●悪い予言を防げた人と防げなかった人。

 

 


占いも時にそうかもしれませんが、

 

 

霊能者に診てもらった時は、たまに強烈に悪い事が予言される事があります。

 

 

診てもらいたいけど、そういう事を言われてしまうかもしれないと思い、

 

 

霊能者に診てもらうのは、怖いという人もいます。

 

 

 

 

 

 

 

ある時、霊能者の方が出張鑑定に出かけた事がありました。

 

 

場所は病院で、ある妊婦さんからの鑑定依頼でした。

 

 

御主人が浮気をしているんじゃないかと心配なさっていた様ですが、

 

 

違ったようです。

 

 

それは良かったのですが、その時霊能者の方は、

 

 

その妊婦さんが、退院後、

 

 

車の事故に遭い、タクシーが炎上する映像が見えたそうです。

 

 

そこで、彼女に、こう注意しました。

 

 

「退院してから、一ヶ月はタクシーに乗らない様にしてください。

 

 事故に遭う可能性がありますから。」

 

 

それを聞いた彼女は、

 

 

「分かりました。大丈夫ですよ。

 

 私、ここ20年、タクシーになんて乗った事ないですから。

 

 それに退院する時も、父が迎えに来てくれるので、

 

 絶対タクシーなんて乗りませんから。」

 

 

 


丁度その時でした。

 

 

弟さんがお見舞いにやって来たのです。

 

 

すぐ帰るとの事で鑑定は一時中断となりました。

 

 

弟さんが、妊婦さんと話している様子を、

 

 

霊能者の方は後ろからしばらく見ていました。

 

 

すると、バイク事故の映像が見えたそうです。

 

 

大きな橋の上でバイクが転倒していて、彼が横たわっています。

 

 

 

霊能者の方は、話し終えた弟さんに、

 

 

「失礼ですが、バイクで通勤されていますか?」と聞きました。

 

 

「はい。バイクで通って来ています。」と弟さん。

 

 

「どうか、これから一ヶ月は、バイクで橋の上は通らない様にしてください。

 

 事故に遭う可能性がありますから。」

 

 

それを聞いた弟さんは、

 

 

「そうですか。橋ですか。

 

 分かりました。

 

 でも通勤途中に橋などありませんから、大丈夫ですよ。

 

 絶対、橋は通らない様にしましょう。」

 

 

 

しかし、それから3日後の事でした。

 

 

その弟さんは、バイクで帰宅中に、

 

 

橋の上でトラックに巻き込まれて亡くなったのでした。

 

 

彼がなぜ、通勤途中ではない道を通って、

 

 

しかも絶対に橋は通らないと言っていたのに、

 

 

橋に行ったのか、分からないといいます。

 

 

 

 


やがて、妊婦さんが退院する日がやってきました。

 

 

すると、お父さんから電話が来て、

 

 

会社で一大事が起きて、どうしても迎えに行けないと言うのです。

 

 

それじゃ仕方が無い。タクシーで帰るわ。

 

 

病院の前に停まっていたタクシーに、看護婦さんが荷物を入れてくれました。

 

 

彼女もタクシーに乗り込み、窓を開け、見送ってくれた看護婦さんにお礼を言いました。

 

 

「ありがとうございました。」

 

 

「気を付けて。」と看護婦さん。

 

 

その時です。

 

 

気を付けて。という言葉を聞いて、何か頭をよぎるものがありました。

 

 

霊能者が「タクシーに乗ってはいけない。」と言ってのを思い出したのです。

 

 

彼女は運転手に謝り、少し歩いてもバスで帰る事にしたのでした。

 

 

 


その後、その日にタクシーが事故で炎上したというニュースがありました。

 

 

それが彼女が乗ったタクシーかどうかは分かりませんが、

 

 

場所的にそのタクシーの可能性は高いといいます。

 

 

 

 


みなさんは、この出来事、どう思われますか?

 

 

霊能者が2人に予言したのに、

 

 

どうして、弟さんは助からず、

 

 

妊婦さんは助かったと思いますか?

 

 


少し考えてみてから、先をお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


霊能者の方も、はっきりした理由は分からないといいます。

 

 

ただ、予言して注意してあげても、変えられない事はよくあると言います。

 

 

では、なぜ妊婦さんは助かったのでしょうか。

 

 

 


2つ考えられるといいます。

 

 

■1つは、妊婦さんの命を助けようとする強力な何かがいたという事。

 

それが何かは分かりませんが、妊婦さんに夫の浮気の疑いを持たせ、

 

霊能者に相談するように持ち掛ける事によって、危機を知らせたのかもしれず、

 

弟さんの死も、それを裏付ける事となって、真実味を増したといいます。

 

実際、妊婦さんは弟さんの事もあって、

 

すぐにタクシーを止めてバスにするのに躊躇しなかったと言います。

 

言い方を変えれば、弟さんは最後に妊婦さんを助けたとも言えます。

 

つまり、弟さんの場合、ただ偶然にその場に現れ、

 

霊能者は頼まれもしないのに、つい見えてしまった事を口にしたのに対して、

 

妊婦さんは、危機を知らせる為に全てが何者かによってセッティングされ、

 

危機を回避できるように、霊能者に予言させる様にもっていったのです。

 

 

■もう1つは、妊娠していた事が関係しているかもしれないと言います。

 

つまり、お腹に命が宿った事によって、彼女だけの人生では無くなったのです。

 

子供が出来た事によって、人生が今までとは180度変わる人はよくいるといいます。

 

子供がいたから、今まで頑張って生きて来れたという方もいらっしゃるでしょう。

 

子供がいたから、危ない所を助かったという人もいるでしょう。

 

 

また、子供でなくても、

 

他人を助ける活動をし始めたら、人生が好転し始めたという方もいるはずです。

 

それも、他人の助けになっている事で、貴方だけの人生では無くなったのです。

 

なぜなら、貴方を助ける事によって、貴方が助けているその他人も助かるからです。

 

 

 

 

 

 

貴方を助ければ、2人以上助かる。


そんな人になってみませんか。


END