●新型コロナウイルスを克服するカギ。
今日テレビをつけると、こんなニュースが流れていた。
アメリカのトランプ大統領が、「ワープ・スピード作戦」と行っているという。
現在、新型コロナウイルスのワクチン候補が、
100以上あったのが、14に絞り込まれていて、
年内にも開発され、供給が始まると言う。
しかし、アメリカの専門家は、この意見に対して、
ワクチン開発には、臨床試験を何度も重ねる必要があり、
年内の開発は、不可能に近いと言う。
これは、アメリカに限らず、日本やドイツなど世界中の研究者たちが、
現在血眼になって、新型コロナウイルスのワクチンの開発を行っている。
日本にとっては、新型コロナウイルスのワクチン開発が、
来年のオリンピック開催にも関係するので、必死にならざるおえない事情もある。
しかし、残念ながら、
新型コロナウイルスのワクチンは、オリンピックには間に合わない可能性が高い
なぜなら、仮に奇跡が起きて、
新型コロナウイルスのワクチンが、来年頭に開発されたしましょう。
ところが、それが全員に行きわたる数が間に合わないのだ。
例えばアメリカで開発されたら、まずアメリカ人に配るだろう。
そうなると、日本や他に国の人に行きわたるのに、1年以上かかる。
日本人がワクチンを開発すれば、最初に日本人に配られるが、
今度は、他の国への供給が1年以上かかる。
そうなると、ワクチンがあってもオリンピック開催には漕ぎ着けない。
では、来年の日本のオリンピックは絶望かと言うと、
1つだけ開催を現実化させる方法があります。
それは、ワクチン開発よりも、
新型コロナウイルス簡易検査キットの開発です。
占い師として、はっきり言わしてもらうと、
残念ですが、新型コロナウイルスは、もうこの世から無くなりません。
つまり、これからは新型コロナウイルスと共存する世界となるわけです。
これは別に驚く事ではありません。
結核やエイズやエボラ出血熱も、人に移る恐ろしい感染症ですが、
同じように、この世から無くならずに、私達と共存している感染症です。
では、どうやって新型コロナウイルスと共存するかと言うと、
ポイントは、このニュースです。
■国内の感染者110人を詳しく調査したところ、
110人中、83人は、誰にも移していませんでした。
ところが、残りの27人は、他の人に移し、多い人で、
一人で12人に感染させたのです。
つまり、新型コロナウイルスにかかった人でも、
その8割の人は、他人には移さないと言うのである。
これは、とても重要なポイントです。
なぜなら、隣に新型コロナウイルスの人が座っていても、
移らないなら、恐怖を感じる必要はありません。
つまり、共存出来ると言えるのです。
皆さんは、こんなニュースがあったのを覚えていますか?
■フリーアナウンサーの赤江珠緒さん(45)が、
新型コロナウイルスに感染したが、幼い子供がいる為に、
入院せずに自宅療養する決断をした。
皆さんは、このニュースをみて、こんな疑問を覚えませんでしたか?
新型コロナウイルスが子供に感染しないか。
また、なぜ、子供には感染しなかったのか。
もちろん、新型コロナウイルスに感染した後は、
さすがに子供に感染しない様に十分注意したでしょうが、
新型コロナウイルスに感染したのが分かる前までは、
普通に一緒に生活していたはずです。
それなのに、なぜ子供は新型コロナウイルスに感染しなかったのでしょうか?
答えは、
赤江珠緒さんの新型コロナウイルスは、上の8割に入る
人には移さない新型コロナウイルスだったからです。
では、ここで問題です。
人に移さない新型コロナウイルスと、
人に移す新型コロナウイルスの違いは何だと思いますか?
少し考えてみてから、先をお読みください。
人に移さない新型コロナウイルスと、
人に移す新型コロナウイルスの違い。
それは、一言でいうと、
新型コロナウイルスが、体のどこで増殖しているかの違いなのです。
新型コロナウイルスにかかると、
その菌は、その人の体の中で増殖を始めます。
■ある人は、新型コロナウイルスの菌が肺に入り、肺の中で増殖。
その時点で、免疫機能と戦い菌の方が死滅して自然に治る事もありますが、
タバコをよく吸っていて肺が痛んでいたり、免疫機能が落ちている人だと、
やがて肺炎となり、呼吸困難となり死ぬ事があります。
■しかし、ある人は、新型コロナウイルスの菌が、のどで増殖します。
つまり、肺には行かず、のどの中で増えるのです。(肺とのど。両方の人もいます)
肺には行かないので、当然肺炎にもならず、呼吸困難にもならず、
体には、何の影響も出にくく、元気に行動出来ます。
なにしろ、菌はのどに居るだけなのですから。
しかし、のどで新型コロナウイルスの菌が増殖していると厄介な事が起きます。
人と喋るたびに、新型コロナウイルスの菌がツバと一緒に飛び散ります。
咳をすれば、簡単にその咳と一緒に新型コロナウイルスの菌が飛びます。
そうなんです。
上のチャーター機で帰国した27人の人に移すタイプの人は、
のどで新型コロナウイルスの菌が増殖した人達だったのです。
中国の武漢からチャーター機で帰国した人を検査した時、
のどから採取した粘膜を調べると「陰性」だったのが、
肺から出たタンを調べると「陽性」になった人がいました。
その時は、不思議がられたのですが、実はそういう意味だったのです。
今でも、PCR検査でのどを丹念に検査しても「陰性」で、
家に帰って数日後、肺炎で死んで、それから調べると新型コロナウイルスだった。
それも原因は、その人は肺で増えるタイプの新型コロナウイルスだった為に、
のどを丹念に検査しても「陰性」になった訳です。
つまり、
■新型コロナウイルスが肺で増えるタイプの人は、
人には移しにくいが、肺炎で重症化しやすいく死にやすい。
■新型コロナウイルスがのどで増えるタイプの人は、
その人は、自分は元気で症状が出ないが、人に移す危険なタイプ。
先にあげたフリーアナウンサーの赤江珠緒さんは、
その後、肺炎になり入院しました。
つまり、赤江珠緒さんは、新型コロナウイルスが肺で増えるタイプだったのです。
だから、子供には感染させなかったのです。
そこで、オリンピックを無事開催させる手ですが、
沢山の外人や観客が押し寄せると、どうしても中には、
新型コロナウイルスに感染している人はいるでしょうね。
でも、
人に移さない新型コロナウイルスだったら、隣に居ても大丈夫ですよね。
赤江珠緒さんと子供の様に。
つまり、多くの外人や観客の中から、
新型コロナウイルスが、のどで増殖している人だけを探し出して、
排除すればいいのです。
ちなみに、肺で増殖している人も重症になってくると、人に移す事がありますが、
その場合、体温でチェックして排除出来ますし、
咳もしているはずですから症状からも分かると思います。
肺で増殖しているなら、レントゲンを撮ったりして大変ですが、
のどなら、ツバで調べられます。
つまり、口の中に入れるだけで、そのツバから1分以内に、
その人が新型コロナウイルスのどタイプじゃないと判定できる
新型コロナウイルス簡易検査キットが開発できれば、
新型コロナウイルスと共存できる世界となり、
オリンピック開催にも目途が立つはずです。
新型コロナウイルスと共存し、オリンピックを開催させたいなら、
ワクチンよりも、
新型コロナウイルス簡易検査キットの開発を、
日本は急ぐべきです。
END


