●台風で被災した車。
過去最強の台風19号で被災された方にお悔やみ申し上げます。
死者も77人も出る大災害となってしまいました。
ほとんどが水の被害でした。
洪水の被害に遭い、命は助かったという方も、
家に浸水し被害を受けた方もいらっしゃるでしょうし、
車が浸水して、使い物にならなくなってしまった方もいるでしょう。
今日はその浸水した車について書いてみたいと思います。
一般に言われているのは、
車が浸水した程度によって、被害額が違って来るという点。
■まず、車が浸水しても、助かるケースは、
水がドアの下までしか来なかったケース。
この場合、ほとんどの車は、
清掃と簡単な修理でまた運転できる様になると言われています。
■次に、車が浸水して、水がシートの下まで冠水してしまった場合。
この場合、電気系統と内装が被害を受けるので、
修理などに、30万円はかかると覚悟しないといけません。
■最後に、車が浸水して、水がシートの上以上になった場合。
こうなると、修理に出してもエンジンがダメになっていて、
修理代が150万になったりします。
そうなると、全損となり廃車となる可能性が高いです。
ちなみに、もし貴方の車が水没したら、
エンジンをかけて動くか確かめたくなるものですが、
それをしてはいけません。
エンジンをかけた瞬間、エンジン内に水が入り、
エンジンがダメになったり、感電したりする事があります。
つまり、水没したら、エンジンをかけずにJAFFなどの業者を呼びましょう。
さて、こうなると、問題は、保険に入っているかどうです。
保険とは、自動車保険ではなく、
車両保険です。(自動車保険の中の任意保険)
ちなみに、私は自動車保険に年間26000円位払っていますが、
車両保険はそれよりも1万円近く高くなるので入っていません。
普通、車両保険と聞くと、
私は事故などしないし、運転も上手いからいらないと思いがちですが、
車両保険に入るか入らないかは、そういう事では無く、
貴方が車を駐車している場所に、洪水が来るかどうかで判断しないといけません。
つまり、貴方が運転が上手くても上手くなくても、
洪水が来る所に駐車しているなら、車両保険に入った方が安全です。
(ちなみに、地震の津波にで水没した場合には、
車両保険ではダメで、車両保険+地震特約が必要です。)
でも、自分の住んでいる地域に洪水が来るかどうかは分かりませんよね。
そんな時は、ここで調べて下さい。
■わがまちハザードマップ
貴方が住んでいる場所が、危険地域なら、
車両保険に入るか、
台風が来る前に、車を安全な場所に移す事です。
最後に、こんな情報を。
残念ながら、車が水没してシートの上以上に浸水してしまい、
全損になった場合です。
最悪の場合、こんな事を言われるかもしれません。
「引き取りと廃車にするのに、1万円払ってください。」
良い場合でも、車屋さんに電話して、2万円で売ったという声を聞きます。
なんと、買ってまだ1週間の車も、ほぼ変わらないと言います。
しかし、調べてみるものですね。
ある人が、自分の愛車が水没したからといって、
たった1万円の査定では、どうしても納得いかなかったんですね。
そこで、あらゆる会社をネットで調べて、
ついに、外国へ車を輸出する会社を調べ上げ、そこに、
100万円という高額で売ったと言います。
株式会社 タウ http://www.tau.co.jp/business/damaged_car
会社いわく、日本車は海外ではとても人気があり、
水没した車でも修理して使うというのです。
しかも外国での修理代は、日本での修理代の5分の一だといいます。
他にも日本の車を輸出している会社はあると思います。
電話1本で、廃車で1万円が100万となる事もあります。
また、上ほどでも無いにしても、水没車・事故車を比較的高く買ってくれるのは、
次が廃車買取.com (https://haishakaitoru.com/pc/aseonavicar/default?_ga=2.138225776.1562295663.1571234812-1014258704.1571234812)
貴方の水没車がいくらか聞くだけでも損ではないと思います。
台風被害に遭われた方々、どうか気を落とさず、頑張ってくださいね。
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