

 

 

レジのおばさんは、良さそうな人だったので、

 

 

多分、杖の男性が理不尽なクレームをしていたのでしょう。

 

 

 

 


こういう理不尽な相手を目の前にした時は、

 

 

こう思ってください。

 


「可哀想に、この人は、魂が幼いんだ。」

 

 

そして、

 

「神様にお任せします。」

 

 

そう心の中で思うだけで、貴方の中の天使が現れてきますから、

 

 

あとは、「なんとかなるさ」と気楽に思いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

イライラした時、思い出してください。

 

 

貴方の中には、天使がいます。

 

 

「神様にお任せします。」

 

 

そう心の中で思うだけで、貴方の中の天使が現れてきますから、

 

 

あとは、「なんとかなるさ」と気楽に思いましょう。

 


そうすれば、冷静になり、きっと良いアイデアが降りて来るでしょう。

 

 

END