●ペット離婚。
日本では、あまりこういう考え方はしないのかもしれませんが、
もし、ペットを飼っている場合、考えてもいい事かと思います。
これはアメリカでの話です。
ある時、霊能者兼アニマルコミュニケーターの友人が離婚する事になったそうです。
その時に問題になったのが、ペットの事でした。
実は、二人が結婚する時、
奥さんには、一匹のオス猫と、一匹のゴールデンレトリーバーがいました。
そして、彼には、保護したばかりの一匹の子猫のオス猫がいました。
そんな二人が結婚すると、当然ペット達も一緒に暮らす事になりました。
御主人は独身時代から、朝のランニングを趣味していた事もあり、
毎朝ランニングの時は、ゴールデンを連れて走る様になりました。
ワンちゃんも走るのが大好きで、御主人がトレーニングウェアを着てると、
嬉しそうに彼の周りをウロウロして、外出するのを待ちわびていたそうです。
その代わり奥さんは、家で二匹の猫をとても可愛がったそうです。
奥さんが連れて来た猫は、御主人の子猫をまるで自分の弟の様に連れ歩き、
いつも一緒に遊んだり、じゃれ合ったといいます。
そんな日々が3年ほど続いたのですが、
二人は協議離婚する事になったのでした。
普通なら、ここで、
奥さんは、結婚前に連れて来たオス猫とゴールデンを連れていき、
御主人は子猫だったオス猫を連れて離婚となるところでしょう。
しかし、以前から相談を受けていた霊能者(兼アニマルコミュニケーター)の方が、
二人に、こんな提案をしたのです。
「二人が別れるのは、仕方が無いにしても、
ペット達には、何の罪もありません。
いきなり居なくなると、彼らにストレスがかかるので、
一回別居して、そのすぐ3日後にまた全員で会い。
また別居して、5日後に会い、
徐々に別れるという風にしてあげてはどうですか?」
それともう一つ、
「ペット達に、パパとママのどちらの方についていくか選ばせてあげてはどうですか。
彼らにとっては、パパもママも愛しています。
でも、別れるなら、せめて、どちらかを選ばせてあげてはどうでしょう。
これからの人生、子供(ペット)に親を選ばせてあげるのです。」
霊能者いわく、
以前、旦那が大好きだった犬が、離婚で離され奥さんと暮らす様になったそうですが、
その後元気がなくなり、衰弱していったという事があったそうです。
だから、離婚の時は、子供(ペット)に親を選ばせてあげる事を勧めているそうです。
さっそく霊能者がペット達と話すと、
ゴールデンはご主人と暮らしたいと言ったそうです。
そして、二匹の猫は、いつまでも離れたく無いし、ママがいいと言ったそうです。
こうして、離婚した二人ですが、
奥さんは二匹の仲良し猫を連れて、
御主人はゴルーデンを連れて、それぞれ違う道に進む事になったそうです。
今でも、奥さんの所では、
二匹で仲良く遊んでいるそうです。
本当の兄弟の様に・・・
END