●肝臓(かんぞう)に気をつけて。
占いをした事がある人は、よく聞く言葉かもしれませんが、
「肝臓に気を付けて」と言う風に言われる事があるでしょう。
私も対面占いや電話占いをしていた時期に、そう言った事があります。
「それから、
肝臓に気を付けてね。」みたいに。
「ああ~、
当たってる!
この前、血液検査したら、
肝臓を指摘されましたぁ」
ちなみに、血液検査の場合、肝臓で注目される1つの目安がγ-GTP値です。
γ-GTP値の正常値は、男性が50以下、女性が32以下とされます。
ただし、γ-GTP値が100以下であれば、ちょっとお酒を控えると、
正常値に戻りますので、休肝日を増やしたり、飲む量を減らせば大丈夫です。
この「肝臓に気を付けてね。」という占いは、
別に、私が霊能者で、
将来、貴方が肝臓の病気になっている姿を見た訳ではありません。
でも、言われた相談者の方は、よく分かると、不思議がるかもしれません。
占っている時は、当たっても、その辺のカラクリや理由は相談者の方には言いません。
そこで今日は、その辺のカラクリを説明したいと思います。
まず、占いをしていると、話している中で、
■ああ、この人、怒りっぽいな。とか、
■ああ、この人、○○に対して、(夫や親や兄妹など)かなり怒りがあるな。とか、
■ああ、この人、世間や世の中に対して、かなりの怒りがあるな。とか、
■ああ、この人、会社や給料に対して、かなりの不満を抱えているな。
と感じると、
この時点で、「肝臓に気を付けてね。」予備軍です。
つまり、怒り=肝臓に負担。と思ってください。
昔から、 怒りは肝臓にダメージを与える。と言われているからです。
常に怒ってる人は、肝臓が不調になりやすくなるとも言われています。
ただ、この時点では、
まだ、「肝臓に気を付けてね。」とは言いません。
たまたま、この時だけ怒っていたとか、言いたい事を言ったのかもしれないからです。
ただ、更に相談者の方との会話で、
下のいずれかと重なったら、「肝臓に気を付けてね。」と言える段階です。
■お酒をよく飲む。
■最近、よく足がつる。
■最近、目が疲れやすくなった。
■最近、視力が低下した。
■最近、よく爪が欠ける。
■最近、よく怒りっぽくなった。
■最近、眉間のシワが増えた。
■最近、眉間のシワが深くなった。
お酒はよく、百薬の長とか言われて良い場合もありますが、
楽しんで飲む分には、いいですが、
怒りを鎮める為に飲むお酒は、お勧め出来ません。
例えば、会社でのうっぷんばらしに飲むとか、
失恋や振られた腹いせに飲むとか、夫や恋人の不倫や浮気で飲むのは、
「肝臓に気を付けてね。」となります。
だから、飲む時は、怒りのうっぷんばらしにならない様にしましょう。
更に、対面占いの時や、写真を見せてもらった時に言えるのは、
相談者の手の平が、
■手のひらが黄色っぽい人は、肝臓に注意。
ただし、みかんなどを食べ過ぎた場合や黄疸になっている場合も、
手のひらが黄色くなりますから、上の状態と重ねっている場合です。
友人たちや家族が集まった時、手のひらを広げて比べてみて下さい。
その中で、一番黄色い手の人は、肝臓が疲労しやすいタイプと言えます。
■手の平の「月丘」の部分がものすごく赤くなっている人は、肝臓に注意。
月丘とは、手相用語で、図で示すと、ここです。
ちなみに、実際に皮膚科の先生が、
手の赤みがあまりに強い場合、肝臓の障害が起きている可能性とあると診断しています。
その方は、飲酒歴25年、毎日ワイン1本を呑むという方で、
診察時に、お酒をやめるか、
今よりずっと減らして肝機能を正常にすることが大切だと、
患者様に説明したそうです。(青山ヒフ科クリニック/亀山孝一郎さんのブログより)
最後に、
「肝臓に気を付けてね。」と言われた人には、こう助言する事があります。
まず、よく怒る人は、
血圧も上がる事だし、肝臓にもよくないので、
怒りを自分で鎮める工夫をしましょう。
頭に来る出来事があったら、余りその事を突き詰めて考えない様にして、
「なんとかなるさぁ~」と楽観的になりましょう。
また、怒りを鎮めるツボというのが、頭のテッペンにありますから、
怒りを覚えたら、怒りを鎮める為に、頭のテッペンを押しましょう。
食べ物では、シジミや、梅干しなどブロッコリースプラウトがお勧めです。
END
参考:
掌の写真は青山ヒフ科クリニック/亀山孝一郎さんのブログより
:https://ameblo.jp/aoyamahihuka/image-12092466005-13475993628.html

