●新型コロナ倒産で自殺を考えている方へ。
現在、ゴールデンウィーク中ですが、
ゴールデンウィークが明ける5月7日まで、
日本は緊急事態宣言で、外出自粛となっています。
4月17日から始まった緊急事態宣言。
3週間ならと、店の収入が無くても、銀行への利息を払い、従業員に給料を払い、
家賃を払いながら頑張って来た事業者の方は沢山いらっしゃると思います。
しかし、緊急事態宣言は延長の方向で話が進んでいます。
今日は開かれた全国知事会で、一部の地域を解除すれば、
新たな人の動きを生じさせるおそれがあるとして、
引き続き、全国を対象とする宣言の延長を求める方針を決めました。
山口県の村岡嗣政知事は「緊急事態宣言が延びると、県民の気持ちが弱る。
ゴールが見える形でないとつらい」と訴えましたが、延長に決まりました。
政府はこの全国知事会の意見を参考に、5月5日に延長か解除かを決める方針です。
延長となれば、3週間だけならと今まで頑張って来た経営者の方の気持ちが、
折れるという人もいらっしゃるでしょう。
専門家いわく、既に新型コロナ倒産は始まっていて、既に100件にのぼりますが、
新型コロナ禍による経済悪化が進めば、自殺者が急増する事が危惧さます。
北海道にある居酒屋の御主人は、3月上旬に首を吊って自殺しました。
昨年に店を改装する為に、お金を借りたばかりのところに新型コロナが襲ったのです。
これ以上もう借り入れは出来ないと言われ、行政に頼みに行っても、
助成金の話は一向に進まない。そして売り上げは、ほとんどゼロ。
御主人は、家族にもうこれ以上迷惑はかけられないと思ったのかもしれません。
これはアメリカの霊能者の方が、
ある自殺した男性の霊を霊視した時の話です。
彼は事業が失敗すると、妻と子供を残して亡くなったのですが、
死後現れた彼の霊は、残された家族に対して、2つの事をわびたと言います。
さて、ここで問題です。
自殺した男性は、残された家族に対して、
2つの事を謝りました。
その2つの事とは、何だと思います?
分かった方は、凄いです。
少し考えてみてから、先をお読みください。
自殺した男性は、残された家族に対して、
2つの事を謝りました。
それは亡くなって初めて知ったと言います。
■1つは、何の相談も無く勝手に自殺して居なくなってしまった事。
■そして、もう1つは、
素晴らしい学びの機会を、家族から奪ってしまった事。
私達は、色々な事を学ぶ為に、この世に生まれて来ました。
だから、何不自由も無く、ただ出された好きな物を食べ、見たいテレビを見て、
部屋から一歩も出ずに、100歳まで成長できたら、楽かもしれません。
でも、人間としての成長はあるのでしょうか。
人間として、この世に生まれて来た意味はあったのでしょうか?
確かに、会社が倒産して、一文無しになったら、恥ずかしいし、
食べたい物も食べられない。買いたい物も買えない。
そして世間にみっともない姿をさらしてしまうかもしれません。
しかし、そんな辛い運命の中にいるからこそ分かる、
無償の家族愛や、お金が無い苦労、貧乏な人の気持ち、貧乏の工夫、
生きていく為の工夫、節約の心、
そして、子供には、必死にあがいている父親の背中は、
その後成功しても失敗しても、きっと子供にとって大きな教育となるはずです。
新型コロナ倒産は、貴方のせいではありません。
新型コロナ倒産は、恥では無いのです。
どうか、自殺しないで下さい。
家族にもうこれ以上迷惑はかけられない。などと思ってはいけません。
その逆です。
自殺での逃げは、家族の貴重な学びのチャンスを奪ってしまうのです。
自己破産しても生きる。生活保護になっても生きる。
強い貴方も、弱い貴方も全て、妻や子供に見せてあげましょう。
そしてなによりも、貴方の学びの為にも。
事業の失敗は、貴方の終わりではありません。
もしかしたら、事業の方向性を変えた方が良いという神様からの暗示かもしれません。
こんな時、愛を基本にして考えると、思わぬ良い事が思いついたりします。
例えば、ある企業は世間にマスクが足りないとなり、
本業に見切りをついてマスクつくりを始めています。
また、お客が無くなったあるタクシー会社は、
お年寄りが外出が出来ずに困っていると聞き、買い物代行を始めました。
倒産は、終わりではありません。
もしかしたら、貴方の新たな人生の始まりかもしれません。
アメリカの第16代大統領アブラハム・リンカーンは、
1823年、友人とともにイリノイ州で雑貨店を始めたが、売上が伸びずにいた。
そんな時、共同経営者だったその友人が他界。
倒産し、膨れあがった負債約3万ドルをひとりで返済する羽目になり、
17年間で返済する様になってしまう。商売には向いていないと悟った彼は、
1840年代にようやく負債を全額返済し、選挙に8回落選したが、
1861年、9回目で見事アメリカ大統領となったのである。
自動車産業の父、ヘンリー・フォードは、
会社を立ち上げるも、5度破産。
しかし、6度目で見事成功した。
そして、1920年、映画スタジオ「Laugh-O-Gram」を作った、
ウォルト・ディズニーは、わずか2年で倒産して破産宣告となった。
もう自分では一銭も銀行から借りる事が出来なくなった彼は、
家族名義でなんとか融資を受け、再挑戦する。
ウォルト・ディズニーは後に、こう語っています。
最初の事業が失敗していなければ、ミッキーマウスは生まれていなかった。
「逆境の中で咲く花は、
どの花よりも貴重で美しい。」
END
参考:ウォルト・ディズニーの写真は、ディズニー公式ツイッターより。


