●最後の切り札を持っている人。

 

 


世の中、何が起きるか分かりません。

 

 

ある日突然、リストラなどで会社を首になったり、退学になったり、

 

ある日突然、ガンが見つかって余命を宣告されたり、

 

ある日突然、恋人に振られたり、離婚で死にたくなったり、

 

ある日突然、災難に遭って財産を失ったりします。

 

 

 


そんな時、神様に祈っても、占い師に占ってもらっても、

 

 

良い結果が得られなくて、絶望感だけが漂ってしまうという事もあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

半年前に離婚したという北海道の女性を占った時でした。

 

 

まだ30代での離婚でしたが、病気で子宮摘出をされていて、

 

 

彼は口に出しては言わなかったそうですが、

 

 

子供が産めない体というのも離婚の一因だったようです。

 

 

 

 


どう占ってみても、これからは悪いしか出ませんでした。

 

 

そうは言えませんから、私も困ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

そこで、彼女の家庭の事情を詳しく聞くと、

 

 

彼女が中学生の時、

 

 

お姉さんが病気で亡くなっているというのが分かりました。

 

 

それを聞いた私は彼女に、

 

 

「貴方には、起死回生の最後の切り札がありますが、

 

 使ってみますか?」

 

 

彼女は藁をもつかむ思いで、「はい。」と言いました。

 

 


家に仏壇があれば、仏壇で亡きお姉さんの名前を言って供養するのですが、

 

 

彼女の家には仏壇が無いとの事でした。

 

 

そこで、タンスの上か棚の一部を空けて、そこに亡きお姉さんの写真を置き、

 

 

幸運が訪れるまで、その写真の前に毎朝お水と、お線香を1本焚き、

 

 

そして時々、お姉さんの好きだった物を供えて手を合わせてください。

 

(好きな物が分からない場合、貴方が好きな物がお姉さんも好きだったりしますから、

 貴方が食べる前に、写真の前に供えて、5分たったら貴方が食べる。

 もし、小さい頃に亡くなっている場合は、ミルクやお菓子など、

 その年頃に好きだろう物を供えます。)

 

 

今までまったく供養などしたことが無い場合、やや時間がかかる事はありますが、

 

 

彼女の場合、それから2年後の事でした。

 

 

一枚の手紙が来て、

 

 

彼女が山梨県の男性と結婚した事がわかりました。

 

 

その結婚した彼には、小学生の男の子がいて、

 

 

現在子育てやお弁当作りに大変ですが、幸せです。とはっきり書いてありました。

 

 

 

もし、貴方に亡くなった兄弟姉妹がいたり、

 

 

亡くなった水子や降ろされた水子がいるか、一度ご両親に聞いてみてください。

 

 

もし、いれば、その亡き人は、貴方の最後の切り札になる事があります。

 

 

ちなみに、最後の切り札とは、

 

 

これで終わりという最後という意味では無く、

 

 

貴方が頑張って頑張って、やれる事をやりつくしてもダメだった時、

 

 

最後に頼れる切り札と言う事です。

 

 

名前が分かる時は、その人の名前を言って供養しますが、

 

 

名前が分からない時は、お兄ちゃん、妹などと呼びます。

 

 

また、居るか居ないか分からないという時は、

 

 

一か八かで、お兄ちゃんと弟、私の亡き兄弟姉妹、と言って供養すると、

 

 

もし居た時、最後の切り札となって幸運が巡って来るでしょう。

 

 

また、亡くなった兄弟姉妹はいないけど、仲良かった従兄弟(いとこ)や、

 

 

親戚の子がいる場合は、兄弟姉妹ほどではありませんが、

 

 

供養すると、助けてくれる事があります。

 

 

ちなみに、亡き兄弟に祈ると、仕事やお金に幸運が訪れ、

 

 

亡き姉妹に祈ると、愛、命(健康)に幸運が訪れます。

 

 

ただ、亡き兄弟に余命の事を祈ってもダメかと言うとそうでもありません。

 

 

兄弟そのものに力が無くても、他の霊を紹介しに連れてきたりしてくれますので、

 

 

助かる事もよくありますから、無駄ではありません。

 

 

 

 

 

 


兄弟姉妹を亡くされている人は、

 

 

これだけは忘れないで下さい。

 

 

 


貴方は、亡くなった兄弟姉妹の分も、今生きているのです。

 

 

ある意味、彼らの分も代表して生きているのです。

 

 

だから、いざと言う時、全身全霊で助けてくれる。

 

 


「お姉ちゃん、頑張って! 

 

 私の分もね。」

 

END